ドブに沈んだ体くねらせて
オリガノ ペペロニ
溺れるほどに闇を浴びて
ブラックボディの
ノートパソコンを開け
キーボードに伸ばす手
を追い越し
パネルに伸びた指

夜明け前の画面に触れる指先
から泡立ち溢れる渦 
胸の傷口が割れて
大輪の洋蘭

隠 ....
悲しいと
泣いてばかりのあなたに
宇津救命丸を贈る

一粒、ほんの一粒
けつ毛絡まる肛門に
押し込んだら
直腸が直ぐに吸収して
夜は泣かなくて済むから

けつ毛のないあなたへ
宇 ....
切ないよね{ルビ愛憎=あいぞう}
秘められた絆
押さえきれない情熱

棄てられなかったお守り
今も持っている
君から貰った
まごころと共に

切ないよね{ルビ愛憎=あいぞう}
秘め ....
私たち車がひいた猫を
カラスがたべている

むらがって
黒くそめてゆく

猫がカラスになってゆく様を
車のわたしはみていた

もみじは
まっかにもえていた
すべては
音もなくは ....
家でゆっくり映画を見た後
あなたとティータイム
映画の余韻が残ったまま

あまり面白くない映画だった
恋愛の映画が好きな私

紅茶を飲み体が温まる
温かい愛が広がっていくように

 ....
見合結婚した母に聞いた
結婚した本当の理由なんてない
自分がどうなるか解らないから
冒険気分で結婚したの
解っていたら結婚しなかった

恋愛結婚した妻に聞いた
結婚した本当の理由なんてな ....
大切にしまって
鍵をかけておいた言葉が
色あせてしまった
贈らないまま
色あせてしまうものならば
贈らなくて正解だったのか
贈られないから色あせたのか
行き場のない思いがよどんで
途方 ....
僕と話した後
君はよく笑う
君と話した後
僕は仕事が進む
僕の空は真っ青で明るい
君の空も雲一つない
ふたつの空がぴったり重なりあって
より一層光と喜びを増す
君は日に日に ....
自分の名前を呼ばれた時

ハイのメロディーを奏でるでしょう

気になる彼女から呼ばれたら

思わず声が上ずってしまうでしょう

きびしい上司からだったら

トーンが下がるのは当たり ....
少しクラクラすると
おかしなこと思いつくみたい

背がすごくおっきくなって
大陸を一跨ぎする
空の星を金平糖にして食べる
地面に転がる砂金を
手いっぱいに掬って
食べてなくなった星 ....
かえろう
聴きたい音のある場所へ
好きなひとに
好きだと言える場所へ

握り締めるほど
こぼれおちていくものだから
一瞬でも触れたことを
決して忘れないように

肌をなでる
なつ ....
騒ぎだす風と雨を傘に受け

眩しさ取り戻す地上へと向かう

迷いなく抱き寄せた春の気配を僕は行く
少年を大人に変えた道は何処までも続く
愛に飢え反れた道にも花は咲く

孤独と泣いた ....
😋🍴💩👩

ピンポーン!
答えをどうぞ
「スカトロリン!」
惜しいっ
リンではなくて・・
「リンではない?」
そう、リン ....
あわせ鏡のなか千手観音 ゴキブリホイホイへ希少なカブトムシ ゴミ箱を

ひっくり返すように

逆さまにした

お気に入りのリュック


荷物を捨てて

軽くなったけれど

思い出の写真は

心に残る


どこへ行く時も

 ....
僕たちがまだずっと若くて
今よりもっとホットだった時代・・・
違うな?
ホットもっとだった時代?
違う
だっともっとホッた時代?
ホットだっともった時代?
なんじゃ、そりゃああ!!
・ ....
人の背中をみる
いろいろききたくてみる

なんにも言えないでみる
ふりむいてくれないからみる

それをみているひとがいる
不思議そうな顔でそれをみる

そんな風にだれもが
だれかの ....
       裏庭のベランダや
    玄関先の三和土にむかい
      冬将軍を気づかって
保温に専念する 晩秋のお日さま
            そして
    貧しい庭のわくらばには ....
あなたの
努力のおかげで
わたしたちは
あたたかい場所にいられる
つぎに
何を成せばいいのか
頭が痛いけれど

話しかけられたら
うれしい
緊張もするけど
でも
だからといって ....
穏やかな時に巻かれて
ゆっくりと 歩み出す

全てが 変わるとは 言えないけれども
全てが 包まれても 癒えぬ

そう 知っているからこそ
雪は 解けるのでしょうか

木漏れ ....
大事なことを 言おうとして
君をみている
半分顔をかくして
君は笑ってる
ひかりのなかで踊っている
影が踊っている

大事なことを
ひかりのなかで
思い出のようになりながら
君 ....
さよならもうここに残されたいかなるものも認識しない

目に見えるのは常に更地だった
至る所に巡らされた有刺鉄線を触るので
手のひらはいつも傷ついていた
傷が膿むなどという事は
考えつきもし ....
睨まれるねって言われんだね
パパとママが生み出したもの
悪く言うつもりないけど
正直、残念だね

その分よく笑うようになったんだけどどうかな?
君の眼から見て僕の存在はどのようにして映って ....
花火がみえるときは
いつだって一人だった

壁画を描いていた

私のみた花火は
私しかみていないのだから
私 もうずうっと前から
森の奥の大きな切り株で
寝たふりしてるの
小人のエキストラ7人も雇っちゃったの
クソまずいアップルパイ作って吐いたの

あなたをお待ちかねなの

ちょっ ....
薬を与えられ
曝し首にひとつひとつ丁寧に並べられて
菊は咲く
結ぶ露にさえ重すぎて
添え木に縛られ 立ったまま咲いている

花の高さにあなたは背伸びをして
「真夜中にも美しく咲いているの ....
コンクリートの直方体に
鉄の芯が入り
表面がガラスで覆われた
無機質で重い建造物
その林の中にいると
美しい灰色の空気によって
吐き気がする

夜になると
別の世界が顔を出す ....
夕日が沈んだ後の空に紫色の雲がさまよっている

私はぼんやりとそれを眺める

周りにはセカセカと歩く人の群れ

きっとこの人達も

あの雲のようにさまよっているに違いない

きっと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ベンノ有無谷六次元014/11/15 10:36
水路に盛り上がる鯉を見た翌朝イナエ7*14/11/15 10:16
けつ毛なき日々花形新次014/11/15 9:43
秘められた渡辺亘2*14/11/15 9:21
転生朧月214/11/15 8:41
ティータイム夏川ゆう214/11/15 7:10
理由なきハンコイオン5+*14/11/15 7:07
色あせる言葉森川美咲4+*14/11/15 6:42
葉leaf014/11/15 5:12
ハイッのメロディー佐白光1*14/11/15 0:26
目眩の夢瑞海2*14/11/14 23:21
「いだく」小夜114/11/14 23:07
線上3*14/11/14 22:09
クイズ スカトロチャンス花形新次014/11/14 21:18
あわせ鏡のなか千手観音北大路京介314/11/14 21:11
ゴキブリホイホイへ希少なカブトムシ214/11/14 21:10
頂上ミナト螢014/11/14 21:09
けつ毛のない川花形新次014/11/14 20:49
連鎖朧月2+14/11/14 20:09
にがいしわぶき信天翁114/11/14 19:39
棲み家はなもとあお4+14/11/14 18:20
生きるのです藤鈴呼1*14/11/14 10:54
カップルはるな2+14/11/14 5:35
更地にかえす塩崎みあき4+*14/11/14 3:24
Eyes北橋勇輝014/11/14 1:24
壁画佐藤伊織1+*14/11/14 1:08
お待ちかね瑞海4+*14/11/14 0:37
詩花島中 充5*14/11/13 23:21
都会凍月9*14/11/13 23:16
寂寥ドラ鼠014/11/13 22:49

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