ジジイにババアが
すり寄って
端から見ると
何の生産性もない
ただただ凄惨な光景が
青酸化合物が加わっただけで
意外や意外
パッと明るくなるから
不思議だ
これが、わたしにとっては、この世の中でいちばん美しくって、いちばんかなしい景色です。1962年11月27日岩波書店初版本「星の王子様」130ベージの景色に似ているけど、すこし違います。


 ....
共喰いをはじめて湖は ささくれた夏を線香花火で終わらせよう もう会えない手を振り続けている 今日も雨です今日の雨です

ありがとう

今日も雨です今日の雨です

傘に隠して

貴方は登ったこの石段

視野を掠めた紫草に

重ね合わせる想いの


道端に滲む

 ....
この地球型惑星の海は
一つにつながっているんだって
それならさみしくなんてないはずなのに
単位がワタシになった途端
サミシイになるらしい

雨音がするから今日は
布団から出ないことにして ....
白昼夢



箒の音



机で眠る



チャイムが鳴る







床に油を引いて



学期を終える



染 ....
どんな苦しみにも終わりは来る
だから希望を忘れないようにしよう
幸せを呼び寄せる力は
人間の内側に具わっている
夜の後に必ず朝が来るように
冬の後に必ず春が来るように
それは自然の摂理なん ....
名前のない花を見ている

水をやってはならない
理もなく咲いた花だから

だからこそ

萎れてゆくのを見届ける
膝を抱えて

一角獣が隣で寝そべる

せめて
泣けたらいいのに
殺風景がいけないと思ったし
気前も良くなくてはとも考えて
整えたテーブルは他人事でしかなく
はじまってからも居心地が

佳しとはいえないパーティーを何時に
切り上げたら客人たちの気分を損ね ....
とても遠くでほほ笑んでいる
理由を知りたかった
どうしてそんなに遠くで
光りばかりをくださるのですかと

こたえずにあなたはでも
まだ、ほほ笑んでくれている
浮いてます
浮いてます

空高く憂いてます
ああこの命はどこにでもある藻屑なのだと

浮いてます
浮いてます

空高く泣いてます
ああこの夢は誰もが抱く幻想なのだと

浮いてま ....
街が饒舌な無意味で錯乱しているように
天使たちの尻尾がつかまらないままに浮遊している

あり得ないものを対比することに慣れてしまわないように
日々を煮詰めて抽出する

自分の組み立ての順序 ....
ゆるんでいるネジを
きゅるきゅるとしめる

ほうっておくとなにかが
ぽたぽたとこぼれるから

やさしいと感じて
甘くなったネジは
そろそろとゆるんで
安易に吐露する

吐き出した ....
取り忘れたのだろう
束ねられた
豊かであった髪を
解体しながら
(舞踏会は終わったわ)
ていねいに
抜き取ったつもりでも
女の指から
逃げおおせた
小さな
黒いそれが

おそら ....
上手になりたいわけじゃない
練習なんかしたりしない

だけど、
いいわけしなきゃ
守れない暮らしがある

逃れる
技術のなさが
致命傷になることもある



上手にな ....
人の心が見えたとき
私は生きていけると思った

マシンは唸る
力強く

終わりにゆこう
いや始めに行こう
高揚する心の訴えを聞いて
今まで我慢してきたことは
何かの成果をむすぶだろ ....
よく通う小松座の前で
あの子が煙草を吸った
白い息を溜め込んで
何か言いたげな顔をした

適当に並べられた蕾を見て
どれが冬に咲く花か分かるか

マフラーに顔を少しだけ埋めて
かじか ....
すぐに壊れてしまう街をつみあげて
あたらしい街を構えるが
それもまたすぐに壊れてしまう
人のいないすがすがしい街が好きだから仕方ない

罪のない言葉で誘ったので
言葉は罪だらけになって ....
右手を動かして
左手を動かして
心を動かさない
息をしている
つめたい夜だ

わたしがいて
あなたがいない
壁のない部屋で
月はかたまる
つめたい夜だ

身体を横たえて
 ....
なんども息を吹きかけて。熱いチキンドリア。周縁からスプーンで崩しながら口に運んでゆく。お水とって。コップに水、を注ぐ。水、を飲む。また、なんども息を。冷めるまで。そのくり返し。飲食、するあなた。その体 .... 手を伸ばすのも

掴んだ後に離すのも

全部全部自由だ

声を出すのも

涙を流すのも

あなたの好きな歌を

私はまだ覚えている

もう自分を傷つけないでと

震える ....
甘いもの
辛いもの
を選ぶときは
どっちを選んでみても
お金を払わなきゃっておもわねーよ

羽根があったら
飛ぶのにな
足があったら
行くのにな

もう寒がり方もわかんない鳥 ....
何処なんて場所はねーんだ
さみしーなんて言葉なんて
アンテナ立てて鼻かんで
みんなその荒野にぶちまければいーんだ

十九日二十日前
骨散らばって腐れの影もねえ
誰かの影が
視界の端 ....
青臭い茎を裂いて
心地良さげに破綻の痛みを噛み潰す
細道だらけの旅が古着のように似合っていた
友よ 
ただただ蠱惑な蛤の歌声が
あの括れた坂道から
忘れ物の顏でそぞろ出でる
ああ無明のチ ....
悲しくてしかたなかった

どうしたらいいのか分からなかった

だからひとに電話した

悲しみを伝播させただけだった

この悲しみを詩にしてみようかと思った

でも悲しみの伝播を無責 ....
こいつ働かないで
昼のひなかから
詩の投稿サイトに
自称詩なんか投稿しやがって
とお嘆きの皆様方
朗報です!
この度当社では
10年の歳月を費やし
遂に、働かない者判定器
その名も「 ....
戸口出て
パリンと晴れて12月
グリルの中の
魚のように
何度も
何度も
裏返され
生焼けのまま 
今夜も
薄明かりの下を
彷徨う
行けど
行けど
見つからない
百目の案山子が
跳んで追いついてくる
ぬか ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夫に青酸化合物を飲ませる花形新次014/11/20 21:01
海と星 阿ト理恵17*14/11/20 20:23
共喰いをはじめて湖は北大路京介114/11/20 20:15
ささくれた夏を線香花火で終わらせよう614/11/20 20:15
もう会えない手を振り続けている214/11/20 20:15
今日も雨です2*14/11/20 19:45
海と星/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ6*14/11/20 18:57
Such a perfect day.madyaw...2*14/11/20 18:15
渡辺亘114/11/20 17:16
名前のない花やまうちあつ...1*14/11/20 15:35
水曜日もっぷ414/11/20 15:05
光り314/11/20 15:03
浮遊這 いずる0*14/11/20 12:45
リゾット梅昆布茶12+*14/11/20 11:43
ネジまき朧月114/11/20 11:27
Uピンそらの珊瑚16*14/11/20 10:59
いいわけ千波 一也514/11/20 10:07
最初と最後に杉原詠二(黒...114/11/20 9:01
映画北橋勇輝314/11/20 7:30
右目はるな3+14/11/20 4:13
月がかたまる314/11/20 4:07
海と星sample5*14/11/20 3:30
僕らはときたまこ214/11/20 0:32
どれをえらんでも竜門勇気114/11/19 23:47
とばされろ114/11/19 23:28
鬼映ただのみきや18+*14/11/19 23:15
悲しみ吉岡ペペロ614/11/19 21:40
働かない者から10倍の税金を取る花形新次014/11/19 20:31
冬が来る瀬崎 虎彦114/11/19 20:20
入り口Lucy15*14/11/19 19:01

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