二つの都市
二つの身体
帆船は消え去り
影が残る
壁だけが
いつまでも熱い


切っても切っても
生えてくる爪の羽
ぬくもりの終わり
雨の終わり
寒さの培養 ....
涙ひとつ見せずに

歩いて来た

あなたの強さを

誇りに思えば


置いて行かないで

なんて言えなくて

握り締めた手は

まだ温かい


閉じ ....
始まりも終わりも無い
延々と続く円環の
その遍路の道すがら
ヒト欠片の奇跡を得ても
朝になればまた
別の風が吹いている

夜は一晩のうちに
孵化を繰り返し
星を産み出す役目を終え ....
{引用=
(出口)

十月十日の間
ヒトの腹の中だった
鼓動が高鳴る真夜中過ぎに潮は満ち
溢れ出した僕の
金星と地球を携えた血濡れの姿に
母は泣いたという
その音を最初に聞いたの ....
懐かしい思い出を泳いでいる時
ときどき熱がでる

はっとして目を覚ます
喉が渇いてるのがわかる

君が僕に近づいてくる
そしてそっと触れてくれる

赤くなった僕のほっぺを
君はみょ ....
たくさんのことを学んだり、難しいことを理解することは何のために必要なのか。高い能力や豊富な知識はこの世に何のために存在するのか。その理由は、はっきりしている。
それは、1人の百歩のために存在するので ....
行間に滲む主人公の涙が
雨音と重なり
過去を洗い流すカタルシス
だけど僕の指先は動かない
流れてほしくない涙もある

活字が捉えて離さない
涙腺に訴え
琴線に響く
人はそれを感動 ....
ヤケドしそうな体温も全部私が選んだ君 目を凝らせば深い夜の底 プライドを壊した金から税金がひかれる どっちにしたって
大罪
嫉妬だなんて笑わされる
ああ
小さい 小さい!
空から雫が降ってくる
そんな日がすきだ
同じものがからだのなかにある

こわれた玩具の痛みをしらない街に棲む
風に翻って反転する記憶の陰翳を編む

この電話も壊れてるんだ
だから意味を ....
そんなに多くではありませんが
本に囲まれていさえすれば
わたしは幸せでした
読む本がそこにあるというだけで
わたしは穏やかな気分になれました
それ以上の何も望むものはないと
わたしは少 ....
というわけでわたしは最近
今までにない集中力と戦力をあわせ持ち
真面目なうんこを辞めて
柔軟なうんことして
戦うことを
ここに誓います。
大教室は後ろのドアから入ってなるべく前から見えなさそうな席を確保した睡眠時間は大切にねって学生時代の話書こうとして過去形でしか書けないのはなぜだろうか現在進行形が入り込めなかった思い出に鍵かけられた
 ....
期日前投票が許されてんなら
期日後投票だって許されんだろ
と役所に今から行くって
電話したら、病院の電話番号を
教えてくれた
さすが行政サービス行き届いているねえ💃

仕 ....
コカ・コーラの缶とペプシ・コーラの缶が

深夜

ゴミ箱の底で睦言を交わしている

互いの肌の色を褒めそやし

互いのバーコードの形を讃え

標準化されることのない個別の愛 ....
雲ひとつない夕闇にこだまする

いくらもないたったひとつの夢なのに

悲しかったのはなぜだったのか

砦になりたいと思ったのはなぜだったのか


相殺されるような気がしたから

 ....
頭では 理解している つもりでも
心では 理解できていない よしなしごと

あなたの 言う事が
大変非常に至極最も最高最上級ですと
何が何だか分からない程の賛辞を重ねれば
あっと言 ....
貴方の皮膚を通して
内臓の間から
みえてくる
景色がある

物語のある景色が溢れ出す

その景色を
私は綺麗だと思う

貴方でさえきずいていない
太古の景色だったり
コタツの中 ....
一人暮らしの私の家に
奇妙な動物が紛れ込んできた
害はなさそうなので
飼うことにした
白くて丸くて
わりと愛嬌がある
たてがみは赤く
瞳はつぶら
私は日中この動物を
なでて
だきあ ....
触れるたびに焼けていく
純な雨が焼ける雨が
焦がしていく

生きて、生きて
柔らかな気持ちをぱりぱりに
それはきっと苦しみに満ちたもの

心の奥底に触れる手は焼け焦げ
神経は崩れ落ち ....
晴れない思考
陽射しの強いあちら側
古新聞を朝あさり
塀をよじ登る
他の景色を見ようとして

#あいうえお作文詩
昇進の日に丸いものを食べてはいけない。あるいは、昇進の日には誰にも挨拶してはいけない。私が通勤していると、電車の中で誰かが「昇進」と呟いた。するとその呟きはたちまちに感染していき、通勤電車 .... {引用=
八雲から落ちてくる
天粒を集めて
もう一度そのか弱い胸に
小さな灯が点れば
ワダツミへの道は開く

ココロの消えた後にも
美しいタマシヒは残るから

(Wa

古い名 ....
学校で
話しちゃダメよ
うちでどんな
新聞とってるかなんて

話しちゃダメよ
お父さんとお母さんが
どこの党に投票したかなんて

どうしてお母さん
戦争は人が殺されるから
反対っ ....
春を待つサフィニアに水をやりながら鼻歌を歌う君がカスミソウに見えたので
僕はささやかな幸せが壊れないように
そっと玄関のドアを開けた

哀しく広がる空と冷たい空気は
春を迎える頃
君たちを ....
誰かを責めることは
何かを為すことではないと
知っていながら
思っていながら
それでも
こんなにも難しい
ここでは
わたしには

まだらの夜に一声
鳥が鳴いた
かじかんだ足が
 ....
もっと上手く生きられたら

傘も飛ばされずに済んで
水溜りも避けて通れた

気づかないふりをして
痛みに触れてみても

生温かいものがあるだけ
きっともう動かない

ねえ、用意は ....
噛んだらだめだと思いながら読むことを 朗読という


噛んだら謝る ごめんなさいと



謝るために読んでいる


謝りたいから    



噛んで ごめんなさいと

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
光の両岸木立 悟314/12/17 9:34
ラストシーンミナト螢114/12/17 8:26
Pressed Flower衣 ミコ3*14/12/17 6:14
New world1*14/12/17 5:07
微熱ときたまこ114/12/17 1:32
パラサイ人の手紙七尾きよし214/12/17 1:16
ラストシーンkeigo2*14/12/16 23:30
ヤケドしそうな体温も全部私が選んだ君北大路京介714/12/16 23:16
目を凝らせば深い夜の底214/12/16 23:16
プライドを壊した金から税金がひかれる214/12/16 23:16
うつわ中原純乃3*14/12/16 22:49
モノローグ梅昆布茶1114/12/16 22:37
それ以上の何を南無一314/12/16 21:40
真面目なうんこがぱ5*14/12/16 19:10
後ろの席でくしゃみする/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ6*14/12/16 19:06
期日後投票花形新次2*14/12/16 16:26
コーラ青井314/12/16 15:03
たったひとつの夢吉岡ペペロ514/12/16 12:42
からかいの予測藤鈴呼0*14/12/16 11:06
貴方の景色そよ風214/12/16 7:41
ぽけもんやまうちあつ...4*14/12/16 7:20
焦がし雨這 いずる014/12/16 5:57
ゲットー[group]114/12/16 5:52
昇進葉leaf514/12/16 4:10
羽織衣 ミコ414/12/16 3:28
ハナシチャダメヨフユナ5*14/12/16 0:47
keigo2*14/12/16 0:35
責難フユナ3*14/12/16 0:12
少女だったものときたまこ414/12/15 23:59
朗読求愛星団 高...114/12/15 23:54

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