だれ だろーな だれ だろーな あなたは いったい だれ だろーな
あとらんてす むー れむりあ みすてりあす こだい じーん
あなたを おもう こころが いたくて おもくて
ききゅう ....
{引用=
すけるほどにうすい、
絹のような繊維の束が、
みずうみのそこでゆれている、
身体の発育と、
精神の成熟のことなる、
理念で圧縮されたじかんの、
それらが ....
昨日空にひいた線を
ずうっとたどってゆくと着ける場所へ
ゆくのが夢なんだと思うようにしている
夢がないといけない気がするから
現実はさむい冬のままで
つかんでいなかったあなたの手が
....
(星との約束通りに秒針をへし折って、
文字盤から数字を攫った)
(曲線は人の奇跡だよ)
13番目の椅子の心地は
座った者にしか知らされない
私が歌うもの
消えてゆくもの
....
あまい針を舐めながら あなたは
世界の骨に温かな肉がともされるのを見ていた
だれかがあなたの内側に積もった雪を道の傍に退ける
そしてもう一人のだれかがその雪をさらに傍に退 ....
星 ひとつない夜空の下で
ピース一本肺にいれると
頭がクラクラ
幻想につつまれ
ウィスキーをグイッと
自分のなかに
人の慟哭がきこえてくる
彼を探そうと
ピースをもう一本
手に取 ....
女の人の持っている鞄が気になってしょうがなかった
遠くへ行けば行くほど 鞄を欲しがる様になっていった
ピンクのショルダー
黒のハードな合成革に金の鎖のアクセントの物
軽量ダウン地のブ ....
素通しの硝子窓に手をあてる
冷たさが指先から染みてくる
色合いのない平板な曇り空に
送電線がいびつな罫線を引く
息せき切って駅へと歩む人々
何か買いたい物でもあるの ....
妻からの要求は
日毎に勢いを増していますが
フェラを引き換え条件に
拒否しています
食事の支度をしないなどの
追加制裁措置を匂わせ
更なる圧力をかけてきますが
わたしは絶対に負けません
....
明日がすぐそこまで来ている
ので
逃げるために意味を吐きだした
4種類の喧騒がもやもや迫ってくる
どうせならサラッと
綺麗な挨拶で
ポップスを口ずさむように
Bye for now!
いやあ
執念深いお前のことだから
夜のしじまにそろっとやってきて
お化けみたいに
また ....
あなたの中を流れやまない
液化した鋼鉄の重さと鋭さが
かつて組織の微細な織り目をうまく満たせなかった
あなたは組織の糸を切ったり駄目にしてしまったり
組織の織り目の綾に鋼鉄の流れを ....
体が動きません
息が少ししか出来ません
瀕死です
妻に毒を盛られました
してやられました
瀕死です
今日の晩御飯の味噌汁に
入っていたみたいです
妻はなめこ嫌いなので
....
ひとのために
じぶんのために、
誰かとともに。
着床にも降りる雪の塩梅があるだろうか、ぼくから共有を剥いだ残りがぼくだとして、小さく息を潜めていたよフェミニン、ぼくは遺伝子と膝を交えて話したい、欠陥を謝りたい、のべつ幕なしか押し黙るのか日本語では表 ....
なにかを間違えているような気がして
ふいに立ち止まって振り返ったが
もちろん答えなど落ちていない
ただなんとなく
なにかを間違えているんだという気配が
点々と足跡のよ ....
深夜の寝覚め
小便もしたくないのにどうしたのだろう
開いた瞼の上に
電球色に落とした蛍光灯が温かい
冷蔵庫が時々なる以外は
とても満ち足りた静けさだ
隣を見る
そうか、あいつはも ....
例年にない大雪で
なれない除雪に悩む市民をよそに
ひたすらアパートの除雪に精を出す
あいつ
――大丈夫 おれ 雪国育ちだから
観測史上初を連日更新する中
近所の家々をまわり除雪 ....
冬のカフェテラスに
会話はいらない
氷点下2℃
熱い珈琲と外套
そして
通りの向こうを
足早に去っていく
女たち
俺は
凍りついた椅子に
深く身を沈め
女たちのおっぱ ....
言葉にするんじゃなかった
自分の感じたことを 苦心して
やっと言葉にして発したのに
誤解され 非難され さんざんな目にあった
こころの思いというものを
言葉などで表現しきれるわけはないの ....
「ねえ、このお菓子すごいよ
香料、着色料、保存料不使用だって
やればできるんだ」
「そう、いいわね
どうせアタシは香料使ってるし
化粧で着色料使用だし
サプリメントで保存料も使用 ....
ひかりが鉄柵をすべりぬけ
あなたの膝を白くよごした
煤けた骸だけがあるく目抜通り、
彼らのうたう寧ろふくよかな夜想曲に
暫し立ち止まったのだろうか、あなたも
....
思い出すのはあの川沿いの桜たちの笑顔です。
ノイズ混じりの優しい歌。
いつかこの温もりを言葉にすることができたらなと思う。
空は透明に凍てついて
硝子を散りばめ蓋をする
僕らの眼はそれを見ている
凍てつき彩られいく様を
そうして
僕らは手を伸ばす
誰かは高い所まで行って
寒くて寒くて凍えるけど
でも誰かの大 ....
すべてを知りたいと
思うところから
なにかが終わりながら
なにかが始まる
夕陽が沈む
半袖にも
長袖にも
橙色を映して
前を歩く人の
トートバッグも
紙袋も
橙色に染めて
....
マンガのウンコって
とぐろを巻いているでしょう
あたしにも出来るかなって
毎日お尻でのの字を書いてみるんだけれど
ちっとも出来ないの
あたしのウンコ、ちょっと
硬めだからかな?
ストレー ....
ストーブはスチームを出し水が必要
飲み水を分け与える
まるで何かを育てているようだ
ストーブの火力に
寄りかかった布団がやられた
焼け焦げた端っこ
エネルギーが強く走っている
暖 ....
友といさかい冷えた心で乗った電車
開いたドアからはいりこんだ冬の風が
通り抜けていく
二・三歳の男の子を連れた若い女が
隣にすわり 子を膝に乗せる
子の足がずれて
座席のあかいビロ ....
普通列車
快速でもなく 特急でもない
各駅に何事もなく 線路を走る
普通に生きる
自然に 当たり前に過ぎて行く時間の経過が
何とありがたいことだろう
普通に生きている感 ....
私が生まれ育った街
あなたは知らない
距離的には離れていないけれど
全く違った雰囲気を持つ街
緑が多い街お洒落な街
あなたにも知ってもらいたい
私の好きな場所一緒に歩きたい
....
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