赤い いや 赤というよりも
ただただ光あるのみというような
西に隠れてしまった太陽の
最後の恵みを一身に受けて周囲に放つ
一筋の雲が地平線にて輝く

その選ばれたかのような雲に
光は吸い ....
手をつなぎ心をつないだ僕達は
どんなに遠く離れていても
互いがどこにいるかがわかる
離れていても繋がっているから

どこまでも歩き数え切れないほど迷い
行き場を失っても君が繋がりを
引っ ....
イブの夜
イエスが店にやってきた
長らく預けたままだった
聖骸布を引き取りに
「お客様、すみません
 こちらについたお顔の跡は
 どうしても洗い落とすことが
 できませんでした…」
イ ....
ぼくの内には 一匹の魔物が 棲んでいる。

人間という 魔物だ。

鮨が食べたいと 言う。

ビールが飲みたいと 叫ぶ。

女と寝たいと 怒鳴る。

一匹の 人間という魔物が、 ....
本当に疲れてて
疲れたと言うのも
疲れすぎて出来ない

それでも
貼り付いた笑顔は
空々しく
口角を上げている

本当は逃げちゃいけないのに
何とかして口実を見つけ
前を向くのを ....
働かない
勉強しない
あれ、こいつ
五体満足なのに
何やって
生活してんのかな?と
周囲から不思議がられ
ある日突然
三面記事を賑わせる
そんなアイツに
正月なんか関係ない

 ....
夜明けのスキャット

青く黒い高速道路

光なんて勝手に来る

だから悲しいのよ

愛しあうそのときに


この世はとまるの

時のない世界に

ふたりはゆくのよ

 ....
あせび、
ひすいえんで はじめて知った木

石段と コバルトヒスイと 梅の木と
お茶室と ラカンマキと 五葉松

色んな主人公に 囲まれても
自らを 主張する 

美しい名の ....
干からびて漢方の様になったみみずに悶える恋ね犬 また たびに出る猫と共に吠えろ 生命を吠えろ そう願わずにはいられない愛犬の死を受け入れた去年 居ると思うよ
だけれど
地球人に会いに来るとは思えない

光速を超える速度は出せない
色々なアイデアはあるけれど
進化の極みに達した生物が
わざわざ殺戮と破壊を好む人類(一部だけれど)を ....
In short I might leave that that be that or not be that) I might try to gather forgotten parts of br .... 真実の羽根と心臓を
黄金の天秤にかけよう
注意深く慎重に
心臓の方が重ければ
沢山人が死ぬ事になるから

ここは
葦の野が広がる東の島国
金星の守護のもと
冥界の王が支配する
 ....
初恋はうすべにいろにて
遠く遠くにおもうもの
昇華していとしい記憶となり

そして母になる
夕暮れのしらべ
2011.1.31.

誰かから何かから追いかけられているのか
それとも追いかけているのか
もしも完璧に無心だとしたら 無心伝心をお願いしたい

孤独に見えるランナーよ
時々 しかめっ面 ....
大切だから

さくらがいる

彩りがいる

変化球が足りない

しがらみが見える

粉雪がまう

さくらがまう

底辺だから


邪悪なふきだまり

夢をたべて赤 ....
ああ生きてるのってしんどいな

とは思えていないのにそうなるのではないかと怯えていた

風邪をひき神経まで病めばそう思ってしまうのではないか

薬の量がふえていた

ただこの病は死にた ....
オリジナリティを追求し
個性で勝負してきたつもり
でも自分は何と勝負してきたのだ
勝った気も負けた気もしないのだ

オセジナリティ
オナジナリティ
ナリたいものにナレていないのは
ナリ ....
冷たく発光する電球に
逆子の妖精が閉じ込められている
きみは彼の為に
指で十字の影絵を作って歌っている

暗闇には獣が潜んでいるからと
避ける人の本能が
彼を世界から追放したんだね
 ....
「さっきとっても素敵なものを見たんだ。」
一番最初に伝えたいのは、誰ですか。

その時選ばれる人になれたから、
この関係に名前はいらないと思った。
恋バナに枯葉剤をまいている 初空の次空の青にひっかかる
白き月ならカメラに収めた

大晦日の仕事納めから飲んで
食った元日は午後二時まで寝
ていて一年の始まりを台無し
にしてしまったけれど日付が
変わる一時間前には ....
散らばってしまった水滴を
必死に集めようとした
テーブルクロスの上
倒れたグラス

触れた水滴は拾えなかった
じわりじわり
テーブルクロスが水滴を吸い込んだ
青白い結末

散乱する ....
箱に投げ入れられた。
白銅と青銅とに当たったから、鈍い音を立ててしまった。

不時着。箱の向こうに。
お神楽の鈴祓いが聞こえる。

人混みで到底、届いたものではなかった。
僕のランクだと ....
キスは天から落ちてくる
私は背が低いから

ふたりきりのエレベーターで 不意に

人気のない路地で こつんと

唇に当たる 金平糖

あなたはあたりを見回して
さっと唇で雨を降らす ....
国営放送のインタビューで
もし街でチンピラに絡まれたときに
どうするかと聞かれたから
ケンカなんてのは
所詮殺意が強い方が勝つのだと
レクター博士が教えてくれた通りなので
絡まれる前に
 ....
ぼこぼこぼこ…泡の沸き立つ
黒い温泉に浸かる人々は
防水テレビの中を走る
箱根駅伝のランナー達に、目を細める

正月休みのひと時に
白いタオルを頭にのせて
自らの今年一年に、重ねるように ....
もうよくわからない
深い眠りは奪われるだけ
左手ですくった液体
右手に移す間
数人が撃たれた
心臓の鼓動に別状はありません
血液は赤いまま流れています
車の走る電子音
赤いまま流れてい ....
信心深く生きるために区切りというのはどうしても必要らしい
まっとうな人生を歩み悪路へと道を踏み外していかないように
平凡に思えて価値を見失いがちな日常に対する審美眼の濁りを洗い流すために
平穏無 ....
アルマジロ
まるまじろ
自己防衛本能過多
固まることでしか身を守れない

石ころのように丸まって
全てが終わる時を待つ
どんなに辛いことだって
いつか終わると信じてる

アルマジロ ....
一杯のお茶と読みさしの本と
夫と娘の寝息と膝のうえの一匹の猫
それが私には相応なものなのだと
私は知っていたしまた満足もしておりました
そんなとき
それは私の額に堕ちてきたのです

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
地平線上のある出来事小川麻由美7*15/1/4 19:38
リンクリィ1*15/1/4 19:27
クリーニングのクリスマスやまうちあつ...215/1/4 19:25
魔 物南無一215/1/4 18:50
混迷文字綴り屋 ...1*15/1/4 18:47
突然正月なアイツ花形新次115/1/4 18:16
夜明けのスキャット吉岡ペペロ215/1/4 16:45
馬酔木の咲く頃藤鈴呼015/1/4 15:04
あけましてふわふわ3*15/1/4 14:01
宇宙人ドクダミ五十...315/1/4 12:51
Shutter片野晃司3*15/1/4 12:38
死の陰府衣 ミコ315/1/4 11:47
初恋はうすべにいろにてふわふわ115/1/4 11:41
ハイ!ランナーズハイ!余韻115/1/4 10:04
曇天の天使吉岡ペペロ215/1/4 9:39
会いたい215/1/4 9:29
オヤジナリティイオン3*15/1/4 8:44
Illumination衣 ミコ315/1/4 3:12
名前一酸化炭素115/1/4 1:18
恋バナに枯葉剤をまいている北大路京介615/1/4 0:49
初空のゆめ/即興ゴルコンダ(仮)時間外.1こうだたけみ5*15/1/3 22:27
右手小日向 ココ115/1/3 22:24
ご縁玉とよよん5*15/1/3 22:10
スキのアメ1*15/1/3 22:08
チンピラ花形新次015/1/3 20:59
露天風呂  服部 剛315/1/3 20:43
年末年始サトウ コウ...015/1/3 20:25
初空のゆめ木屋 亞万1*15/1/3 19:14
アルマジロたいら115/1/3 18:50
Another Kiss佐々宝砂8*15/1/3 18:04

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