やめたやめた生きることをやめた
やめたやめた死ぬことをやめた
やめたやめた考えることをやめた
そうだ死にながら生きて行こう
何も考えずただそこに居続けよう
人殺しの夜に
天使が降ってくる





(141204)
奇天烈な手つきで
狐憑き 月のツノ触る

淡い{ルビ間=あわい}の 睦言夜ごと
{ルビ霊=たま}の緒からめて 落ち戯れて

指きり含んだ口の中
だんご捏ね 味見

うめ 咲くな
さ ....
にくまれっこ
にくまれっこ
にくまれっこがひとり

にくまれっこ
にくまれっこ
みんなにきらわれてた

にくまれっこ
にくまれっこ
いつもさびしくて

にくまれっこ
にくまれ ....
ひつじの形の雲が
めえ めえ
山の上から降りてくる

ひつじの形の雲が
めえ めえ
高いタワーを取り囲んで

ひつじの形の雲が
めえ めえ
それをむしゃむしゃ食べはじめる

め ....
緑色の雨が降りしきる
世界が寝静まる夜更け

聞こえない雨音の
ひどく透明な反響

苔はひたひたと眠る
緑色の雨に抱かれて
眠れない誰かさんの代わりに

私はハーブティーを淹れ
 ....
妻の顔を見ながら
セックスしたのは
もう20年も前のことだ
デブになって
(正確にはデブに戻って)
からはずっと
顔を見ていない
妻が上になるのは
疲れるから嫌だと言う

「顔が見 ....
『燃えよドラゴンズ』を巨人の選手に替えて唄っている 落ちてくる雪にパンチしながら歩いている セックスはいいからキスがしたい燃えるようなやつ


殺したいぶっ壊したい
と同時に大切にしたいつまり














チキンだと糾 ....
学校から帰ってきた息子が
窓際で何かしている
覗いてみると、濡れたつまようじを網戸の目に刺し水の膜を張らせている
何してるの?と聞いたら
テトリスみたいと言った
ゴミも取れると。
なんてた ....
はじまりのまりを蹴りました。誰も傷つかないよう、わたしがきみをよびよせるたび、わたしは嘘つきになって、きみがきみのいるところだけが透明になってゆく。テトラポッドは波しぶきをくい止めて。非常口のひか .... 遅番の勤務が終わると、すっかり夜の真ん中だ
人も車も絶えた県道
遠くまで並んだ青信号

夜取り残した原色の電光看板
この店の窓はいつも結露でいっぱいだ
入り口を入って、半島型のカウンターを ....
世間が騒ぐ 
さくら、さくらの大合唱も過ぎた頃

山際に ひっそりと咲く 白梅が
石段に 小さな花びら ひらりと注ぐ

舞い散って 舞い踊り 
存在証明するかのような

彼等は  ....
       ――K.A.へ


僕たちが出会ったのは、僕たちが調和して更に大きな調和に至るための、必然的な雨降りのようなものだった。眼差しと言葉と語り合いと、全て君は瞬間的で、全て君は ....
ふるさとの町から井戸水をくむ音がなくなって久しい
町にはじめから祭りなどなかったのだ
特に冬には。駅前の小路にも?

ふるさとの町から冬支度がなくなって久しい
町にはは ....
いつも僕と逆方向に風は吹く
来た道はもう違う名を名乗っている

立ち止まったその足で不意に僕は気付いた
僕と道を違えるものたちが
風を起こしているのだと。
今、ぼくは ....
わたしは確実に積み重ねていく一歩一歩よりも
どこからジャンプしたのかわからなくなるくらい
高く飛べる魔法がほしい
自分の生き方に不安になっても
大丈夫さ君は何も間違っちゃいない
明日を見たって何もわからない
昨日を見ても何も変わらない
だから今を生きよう
大丈夫さ,きっと大丈夫
         真夜中
に何度も目が覚めた浅い眠
りと眠りの合間に呼び鈴が
かすかに聞こえたんだこん
な時間に宅配便ですのお届
けものは封を切ったら一斉
に飛び立った羽ばたいた部
屋中 ....
灯りを浮かべ
さざ波を光らせて
夜の底を流れていく
川の色は
本当は血の色かもしれない
あるいはヒトの
暮らしと汚れを溶かし
泥色に濁っているかもしれない
晴れた朝には
青空を映 ....
いつもの帰り道
自転車で
がたんごとん
振動が
おなかにひびく

おかしいな
からだも
だるくって
微熱もあるよ
おかしいな

まるで
おなかのなかが
空洞みたい

い ....
涙の要らない嘆き方
テレビの要らない日常を
かなしい事件の無い日々を

貴方は、そんなのくだらない、と言う
どこがとは言えないけど、違う気がして
一人になってから首をかしげてみる

間 ....
ひとひとりずつ風に消えてゆく

ひとひとりずつ風にかき消されてゆく

縁も運命も永遠も

風のまえでは軽い砂みたいなもんだ

韓流スターブームみたいなもんだ


ぼくらを繋ぎとめ ....
書き写したいことが
夜の中核を担っているときは
和紙に目をつぶり
水でうっすらとなぞってみる
見開いた視野の右隅に波紋
その理由を生きることに託した
一途に一途にと朝は求めるけ ....
まよなかに目覚めて
眠れなくなることがある
ピストルでも撃とうと二階へ
ぼんやり階段を昇っていくと
どうしたことかいつまでもたどり着かない
奇妙に思いながらも昇り続けると
いつのまにか階段 ....
【イラスト国】

僕は一枚の絵を大切にしています。
ある星に 木こりの居る絵です。

木こりは木を倒したいのですが、
三つの木があまりに巨木になってしまいました。
三本の木には三つの名前 ....
    

      すべてが寝静まり
      寝返りと寝言の中で
      やかんを磨く
      あしたはどんな一日に 
      なるだろう
      油で汚れ焼けた ....
今朝 部屋にふたりの警官がやってきた
警官は「おまえ、中でクマを匿ってるだろ?
隠すと為にならんぞ!」とぼくを脅した
そして警察手帳になにやらシコシコと書き込んで帰っていった

 ....
牛乳ベースのスープにレチェが入った鍋に 
菜箸でつまんだカモノハシを一切れずつ入れる

黒いショールを纏い
髪をぞんざいにまとめたデニムのパンツに皮のブーツの女が
カモノハシに続いて鍋の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
やめたリィ015/1/28 21:16
bless my suicide115/1/28 20:23
憑き身月見てただのみきや18*15/1/28 19:48
にくまれっこのうた春日線香015/1/28 19:24
ひつじ雲115/1/28 19:23
緑雨とよよん6*15/1/28 19:06
後背位花形新次015/1/28 18:05
『燃えよドラゴンズ』を巨人の選手に替えて唄っている北大路京介115/1/28 17:13
落ちてくる雪にパンチしながら歩いている515/1/28 17:13
ジャムの蓋が開かないTAT015/1/28 16:04
魔法馬野ミキ615/1/28 13:06
A DOG DAY 阿ト理恵12*15/1/28 12:45
牛丼屋アマメ庵615/1/28 12:17
キラキラの藤鈴呼1*15/1/28 10:02
未愛葉leaf115/1/28 4:57
闘鶏月形半分子515/1/28 2:58
015/1/28 2:53
uchu-senmizuno...215/1/27 22:58
大丈夫リィ1*15/1/27 22:48
夜明けに蝶のとどく/即興ゴルコンダ(仮)投稿.8こうだたけみ6*15/1/27 21:26
夜の底を流れる黒い川Lucy10*15/1/27 20:40
心のはんぶん/帰り道[group]川瀬杏香315/1/27 19:39
地球儀のその小さな上で北井戸 あや...215/1/27 18:02
雪だるまの唄吉岡ペペロ315/1/27 15:34
夜明けに蝶のとどくかんな5*15/1/27 14:18
はしごやまうちあつ...3*15/1/27 14:12
イラスト国るるりら5*15/1/27 9:39
やかんと夜と石田とわ17*15/1/27 2:56
Tシャツオダ カズヒ...3*15/1/27 1:36
マリエロの海5*15/1/27 1:32

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