音楽を聴きながら
さようなら
さようなら
盃
灰
無色の猫
世界なんてわからないから
君の僕の
心次第
今次第
過去次第
変わって見えてしまうから
決してわからないんだ
僕が ....
私が何事にも興味や関心を示さないのは
死んだ後に色々楽しむ為だ
生きてから死ぬまでの時間より
死んでから生まれ変わるまでの
時間のほうが長いから
生きている内に全てを満たしたら
死んだ後ヒ ....
今度露胃チン
日有るロンさん
グル濃さ眠
ポリフェノール
リコピン、セサミん
イソフラ凡
一歳でも若く見られたい
一日でも長く健康で過ごしたい
ぴんぴんコロリが理想です
認知症だ ....
どうしたいんだ
雲になりたい
何をしたいんだ
告白したい
楽になりたいんだ
言葉を吐き出して 自分だけ楽になりたい
答えがでないんだ
三次元から飛び出して
....
やかんに水を入れて火をかける
ぽつぽつとやかんが
今日あったことを
私のかわりに
喋り出す
こぽこぽと
良いことも悪いことも
とりあえず言葉にすることで
ふうっとため息
すうっと深呼 ....
どこにもない場所を教えて
だれもまだ踏み込んでいない花園に
こっそり招待してほしい
月のなくなる夜でいい
火も電気も眠るころに
しずかにねどこを抜け出して
あなたの闇に逢いに行くから
....
矛盾を含んだ問いかけにはどう答えたらいい
かなんて考えるより先に手が出る足が出るの
予算オーバー火の車な我が家は狭いながらも
楽しいなってな家路にはつかないのさたった
いまでかけるところなのバ ....
{引用=––フレデリック・ショパン「夜想曲第六番」に}
球
それはひとつあった
それはさっきまでひとつではなかった
あるいはこれからひとつでなく ....
あさのこない宇宙
地下鉄の風
とおくまで行くには
すこし遅かったみたい
ひからびたえんぴつで
描けることば
ほんとうのことだけを
きみに渡す
この不安も明日には
なくなっ ....
雲から透け見える月は
満月ではなかった
やっと月が満月でなくなっていた
満月は三日続いた
水道は止まったままだった
粉薬のような雲が
バーニーの絵の光のようだっ ....
私は仕事をしている。仕事場は道路の真ん中であり、仕事をしているとすぐにクラクションが鳴り車が渋滞し警察がやって来るので、しょっちゅう仕事場を変えなければならない。私は仕事をしている。仕事着 ....
日本にはね
本当の荒れ地も 砂漠もないんだよ
確かに
火山の荒れたガレ場や 海浜の砂丘は
あるけれど
それは 緑豊かな大地のツマ
それがあって
それも含めて
大地は一層美しくなる
....
笑い声
目
口
手
音が振動する
耳に届く
笑い声
目
キラキラしてる
華々しい
いい匂い
アスファルトの途中
排水溝の格子の中から
目玉がギョロギョロ
ま ....
雪雲が覗いている
疲れた卒寿の独り暮しに
隙あらば発破を仕掛けようと
庭木も垣根も身もだえしている
そのうえ 漆色の夕陽と
きつい北風に 門扉さ ....
だ・かーぽ だ・かーぽ のっぺらぼう
柘榴にかぶりつく 禿げ坊主
咲いた 咲いた ひがんばな
青葉つけてる桜の木
お前を見下ろし笑ってらぁよ
慄け 死体の血を吸う 花びらざんす
退け 夕日 ....
‘笑いだす雌鹿’
緑色の黒色。鴉から雉(キジ)の残骸。
黄金のヤカン。硬貨の飛び跳ねる秒針。
(びょうしん)よ。お前の病気をうつ
すなよ。(砂)る。(いぬ(電球には
嘘。 )))( ....
*与ひょう(仮)
あなたのいのちの陰影を
はきだめから拾い集めた
{ルビ文字=もんじ}の墨と二枚の舌で
なぞりたいのです
顏の砕けたおつうさん
どうか一編の愚行と
淡雪のよう ....
おとぎ話が我々を物語る番だ。一本の蝋燭の火の下、髪の毛を上から植え付ける晩だ。我々はつい昨日まで高校生だったようだ。ほんの2日前には母親の乳に夢中で吸いついていたようだ。言葉を憶えたのが本当にたった今 ....
【閂は開かれる】
閉ざされた記憶の門のかんぬきが
思いがけない方法で開かれることを 私は知った
たとえば 少女の髪にあったリボンが
ほどかれた瞬間に急に大人び
何かを失ったかのような遠い ....
赤銅色の振り子の
陰にかくれ 笹船をほどいた
幼い女児の はにかんだかなしみ
そのときも わたしはうずくまっていた
わたしは なにかをかぞえていた
夕焼けのう ....
蕾ざわめく薔薇たちが
春の使者になりたいというので
わたしは柳になってみた
見上げた月輪はみだれ
無実はひと波のなかへ
地球がひとのためにあるとでもいうような傲慢など
しなやかな柳なら
....
雪囲いの頃 見定めた町は
軽く 幻想的だ
いつもは 主役を重ねられない 竹藪が
尚 一層と 積もる頃
願いも 降り注ぐ
想い たけなわ
竹と縄を 手繰り寄せたら 叶うかな
....
歩き始めたのは いつだったろう
曲がり角 いくつこえただろう
何気なく 左に 曲がってしまって
迷い犬よりも 途方に暮れてた
別れ道で あることさえ
気がつかず 通り過ぎてた
いくつも ....
今のニセ物は
ニセ物と解らないようにできている
昔のニセ物は
ニセ物と解るようにできていた
子どもの頃防寒用として
adidasのウィンドブレーカーが
流行り出した
三本線のad ....
人には全裸になっても
見えない部分があります
隠しているわけではありません
母は江戸と背中を見て死にたい
と言っていました
その頃
江戸はもうありませんでしたけれど
背 ....
夜は大きな墓場だから
光が絶命する静かな穴だから
雪はただ意味などなく
微かな感覚だけを残して死んでいく
雪はただ理由などなく
微かな過程だけを残して消えていく
夜を泳ぐまばゆ ....
どこかの車両から低音が伝わってくる
その音は僕をまだ眠らせない
泥で塗りたくられた夜を
ネズミとなって跳ねる
深緑の池の表面を低く銃弾がはしる
僕らの内臓という内臓から放たれ
夕顔や街 ....
宇都宮解放武装戦線
所謂、栃木国が
関東からの自主独立を主張し
過激なテロ行為を続けている
先日も宇都宮餃子を取材中の
神奈川県民グルメブロガー横浜太郎氏
を拉致し、インターネット上に ....
あちらこちらから出ている
無色透明の湧き水
遠くから汲にくる人々
料理に使ったり風呂に入れたり
使い方は色々あるらしい
土日は行列が出来ている
人気が高い湧き水
肌が綺麗な人が多 ....
君だけ流星を見て大人になってしまった
1698 1699 1700 1701 1702 1703 1704 1705 1706 1707 1708 1709 1710 1711 1712 1713 1714 1715 1716 1717 1718 1719 1720 1721 1722 1723 1724 1725 1726 1727 1728 1729 1730 1731 1732 1733 1734 1735 1736 1737 1738
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