バラードでもヘッドバンキングするのか タラップが外れて
四基のエンジンの
高音と共に
涙する風切り羽
揚力のうまれるままに
生活の足場を
芥子粒ほどにちいさく
後ろへと
吹 ....
1.《夢の欠片が口の端》について
夢のようなことばかり言って何も実行に移さない輩のこと、またはその人の口振り「お前はいつだって―だからなあ」

2.夢の欠片はかくカタガタる
夢語る人騙る凝り肩 ....
カンガルーはハーバーを見下ろす見晴し台の方へ、身ごなしも軽く入っていった。

海から吹き上がってくる、風のざわめきが聴こえ、ヨットが揺れている。
ハンドブレーキを、ギューイっと、引い ....
間もなく激しい雨が降り出してきた。

バルコニーのプランターを小走りに部屋の中に取り入れるまなみ。
電話が鳴る。
夕暮れの晩夏の窓辺に並んだ、ビルディングが雨の中に霞みはじめる ....
オイラおっさん猫2003年生まれだからおっさん猫

同年にあかねちゃんに拾われたから毛食住セレブ猫

時が流れておっさん猫 でもかわいい健在の猫パン チ

最近は赤ちゃんがオイラを ....
彼女がひとりぼっちで 部屋の片隅で膝を抱えて震えていたとき
ノーテンキなボクはいつものように テレビの前でゲラゲラ笑ってた


彼女が例の彼氏と別れたって 人づてに知ったときも
ボクは取り立 ....
自覚していない欲望を、引きづり出して見てみたい。
それを誰かに上手に説明できるようになりたい。
どんな色でどんな形なのか。どれぐらいの大きさなのか。それに首輪を掛けて(そもそも首はあるのか)近所を ....
ぐるり50センチほどの脳裏にある
あの日の、その場所に
もう行くことができない
がらんと口を開けた
灰色の校舎の入り口に立ちすくみ
背中からは夏の午後の日差しが
人の形 ....
黒煙に踊る鳩の羽 ライトに射抜かれ
狙うガラスの破片 ギラリとゆきずり
踏まれ踏まれたガム 黒く鈍く

怒涛の雑踏 足足足顔顔顔
放置自転車の屠殺場 影に 


ペンキの剥が ....
猫砂に埋もれた二人の思い出は
一部は綺麗に乾涸らびて
形だけくっきりと存在している

一部は砂がかけられずに
異臭を発して、未だ砂の上の鎮座する。


軋む心と身体を引き摺って
ほん ....
めざめは はるかとおく
めざましは なりやまない
汽水域からの 電話の呼び鈴が 
あんなに激しく鳴っているというのに
あらたな就職口からの
電話だというのに

めざま ....
あなたは笑っているのか
どこにいてもわかるお日様の声

私たちの心臓は揺れていて
駆けつけたい気持ちではちきれそう
あなたの詩は泣いていて
文字をなぞれば指が濡れ
ゆき場の無い塩水が光っ ....
起きた時喪失を感じる。夢を遡り昨日を遡り、どんどん過去へと逃げていく私の心の半分。私は朝起きるたび心が半分になる。そして、過去へと遡って行った心は決して帰ってこず、その代わり消え去った思い .... カラヤン先生は言った

まずフルートの音を聞け、と

目で団員を承認し

的確な言葉でポイントを伝え

本番では団員に任せるのだった

自由を感じさせ

音に命をこめさせた
 ....
シチューを作った部屋に
シチューのにおいが充満していて

暖炉をつけたら
空気中のシチューが焼けて
グラタンのにおいに

なりました
悪い夢ばかり見る
いつも笑えることとか
いつも美味しいと思うこととか
すこし亡くなってしまうくらいの

風が強く吹いている気がして
精一杯手をこすっても
どんどん冷たくなっていく ....
写実と抽象
溢れてくる
水のように
時に
ドロリと油のように
とめどない
そう思いたい
いくら湧いても
無価値であることがルールだから
銃や世論や爆弾
情勢や圧力で
制圧され奪わ ....
私が不治といわれる病気になった時
学校のことや
子供会のことなんか
代わって引き受けてくれたママ友に
「いろいろごめんね」と謝ったら

事情を知っている彼女は言った
「そんなこと、気にし ....

突起
手にチョーク
突起記憶
足かけ
手でしがみつく
登る
上る
這い上がる
手より足で
目標まで
ルートを外さず
筋肉痙攣
指3本
自重支え
これが重力だ
受験よ ....
ゆきをふみしめ
しずけさが
のぼってくる

あおくひかる
あしあとをのこして
あのときが
あるいてくる

天につづくみちのかなたに  ひとり
果てのみずうみに  ひとり
まんまる ....
冬に生まれても
春に生まれても
愛される子に違いない

星座が好きでも
闇夜が怖くても
夢を見る子に違いない

走るのが得意でも
描くのが得意でも
頑張れる子に違いない

 ....
空を見上げれば
見たこともないような
すいぶんと長い飛行機雲

どこから伸びているのかと
空のてっぺん
頭を反らして反らしていくと
山の向こうの端から伸びていて
空をまっぷたつ
遠く ....
君を見つめてももう何も無い
恋は苦しいものだと教わった
けれど
鼓動が乱れる事も無く
君の後ろ姿を見続ける

君を想った所でもう何も無い
赤い流れの速度は変わらない
僕は自分で ....
その場から逃亡したくなる衝動を
退去だけを渇望する怨念を
それを
いまだ感じ得ぬ喜びもつかの間
汚れてしまう
汚れてしまったら、
清めて流す
気高さを取り戻すため、清め
新しき膜を ....
何もかも終わりにしたいと
にわか雨なんかに負けることなく
濡れる肩も気にせず本気で思った
願わくば少しでも早く
暢気なわたしではあるけれど

まだまだやれるなんて
見よう見まねの台詞
 ....
風そよぎ、草繁る
廃屋が一つ
鳥は舞い、蟻は這う
廃屋が一つ

ネェネェ 青葉ヨキイテオクレ
屋根はぽっかり、床は泣きじゃくって水溜り。
硝子はばらばら、壁は泣きじゃくって隈だらけ
 ....
裏切れないでいる焼売2個ぶんの優しさ 空白の多い時刻表を何度も見ている ひとり双六で『1回休み』のマスにとまる
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
バラードでもヘッドバンキングするのか北大路京介215/2/17 21:59
世界地図を見るまなこと、なにかしら○いもの春水八郎5*15/2/17 21:42
夢の欠片が口の端について/即興ゴルコンダ(仮)投稿.14こうだたけみ2*15/2/17 21:27
カンガルーのポケットオダカズヒコ3*15/2/17 21:25
新婚生活 (ラフ=テフ外伝 パート2)1*15/2/17 21:20
毛食住おっさん猫朝焼彩茜色12*15/2/17 19:03
関係者涙(ルイ)315/2/17 18:13
記憶の雪だるま宮木理人4+*15/2/17 17:55
さよなら青から春水八郎5*15/2/17 12:04
黄色い夜加藤 郁315/2/17 11:09
猫砂[group]……とある蛙11*15/2/17 10:43
はるかるるりら12*15/2/17 10:27
お日様の詩たちばな ま...12*15/2/17 8:32
起きたとき葉leaf715/2/17 3:14
カラヤン先生吉岡ペペロ515/2/17 0:57
おいしいけどはて315/2/17 0:02
悪い夢瑞海2*15/2/16 23:56
○○であれ秋也115/2/16 23:29
明日は我が身そらの珊瑚17*15/2/16 23:25
そのままウォールクライミング秋也115/2/16 22:55
月と炎(改稿)草野大悟24+*15/2/16 22:21
命なんだね千波 一也415/2/16 22:17
飛行機雲灰泥軽茶515/2/16 21:48
失恋を下さい凍月3*15/2/16 21:42
潔癖forgot...215/2/16 21:04
にわか雨[group]小日向 ココ115/2/16 20:34
廃屋コトバスキー1*15/2/16 20:34
裏切れないでいる焼売2個ぶんの優しさ北大路京介115/2/16 20:31
空白の多い時刻表を何度も見ている415/2/16 20:31
ひとり双六で『1回休み』のマスにとまる915/2/16 20:31

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