玩具売り場の前から幼児の泣き声が
人の溢れた地下街広場に響いて
若い夫婦の困惑が子供を叱る

幼児と親と対立する主張は
地下街の雑踏を立ち止まらせ 
黙らせる

  己の主張が通らない ....
死ぬまで生きるしかない
兎に角死ぬまで生きるしかない
どうせ生きるのなら
清らかに、力強く生きたい
青空には虹が見えるじゃないか
近づくと消えるけど
虹は確かに見える
僕たちの生と死みた ....
アタシは
大人として生きぬいてきた
ストリートチルドレン
物売り物乞い
わずかなお金だよ
お腹がすいたら
薬物で紛らわす
仕方ないじゃない
道に寝っ転がっていきるしかない
そこらじ ....
何もかも
原則的に敵だから
僕は今日も肩で風を切って歩く
すると思いもかけない温かい風が吹いてきて
僕にあいさつするものだから
戸惑いながらもあいさつを返すと
風は微笑みながら ....
俺は羅列で終わるのか
アブサン
シャンパン
アフターヌーンデス
一冊も読んだことのない
ヘミングウェイに思いを馳せて
バーからの帰り道
千鳥足
千鳥足
見えるものがすべて
そこにある世界
それが世界
どうせなら
楽しい世界
苦しみを超えたら
きみだけに見える
やさしい世界
きみだけに
見えるから
きみだけの世界を
僕も信じるから ....
セダム 沙漠に咲く小さな花
極度の乾燥にも耐えうる種は
都市の上空に

正確で厳密な彼女の仕事は
成層圏を行きかう祈りと重なり
いつか惑星へと届くだろう

無重力のラボラトリーで
小 ....
あなたが
あなたの時間を
終えてから
私は
私の時間について
考えました

どれだけ私に
明日があっても
どの明日を探しても
あなたはいない

どこにもいない

この手で
 ....
全くよ
アイツの予想が本当に
正しいかなんて分かんない訳だから
それを躍起になって証明しようだなんてさ
そんな無謀なことはないじゃん
相手はリーマンだよ、リーマン!
中小企業の係長クラスか ....
春のゆたんぽ
ぽぽぽと踊る草の匂い
たんぽぽ色の光は
そっと鼻をなでる
なでなでゆたんぽ
ほころぶこころは暖まる
ゆっくりとほぐし
軽やかな跳躍
すういすいっと風は
私をどこか遠くへ ....
うす紫の夜明けに 投げ出された一冊の
古い書物に うす紅の花びらが降り積もる
開いた頁の活字に 重なって見え隠れする
過ぎ去った日々の残景は 霞んで


手を伸ばしたら 届いたはずの風 ....
人に会うとき心が痛い
人と別れるとき心が痛い
心を持つことは嫌だな
あなたが求めているのは
単に刺激じゃない!
そんなものは
世の中沢山転がっているわ
でも、ここに集う人々は違う!
みんな安らぎを求めているの!
優しさを
そう、人の心の優しさを
温かさ ....
距離が捲れて
ゾウたち湧き返る
餌をやる手が喰いつかれ
餌になる
くらいなら
喰ワネバナルマイ!

何も売りはしない日
うららかうららか 
うるおうか
鼻も耳も牙もなくした
ゾウ ....
生まれたての心臓が
黒い樹木の網を逃れ
薄曇りの頬を染めながら
眩さを増して往く
震える瞼の隙間
扇ひらいて
火の海
潜る魚のよう
夜女は身をひそめる
ちりぬるゆめごを
泥の小舟に ....
尿管過ぎれば痛さを忘れる

ライクアローリングストーンならぬ
石の痛みで転げ回る
それが尿管結石であるが
膀胱から尿道を通って
ポコチンから飛び出るまでも
何となく違和感がある
そんな ....
それはモノゴトとの距離の問題
モノゴトが遠くにあれば小さく感じて
モノゴトが近くにあれば大きく感じる
時間もひとつの距離だ

あるいは他のモノゴトとの比較の問題
モノゴトの傍にもっと大きな ....
押して上げる、寄せて上げるみたく。
押して揚げる、寄せて揚げるみたく。
押してアゲル、寄せてアゲルみたく、
飛び込むなら、今。

八の字跳びが、
跳べなかった前の人に続いて飛び込め
なか ....
{ルビ子供=ガキ}の頃はよく褒められた
「聞きわけのいい子」だなんて
言いたいことが無かっただけで
やりたいことが無かっただけで

歳を食ってそれに気付いて
今さら何をする気もねぇ
とり ....
もしもし?
あのさぁ、さっきね、
そちらさんの現代詩を読んだのよ、
そしたらさぁ
まったく意味わかんねぇのよ、
特にさぁ、
途中にやたら出てくる比喩?
あれ比喩だよね?
青すぎる頭の上 ....
恋人の衣替えは 
生活界の至上の喜びだろうな 知らんけど
遥々春今到来
あたたかさのえっち!
私 馬鹿
あなたの
尖った指が眼鏡を奪えば
むねがなくなり おしりがなくな   る
肌色の ....
詩はシワが多いほどいい
珈琲はサトウが多いほどいい

すいもあまいも知っているなら
愛と平和のために
甘い方をえらぶだろう

水くみに7キロ歩く友がいてもだ






 ....
ビー玉みたいでキレイな目
この目がほしくて
飼い猫を見つめる

猫の光る目と見つめ合うと


この目の奥の世界は
この猫の頭蓋骨以上の広がりがあるようだ

この目の奥に広がる暗い光 ....
運河沿いの斜面に座って
ビールを飲んだ
目の前をくすんだ色の船が
行き来した
昔の音楽ばかり流れるラジオ番組を聞きながら
休日に凭れかかり


(潮の匂いは 遠くの国の話のよう
 あ ....
1

冷えた容器を手に リビングへ行くと
あなたは爪を切っている
手がふさがっているので
スプーンですくったむきピース
口に入れてあげる

一昨日とった出汁に
気持ち良さそうに浸かっ ....
人間はこの世界が自分達が
嫌いなんだと思う
19xx年の人類滅亡の予言が外れたから
今度は20xx年だと言って騒いでる
結局最後には何もなくなるのだから
その時が来るまで待てばいいのに
そ ....
返事の代わりに告白したつもり

『好きな人いるの?』と聞かれたから

「いるよ今自分の目の前に」と
枕に染みる涙は虹色
白いドレスがお似合いさ
そこに咲く赤い花
世界で一番の花

たまに食べたくなる首
一口試してみたいのさ

すれ違う時の
鼻にツンとくる香りは気に入 ....
桜が咲いていて綺麗だ
白い猫が堀の中を歩いている
赤い橋の上で外国の方が
ブロンドの髪を揺らしている

携帯された五月雨が
水色のキュプラ素材のワンピースに忍び込み
クククッと笑っている ....
乳輪ピック(二輪)が
開催され
無差別級では
日本期待の武田久美子が
フランス代表のソフィー・マルソーと
対戦しました
GORO、スコラ世代では
圧倒的人気を誇る両者ですから
激しい一 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
自己主張イナエ16+*15/4/16 11:16
渡辺亘615/4/16 8:57
ラブ&ピース黒木アン215/4/16 7:56
葉leaf515/4/16 3:35
カクテル秋也115/4/16 3:28
きみだけの世界で花咲風太郎115/4/16 0:05
無重力ラボラトリーカワグチタケ...315/4/15 23:51
遠距離恋愛緑かな3*15/4/15 23:30
「自称詩」ゼータ関数の非自明な0点花形新次015/4/15 23:13
ゆたんぽぽ灰泥軽茶815/4/15 23:00
さくらの歌藤原絵理子415/4/15 22:54
痛いリィ015/4/15 22:44
「自称詩」訴え花形新次115/4/15 21:50
ハルだゾウだただのみきや11*15/4/15 21:36
9*15/4/15 21:34
「自称詩」ことわざ花形新次015/4/15 21:32
モノゴトのはなしただのみきや14*15/4/15 21:32
オシアゲこうだたけみ4*15/4/15 20:53
これが私の卑しさです捨我215/4/15 19:38
現代詩クレームセンター左屋百色415/4/15 13:32
穴に花なをり015/4/15 10:30
ラブ&ピース黒木アン7*15/4/15 8:31
見つめ合う南川きま6*15/4/15 3:20
15きるぷ215/4/15 0:46
ラブ&ピースとよよん9*15/4/14 22:26
予言のことリィ2*15/4/14 21:31
返事の代わりにしょだまさし015/4/14 20:56
君の味瑞海5*15/4/14 20:55
いつまでも、どこまでもopus315/4/14 20:54
「自称詩」乳輪ピック花形新次015/4/14 20:40

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