150524
過去問はすべて解くこと
それが常識
それがここに居られる最低条件です
過去問が解けないようでは、これから先に進めるわけはないでしょう
そんなこ ....
パンツが脱げない
言葉からパンツが脱げない
たった一枚なのに
その時、人間って、神様が彼に逢いたいために作ったんじゃないかなって、思ったんです。
謝って、嫌なこと全部はねよけようとするところ、わたし好きよ。あなたの人間性の塊だもの。
君が生まれるまで ....
弾丸に撃ちぬかれる
触れたものはすべて幻
熱情も
安らぎも
痛みさえも
何度目か数えるのはとっくの昔に止めた
ただそっぽを向いて
最初から分かっていたと嘯く
しみったれた未 ....
ぼんやりと苦いコーヒーを飲んでいた
今週も私は友人と原宿で二人
こういった喫茶店だけが
街の中では人を等価にするのかもしれない
私は そんなことを考えていた
話し疲れた 私たちは 歩 ....
かれらが、一体なにを
言いたいのかちっともわからず
ことばのなかにひらめく暗闇をさがした
目を凝らして 耳を澄ませて 鼻をとがらせ
けれども本当はかれら ....
お前は目付きが悪くて
チンチクリンだから
地獄行きだ
お前は腹黒そうな顔して
シャクレてるから
地獄に行きだ
お前は不細工で
恨みがましい顔だから
地獄行きだ
ちょ、ちょ ....
なにもいらないわ
赤と黒のシルクを
紫煙に揺らせるだけ
男の数なんか想い出せない
それは煙りの流れのようなものだから
紅いステップに意味はあるかしら
とてもじゃないわ
そんな ....
レタスの香りは
月に似て
静かに笑うよ
水の香りが夏を待っている
ぼくはまだ真夏の最中
月の鏡は正直だけれど
すぐに嘘を吐く
マヨネーズをかけたなら
ばれてし ....
私にきっと何か足らないとしたら
羽を持って空を飛ぶことでしょう
地に足をつけて動こうにも
きっと限界があるから
鳥なるためには何度羽を羽ばたかさればいい?
疲れて擦れて地面に真っ逆さまに ....
めくらねこ、おいで
なにかの冗談みたいだね
今日が昨日のつぎの日だなんて
じゅうたんのしみを舐めている
めくらねこ、かわいいね
おまえたちが死ぬところを
きっと見ていてやるからな
そ ....
夜の闇があるからお星様は輝けるのよ、
誰かがつぶやいた
それなら、わたしたち障碍者がいるから
健常者の輝ける世の中なのであろう、
そう捉えた
決して解ることのないこの世界
わたした ....
ボクの有期体が分離し、
ボクでないものは分離される。
相関性が逆転し、ボクが抜け殻になる。
命がけのパラダイムの跳躍を経て、
コンテクストの意志そのものとなる。
隠喩は顕在化 ....
天道虫はみなかわいがる
ゴキブリはみな嫌う
蚊は一瞬で殺されてしまう
カブトムシは大切に育てられる
みんな同じ昆虫なのに
扱い方がまるで違う
わたしたちは檻の中にいる
障碍と ....
傷つくのか
ロボットは
傷つくのか
傷つけたら
なにが悪いのか
傷ついたら
なにが悪いのか
傷つくのか
ロボットは
傷つくのか
....
カアって
緑いろのプール
いじめのない教室
連れ込まれる生徒
カンニングの阻止
サイコパスな日常
カラスが見つめる
危ないからここは
最悪だなあって
....
味噌汁の中をラクダが泳ぐ
どんなに泳いでも
沖などあるわけがないのに
僕はボートに乗って
ひたすら豆腐を網ですくう
今晩の味噌汁の
具にするために
いつまでこんなこと ....
きっと素晴らしい風景が
広がっている
心ときめかせて
向こう側を想像していた
80年代
僕らにはまだ
希望のようなものがあった
薄消しや
ギリギリモザイクが登場し
ぼんやりと
....
たとえばその土地柄を淡々と書き連ねるのではなくて、そのとき自分の目で見た景色を描くこと。たとえばそこで聞いた話をつらつらと説明するのではなくて、その人物のひととなりや考え方がわかるような台詞を中心に据 ....
大切なものは失くさないように、
くつ箱に保管する。
時間が経つと色褪せる。
大切なものが逃げないように、
手を繋いだり、
装飾品を買ったり、
股を開げたりする。
太った女 ....
日暈だらけ虹だらけ
山体膨張マグマ溜まり
あの子はあの娘に迎えられ
あの娘の旦那とお家に帰る
ああ絵に描いたような
くそつまらない日常
嫉妬とは
じぶんも ....
田んぼの中を
カタコト抜ける電車は
やがて海に出る
終点は港で
そこはふるさとだ
寂れた駅にひとつ
真っ白なベンチがあって
子供の頃の記憶を
日差しが象る
いつかの夏のように ....
台風は950hpで明日には鳥取砂丘に最接近する。その頃に砂丘に到着して、台風を満喫するというのが彼女の計画。
スキー用のゴーグルとストック、適当な大きさの波トタン、予備の傘数本を赤いゴルフに積み込む ....
波がたち
風がたおれる
うつくしい季節
わたしは
いない
ざあざあもえる緑
ここちよく冷えた夜
青じろい街灯の影
わたしはいない
不安
安寧
焦燥
安堵
わたしは ....
僕は脇役になるのが好きだ
目立つのは嫌だけど
一人ぼっちじゃない
月のもの、が
どろり、と
喉をとおった、波
うす甘い
柔らかさ、は
恭順の墓標
檸檬色に
ぶつぶつ
不規則が
茶色になるころ
きみは
わたしに
恋をする
息 ふきつけ 葉の群れにゆく
崩れる形 風に似ている
そがれしみいる くさびのつる
掌に ろうそくの火種
くずれ吹く時 風に似ている
声帯を枯渇してしまった
卒寿のおひとりさまは羨望する
梅雨入りまえのそよとの風が
庭木の梢をそっと愛撫するのを
新緑っていぃなぁ
おまえには話相手があって
....
かなしみにあいにいこう
イドを掘って地下の水脈から
どこにもない抽象的なものに
‡音の出ない笛
書けない手紙
飛べないロケット
固定化された夏の行事と
....
ベットの上に横たえて
死体のような日々は過ぎる
頭は割と冴えてるが
歩くことすらままならねぇ
ダラけてるわけじゃないさ
病気でもないよ
大げさにしないでくれ
眠れやしないだろう
....
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