のろいぞ、とみんなに言われる

わたしは雨の中動き回り
晴れの日は殻の中

ひょいと持ち上げられては
人間に弄ばれる

これでも地に足をつけて
踏ん張って生きているのだ

わたし ....
始まったばかりだけど

空虚だから

苦しむのは当たり前なんだ

薬莢を使わずに眠れたら

ぼくらはどんなに楽だろう

誰にでもあるそんな引き出しを

身近におもえるようになる ....
キラリと光るものがないと
頑張っても無駄なことが多い

正にきみがそうだが
残念なことに
それを
誰も教えてくれない

何故なら
ほとんどの人は
キラリと光らないから

キラリ ....
ゼロから始まる

終わらないものなど何一つ無いと分かっていたはずなのに
限られた時間を無駄に使ってここまで生きてきてしまった
何か一つでも成し遂げたものは有ったのだろうか
何か一つでも未来に ....
僕のなかの思想が燃える
公園の中を風が吹きすさぶ
穹窿に祈りが刻印される
僕は何者かを求め靴を捨てる

沈黙が時間に色づけする
植物は焦がれている
肺の中を一本の電車が通過する
銀色の ....
空は白い雲に覆われ
山は煙を吐いている
細長い杉が群れをなし
露が垂れる

それでも世界は美しく
それでも世界は残酷で
それでも世界は儚い

波打つ海
靡く稲穂
吹きすさぶ砂塵
 ....
     一日中 のど笛が消えて
   卒寿のおひとりさまとなった
いま ひそかに愚痴をこぼしている

      無駄口でもかまわない
   もっと もっと若かりしとき
声帯を訓練してお ....
野の花に
問うても無駄なこと
そう言って風が通り過ぎる
混迷に一夜を歩き通し
見上げた道の先に明けの明星
それとて
在ることは意志ではない
そう風が言う

ならば何故…
問いを押し ....
努力と根性
には星が捧げられる
たとえそれが
自分のためだけだ
としても
カラコンとメイクで
バッチリ決めて
ありがと のひと言で
不思議不思議
伝家の宝刀になる

って
伝授 ....
うまれいずるものを
おさえこむちからもなく
うまれいずるものは
しずくとなりわたしの腕から流れ出る。
宿命と名づけた
うまれいずるものは
わたしの耳を支配し
目をからめとっ ....
{引用=
×××××××の恋人でした私は
同一の音律で
異なる言葉を紡ぎ続けました


ビタミン剤
青いコンビニエンスストア
小劇場で観たマクベス
同一の脚本で
とても同一な椅子の ....
{引用=
×××××××の身体を構成するパーツがバラ売りされていたら、果たして私はどれを選ぶのだろう。やはり頭部だろうか。いや、私はピンポイントに×××××××の腋を欲するのかもしれない。膣は欲さな ....
それはつまり「彼らの記す湖の跡地を知らないが、
彼らの知らない水たまりの跡地を知っている」ということ。
僕にとって君はなんだったのかと考えるよりも、
君にとって僕以外はなんだったのかと考えること ....
時計の針が壊れた残骸のある
人気のない広場で口笛を吹いている
早朝の光に満ちているが
もはや早朝といった時間を超えている
みな、何かを確かめようと躍起になっている
私は既に確かめ ....
雨が降り続く日々
紫陽花が咲き誇る

薄暗い雨の一日
何をして過ごそうか
憂鬱な気持ち

紫陽花の様々な色が
街に溶け込む
街が潤う

紫陽花が咲く季節は肌寒い

雨音が耳に ....
ちりめんじゃこを
食いながら
一匹一匹に
詫びを入れる
顔つきで
大体どんな女か分かったもんだが
最近自信がなくなってきた
あれっ、こんな冷たそうな美人なのに
やたら朗らかでいい娘だぞ
なんてことがよくある

俺もいよいよダメかと
思ってい ....
こんなにも
ひろびろと
あおい風のなかで
ぼくらは
鳥になれない

だから
雲よ
ぼくらは
こうして寝ころんで
風をつるのだ

頂にさく
空のしずくのように
私は目が悪いので眼鏡をかけている
そのおかげで周りがよく見えるが
眼鏡を外すと周りがぼやけて見える
私は視界がぼやけた状態で
色んな物を見るのが好きだ
人や建物が二重に見えたり
物に触れて ....
気づけば私の周りは
洋服にまみれていて
ピアノもデジカメもあった
たくさんの本に押しつぶされそうになり
今にも倒れそうなCDのタワー

気づけばもういくら
使ったのかわからない

そ ....
お腹から卵を一つ取り出して 私は一つの「し」をつくる
月に向かって 卵を放り投げておくと
月は空で泪目になるころ 「し」をこぼす
私は卵を産むために 屋根裏部屋で猫とじゃれ合い
卵を夜 ....
傘の存在しない国の雨の髪

かつて 私は素を求め手を 合わせ
智慧と祈りの谷間で不完全さの完璧を認めてもらう為
老婆の姿に斥力に撥ねる 若気と蒼穹を追いかける青の一筋を
巧みに連ね 貫いた
 ....
あぁ…
真っ赤なダリアは何処へいったのだろう
空が鳴く
入道雲に誘われて
何処へいったのだろう

姉さま
教えてください
ぼくの紅い花がどこに往ったのか

白い壺に入ってしまっ ....
やさしいうたが好き
哀しい歌は辛くなる
雨のようにぽつぽつと落ちる歌詞と曲
心のなかに水たまりを作って明日の太陽を演出する
彼の歌ったやさしいうたよ
こうしてくるいはじめた歯車を
がんばれ ....
遠い旅先の、見知らぬ街で
風に震える…痩せっぽちで
牙を向く、狼の哀しみ

暗雲に覆われた空を仰いでは
見知らぬ人々の靴音、行き交う  
孤独な雑踏の
只中で
今日も独り、立ち尽くす
 ....
どぶねずみは濡れている
急に降ってきた雨にやられた
それを人が指して笑う

そうやって生きてきて
悲しくも思わずに
ただそうやって生きてきた

低気圧が招くスコールにやられ
人が撒く ....
Sleepy evening

For five minutes;
 I was on the brink of
 falling asleep.
Three or five times、 ....
あんなに大きかった、かに玉がみんなで食べると小さくなった
ふわふわで黄色くて
とろとろの餡がかかっている
僕の大好きなかに玉
食べると無くなっちゃうんだね
お母さんまた作って
わたしの苦しみは
わたしの苦しみ
あなたには体験できない

あなたの苦しみは
あなたの苦しみ
わたしには体験できない

この世界の美しさは
この世界という美しさ
わたし達は体験でき ....
わずかな時間の中で
何度も
何度も訪れ、もう
その存在を信じることも
できなくなった情景
静かだった場所はそうでなくなり
またすぐに静かな場所に戻

誰かがいたことに
気づくの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
かたつむりじまさん015/6/27 16:28
薬莢と引き出し吉岡ペペロ315/6/27 15:10
キラリと光らない花形新次115/6/27 14:36
ゼロ1486 1...015/6/27 12:38
僕のなかの思想が燃える伊藤 大樹115/6/27 12:32
凍ってしまったopus015/6/27 10:31
老いの演繹①信天翁115/6/27 10:28
在ることの意味西天 龍015/6/27 10:04
わたし[group]アンテ115/6/27 9:02
ヤモリあおい満月715/6/27 8:15
Re:Re:Re:竹森015/6/27 7:56
Re:Re:215/6/27 7:49
Re:015/6/27 7:32
時計葉leaf415/6/27 7:25
紫陽花が咲く季節夏川ゆう215/6/27 6:00
ちりめんじゃこもり5*15/6/27 1:44
修理花形新次015/6/27 1:02
空のしずく草野大悟25*15/6/26 22:45
フィルターリィ0*15/6/26 22:00
散財じまさん115/6/26 21:41
屋根裏部屋で「し」を作る為平 澪1115/6/26 21:41
傘の存在しない国の朝焼彩茜色7*15/6/26 21:31
夏待ちレタス215/6/26 21:23
ゆめびとの親指黒髪3*15/6/26 20:45
夢の地図服部 剛615/6/26 20:22
どしゃ降り這 いずる015/6/26 20:02
SLEEPY EVENING生田 稔015/6/26 18:17
可愛くかに玉秋也115/6/26 15:38
生きて在ることたけし5*15/6/26 13:42
明るいところはどこにでもあるnoman215/6/26 11:10

Home 戻る 最新へ 次へ
1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629 1630 1631 1632 1633 1634 1635 1636 1637 1638 1639 1640 1641 1642 1643 1644 1645 1646 1647 1648 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.58sec.