折れそうな二の腕の、
戸惑いが、
無垢の雪
 ( 羞じらい
、を
ふりつもらせ、
ふくよかな今を、
ふたつ
産んだ

小骨の未来は、
蒼穹

反対はしない。
じっくり煮込む ....
太陽が
内底から
燃え輝いて
昇って来る夜
私のタマシイは
光に充たされ切り
自由に飛翔しながら
内と外の境を溶解する

肉身の限定を断ち切り
雨のたび躰荒んでいく 雨止まずマッチ箱の家 天使を見てから蕎麦アレルギー いないいない 紙飛行機 夜を往く 縹色の霊 蘇生(された) 独り言.14 奇妙な日 虚空 水面(を) ふわふわタッチ falling stars 古いCD 知らないじじいが家 .... 僕らが
何か捨てるとき
それは、つまり
隠したに過ぎないことが多い

捨てられたゴミ
魚の骨や 紙屑や
溶けた誕生日のローソクは
今もどこかに
必ず、ある
土のなかや 空気のなか
 ....
身籠って 産み落として
遠のいていった 円の扇子

縹色に染めた夜空を次元のフィルターに通して
オパールが形を整えてゆく 円から欠け円へ満ちる

側面と円柱と竹のよう

東へ西へ梯子に ....
家計は火の車
その火の車を売って
お金にしたらいいのに
祈り続けよう
私が人間性を取り戻すまで
祈り続けよう
私が歓喜を取り戻すまで
今言葉は意味の枠を超え
蒼い虚空へと翔び立つ
私の害を超え
私の憎しみを超え
私の苦しみを超え
人間性は ....
コップのなかに嫉妬が黴のように胚胎する
繰り返し繰り返された僕のなかの苦しみが熱い
折り込まれた唇が放火する
どんな夏も愛さなかった水が沸騰する

土手の夕凪に
あの影は やはり現れない
 ....
昔CDが売れていた頃
私はステージに立ちたかった
人の心を動かす歌詞で
歌を歌いたかった
みずから の
からだを つかいきった ら
今日は、からだぜんぶで 床を かんじてみよう か

床の飴色は頬に ひんやり 
水飴にもなれないまま 
わたしの良からぬ電気を逃がすように アース ....
色彩を失った街の
無個性な大群のなかに
歩くぼくは
生き損ねた一生物
孤独に気づいた時
時間は止まり
空間を彷徨い
いくべきあてもない
社会の僕(しもべ)である

生き恥晒すために ....
双子だった祖母方のまたいとこはすこし胸が大きい
潤んだ神秘的な瞳は深くて
同い年なのに
大人に見える
意味深な暗号のように念仏がくりかえされるなか
むかし いっしょに あそんだはず ....
この先には 庭があり
庭の先には 塀があり
塀の先には 道があり
道の先には 川があり
川の先には 海があり
海の先には 浜があり
浜の先には 道がある

この先には なにもかも
 ....
ダンデライオンを
口に隠してキスをしたら
あなたは苦味に驚いて離れようとしたから
顔を抑えて あなたの口に移してあげた

慌ててむせながら吐き出した

私は「体にいいらしいよ」と教えてあ ....
木漏れ日が飽和していた。梅雨の晴れ間の日差しを歩いていた。
髪の毛やスーツは熱をおびてゆくのに、からだの芯というか、心臓というか、食道あたりというか、からだのどこかが冷えているような気がして息切れし ....
Equality / 壊れた文房具

後ろへ後ろへ回される答案用紙
それを見て私達の時代もきっと未来に先送り?なんて顔してる君に消しゴムを当てて振り返らせる
「ねぇ 二人で答えあわせしない?」 ....
終わりよければすべてよし
終わりよくなくても
途中までよければよし
途中がだめなら始めがよければよし
始めも・・なら、準備がよければよし

つまりすべてよし、

よし。
何もしなくとも
腹は減る
爪楊枝咥えるにも
銭がいる
腹が鳴るたび
苛ついて
何もしなくとも
腹が減る

何もしなくとも
税はくる
督促の手間
知る由もなく
ゼイゼイゼイ
 ....
生きててつまらないかい?
まだわかりません
生きてる途中なので
冷たい窓ガラスに
一匹のヤモリがいた
わたしとヤモリは
互いの存在を
ほんの一瞬で認め合う
空気がほんの少しだけ
動いた気がした
目が合ったのだよ
確かに
あの時

人間と虫
 ....
キリストよ、早く降りてこい!危ないぞ!”

と教会の屋根の先端で十字架に張り付いたままのキリストの自殺行為を一応止めたのは禿げ頭の吟遊詩人である。
彼は文字通りあの神の国、或いはこどもの国に禿 ....
「食べる事は、最高の幸せ。」だと
病気の父を見て思う。

炊き立てのご飯と葱納豆。

よく噛んで食べて
完食出来るという事は
何よりも尊いと
味付けの薄いお粥を父に差し出した。

 ....
「人の、役に立つ事を考えなさい。」

ある晩
淹れたてのお茶をすすりながら
父は諭すように言った。

今でも
(何があるのか?何なのか?)を片隅に置いて
職場の受話器を取り
職場のパ ....
ひとつ足りないと
この団子は出来ません。

(あんこ・ごま・きなこ・ずんだ・醤油・みたらし・よもぎ。)

たくさんの味のものを食べても
お腹がいっぱいになったとは思えないのです。

「 ....
耳をふさいだ
魚をたくさん入れたバケツをひっくり返したように
空は近距離で
青かった
今夜あたりが祭りの頂点か?
ぼくは彼女の心を缶詰に入れて
持ち歩きたい気分だった
完全に ....
太りすぎて
ウエスト周りを気にしている
ボクもアナタも社会も地球も

あふれる物資を
自分の中に投げ込んでみても
消化しないことばかり
なのにどんどん食べている

痩せの大食いがいつ ....
海へ 出よう
山にいくために シュラフを詰めた
ザックを 捨てて
擦り切れた 重いキャラバンシューズを
脱ぎ捨てて
海へ 出よう

空への幻想は 捨てて
海の波のうねりの
な ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
少女草野大悟2415/6/30 22:00
内なる豊饒たけし215/6/30 21:30
雨のたび躰荒んでいく北大路京介215/6/30 21:30
雨止まずマッチ箱の家615/6/30 21:29
天使を見てから蕎麦アレルギー515/6/30 21:29
銀河 2015/6/30/18:54アラガイs10*15/6/30 18:55
いないいないもり1*15/6/30 18:14
縹色の霊朝焼彩茜色14*15/6/30 15:29
独り言14リィ0*15/6/30 12:23
虚空渡辺亘115/6/30 11:13
水面伊藤 大樹215/6/30 10:52
古いCD番田 015/6/30 9:59
みずからるるりら19*15/6/30 8:43
晩酌鵜戸口利明、115/6/30 3:38
血縁21*15/6/30 1:55
庭2はるな315/6/29 22:44
forget me,not,forget-me-notはて1*15/6/29 21:33
和解吉岡ペペロ215/6/29 21:22
Equality / 壊れた文房具1*15/6/29 20:37
よしもり2*15/6/29 18:52
穀潰哀歌2*15/6/29 18:33
途中リィ015/6/29 17:46
跳躍そらの珊瑚16*15/6/29 11:56
感電A-VOW215/6/29 6:05
反面教師。梓ゆい115/6/29 5:54
父の慮り。(おもんぱかり。)215/6/29 5:38
串団子。115/6/29 4:31
太陽とデニムオダカズヒコ1*15/6/29 2:16
ウエストサイズストーリーイオン1*15/6/28 22:02
海へ南無一015/6/28 21:35

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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