ジュラ紀 白亜紀 吐く息 といき
おととい以前のことは
みんな みんなおなじです
忘れた。
2156年 第四次世界大戦
氷河期 歯みがき ゴシゴシ
あさって以降のことは
みんな ....
む おん
移動していくモノの影、
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む
ム オン
夜陰にひっそり回帰し。
。リフるき生
。リフの人い良
。リフの人い悪
。リフい良のりかわのも
。リフるいてし愛
。リフのいぱっい精
。リフう笑
無意識につく
ため息が
僕を不安にする
心がキュッとなる
ため息は
白い影になって
僕を睨んでいるみたいだ
そんなことも知らずに
貴女は
また、ハア~
とため息をつく
....
キミだね
ね、キミだろ
キミは音楽のようです
メロディのウラ側に
ウソがかくれていない
そんな音楽です
キミの中に
声がわり前の少年が ....
自動の機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
手作りする
結局、手作りすんのかいっ!
「職人」
注文に応じて
....
この腐った国は
みんなを傷つける
この国の裏路地には
なんでもそろっている
本当の地獄は
愛する人の苦悩を見ることだ
長い
ろくでもない夜になった
ここは
死体の街
ここは
終焉の先
固く縛った荷を解いて
その椅子にかけなさい
誰に遠慮することもない
ここには永く客など来ていない
何か食べる ....
栃木や群馬が
海の日を休日にすることに
疑問を感じる人は少ない
山梨や岐阜なら
どうだろう
埼玉や長野は?
ま、いっか
好きにすりゃいいさ
「膿み」
虫歯を放 ....
湘南へ向かう
電車に乗りながら
私は流れていく風景を見つめるでもなく
友達との話に 夢中になっている
こういった時間は
もう長くは持てなくなるだろうと思っていた
そして そうしようとも ....
(孤独を知りたい)
その声のする方へ
足を向けると
ビル街から住宅街に迷い込んだ。
そこでは人々の匂いはあるが、
人の姿はなく、
窓辺から聴こえてくるやかんの音と、
乾きき ....
くたびれたTシャツみたいな月曜日が
このまま金曜日にも土曜日にもつながっていって
いつかダメになるのかな ごめん
みんないつもなんとなく不安でしょうがないのね
で、何をしたかったの? って ....
木影に影を重ね 静かに見送る
蟻たちに運ばれて往く
ことば 肉から零れ落ち
熱い 取っ手を掴んだ
わたしは夏に生まれた
きっと夏に死ぬだろう
光の色彩が教えてくれる
....
陽射しが強くこの地方を焼き、蝉の声が激しく響いている夏のある日、実家の旧家の建屋の中で姪の一歳の誕生日パーティを開いた。かつては無垢であった姪も、繊細な感情を抱くようになり、羞恥や恐怖や興 ....
どんなに惨めな境遇にあっても
どんなに酷い苦しみに襲われていても
光の感覚が
懐かしい思い出のように
余韻を響かせる時、
魂は生き生きした理念に満たされ
霊の光を神の温もりを体験す ....
いっちょまえに
子(娘)が親(母)に意見(もんく)をいう
いっちょまえに
子の方が稼ぎが多くなってきた――
一緒に道を歩いていたら
いきなり娘に腕を掴まれた
「なにするん?」
背後か ....
周りを見渡すと数々の光が見える
例えば、
太陽
例えば、
虹
例えば、
子供の笑い声
君が笑顔で会釈する
長い髪を耳にかける
黄色いボールが
青空に吸い込まれる
それを追 ....
月が描く円を
薬指に通して
遥か未来を見つめ
星の道を歩く
物語の優しさで
今は肩を寄せる
やはり、深い、苦しみは、救われず、気付かれず。
涼しいうちだけの華、肌が感じているその一時。後片付け、そこには誰もいないのさ。
いっそ簡単に、あなたの心を奪えてしまえれば、それとなく呟いた ....
空の青さが気に障る
ポストの赤さが目障りだ
風が吹くのも厭味だし
花が咲くのも虫唾が走る
大好きな漫画の新刊も
大好きなバンドの新作も
もうどうでもいいような
今はそんな気分なのです ....
次へ向かうと決めた
太陽が過ぎ去ると
予定時刻に合わせ
それを追う角度で
君は近づいた
偶然を装って
通り過ぎた雨音は
静かさだけを
置き去りにして
星が滲む銀の夜を ....
安倍の親衛隊の産経
読売は安倍のお友達
毎日は安倍の批評家
軸足全て反対の朝日
まだ自由か
秋が見てみたい
薄いかすみ
青が見てみたい
安倍の親 ....
この度、代表取締役に
選任されましたタカシです
よろしくお願いします
ヒロシくんについては
好調であるアヤミさんと
お付き合いしているにも関らず
業績悪化が著しく
建て直しが急務とな ....
季節は停まったままなのに
何かの遷移があったかのように
すべてが熱にうなされ
憂鬱の涙が豪雨として流れる
世界のどこかで木の葉が青らんだ
それだけの微細な亀裂が
瞬く間に感染し ....
我々は、選ばなければならない
選ぶとしても、選ばないとしても、何かを選ばざるをない
幸か不幸か 疑心暗鬼のまま
幸か不幸か 自信を抱きながら
幸か不幸か 無知なまま
幸か不幸か 無関 ....
冷蔵庫と壁のすき間に
カギを落として
拾おうとしたとき
溜まり溜まったホコリに
ゾッ・・と。
冷蔵庫のうらに
びっしりと居座るやつらを
イメージしてしまうけど
重いし
面倒くさか ....
遠い国のみずうみに
おさかなを放ったんです
わたしが好きなら
帰っておいで
ずいぶん勝手な
おわかれです
そこでしあわせ
になるんだよ
*
遠い国のみずうみに ....
嫌になるくらい青く広がる空は
おでこをとんとんと叩いて
顔をあげさせる
白いガイコツの間に挟まったビー玉も青く映る
髪型はどうだっていいよ
必要な決まり事なんて世界にはほんの一握りだって ....
どこかから迷い込んできたカブトムシは
黒々とした鎧に似合わない
くにゃりと甘い匂いがした
冷蔵庫にキウイフルーツがあったので
それでも与えて手なずけてみようかと思ったが
私の手のひらに収まら ....
青空に
青春の光と陰を見たよ
何もかもが甘酸っぱくなって
過ぎていった夏
1593 1594 1595 1596 1597 1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625 1626 1627 1628 1629 1630 1631 1632 1633
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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