山道の草木を横切る
  ギンヤンマの蒼い複眼に
  私たちの過去が沈んでおり
  どうやら今も放熱を続けている
  遠く 手放してしまったものも
  未だ近く 触れられるものも
 ....
薄いオレンジのむこうに

行くと思う

ひかりを見に行くと思う

薄いオレンジのむこうに

行くと思う

ひかりを見に行くと思う


ききいってしまう

なにかのものまね ....
貴女が特殊と
感じることが
私にとっては
特殊じゃなくて
ごく普通の
日常的な性行為だと
知ってもらいたいから
今日も
唄っているんです
性の嗜好は
相対的だと

性の嗜好は
 ....
ささやかれている
この世の終わり

大きい火山が噴火したり
全てが海に沈んだり
この世の終わりというけれど
始まりでもあるんだな

全てがまっさらなくなる
というものも
気持ち ....
            150726

車ごと埋められた僕たちは
炎暑の中で窒息している
国の成り立ちはかなり暴力的だと信じているので
これも新しい国への礎になれるのかなと信じて
酷暑の中 ....
におい、によって呼び起こされた記憶は他よりも色あざやかでいつまでたっても去ることがないのだった高校の部活の秋の地区大会で楽屋に使った研修館の部屋の終演後に着替えるからと言い置いて閉じこもった押入れを後 .... あの娘がXXでなかつたら ひつきよう好きには
ああ君が眼鏡を外すなら 僕の心は
この女が馴れ馴れしく 背中をはたいてにやけるのを辞めたら 俺は
基準基準不純恋煩い

あの人がまさか私なんかと ....
白いシャツに染み付いた
香水の匂いとスパゲッティの点々に
日曜日の名残を感じながら
指先を黄色くして
ごしごしごしごし 洗う

とっちめてやる!
という わけのわからない怒り ....
かなぐり捨てたいものは、
その背中にはりついた。
私の羽根だ。
羽根は強烈な接着剤で
そ ....
虹が空よか広い水辺は 金魚くるりと群れ周る
万珠沙華の咲く咲くエベレスト 握りて二人 御岳の麓
世界のあらまし見えました 愛は神代の宝物
死期は憂き世の結節点
坂を駆ける夢中に生きよ 透き通る ....
暗闇迫り
バタフライ飛び回る
紫と黄の鱗粉を撒き散らし
なんて美しいのだろう
どうして誰も気付かないのだろう

誰も居ないからだ
衣を剥がされ
さ迷う誰も

喧騒の街と悲鳴の肉
 ....
青空が燃えている
遥か天空が
ガスバーナーの火みたいに
青は温度が高い証
僕達は炎に向かって落ちないように
重力にしがみついている
僕らが時々
眩しさを堪えて空を見上げるのは
あの ....
退屈な視界の
全てが、溢れすぎた日々に
起動してない「君は」
水)すらも上手く掴めなくて、

校舎の裏に広がった狭すぎる死海で、
小さく交わされている大きな幻

水鉄砲を手に取って ....
秤に載せられた魂が秤から一滴ずつ零れ落ちるたび
秤を載せた秤の針が微かに震えては元の位置に戻る
運命(2014/6/7)
が覗く運命(2014/6/7 15:07)を覗く青い瞳( it ( li ....
(質問に答えて
(それよりも先に
(消えたいと
(呟いて



 そういえばあれはいつの夜だったか、もしかすると昨日の夜だったのかもしれない。人差し指に女の長髪を絡めていた時に、背中に感 ....
真夏の炎天下に自転車をこぐ
すべては明るすぎて却って曖昧に
すべては熱すぎて却って柔弱に
こんな快晴の日だが
ひたすら過去の雨が私を打つ
水ですらなく重さもない
透明な過去の雨 ....
あなた方の乗った公文書は到達する
糸を紡いで帆を張った
弱々しいそれは影を投げ
私達に覆い被さる

すみれ色の手紙には朱インクはなく
垂れるその微妙な一滴が
人々を掬い上げる

細や ....
本を閉じるように
重なり合って

行間を埋めただけの
「愛してる」の言葉

夜が明けるまでには
また恋に書き上げた

ただ淋しかった

ただ満たされたかった

ただ逃げたかっ ....
          なぜだろう
  トンネルに入る汽笛が鳴った
         青い春の旅路

          なぜだろう
 トンネルにもきづかずに過ぎた
     赤い夏 白い秋の ....
誰の号令だろうか
風景が停止したり開始したりを繰り返している
誰の合図だろうか
些細な感情の波に気付いたり気づかなかったり
社会的には「休暇」と名指されるこの期間
実際は「休暇」 ....
圧倒的なインプットで
圧倒的なアウトプットへ


圧倒的なアウトプットで
圧倒的なインプットへ


今日の終わりには
少しでもいいから
圧倒的にアウトプットが
インプットを上回っ ....
あたしが苦しむのを
何食わぬ顔で見ている
あなたはすごい頻便だから
この気持ちは分からない

別にあなたに
浣腸してと
頼んでいるわけじゃない
やりにくいのは
確かだけれど
自分で ....
目を細めてゆくと
遠くのものがはっきりとみえる
焦点を深くして
見通そうとするけれども
僕たちは
反射するモノのかたち
明るく、はっきりとした存在を競い
遠くとおくへ届こうとする
 ....
気持はいつも
うち側へはじけたから
つまらない奴だと言われていた

たしかにわたしは
つまらぬ女で
するすると全部抜けていってしまうのだ
やって来て 去っていく

いくつもの時間 ....
            150725

エアギターの名人、メタルギャーの軋み音
コンデンサーのくしゃみ
爆発する前兆ダナと思いながら使い続けて
2年が経った1940年代のアメリカ製のラジオ
 ....
青かったり黒っぽかったりするドロップス
青い青い、そら、そら
黒い冒涜、スペースキャンディ
熱気球のような慌ただしさで伸び溶けた
都会の雲。雨が降り注ぐとそこにはアスファルトの溶け残りが
混 ....
平家の怨霊に千切られたり

画家が自分で切り落としたり

耳だけになった耳は

視ざる 語らず

そばだてるだけ

集めつづけて

誰にも渡せない

にくの花弁の内がわで
 ....
Poison gas/ストレス

知らぬ間に日常に散布されていた毒ガス
家を出る前に鏡の中に写すその作り笑いは
肺の中に溜め込んだ本音を守る防毒マスク
口から嘘を吸っては吐いて息苦しくなりな ....
ここで石を降ろせ
お前の背負っている石は
他界への動線に満ちている
人間のつくった組織は
あかるい論理とうつくしい体系を
表皮まで張り巡らせているはずだが
その組織は必然のよう ....
毎日夕焼けが違うという人たちの
感動を強要させようとするきしょい行動
同じ夕焼けなんてないの
だからなに
全部違うからなんかすごいの?
シャッターというチャンスの連続が
この世界という存在 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
過去[group]草野春心415/7/26 21:53
ひかりを見に吉岡ペペロ415/7/26 21:25
特殊相対性理論花形新次015/7/26 21:04
この世の終わりが来るときは瑞海6*15/7/26 20:27
あおば8*15/7/26 20:14
エアー・コン/即興ゴルコンダ(仮)投稿.57こうだたけみ2*15/7/26 20:11
矛盾基準不純恋患いなけま、たへ...1*15/7/26 20:07
洗面台にて凍湖(とおこ...4*15/7/26 20:03
あおい満月215/7/26 19:56
カタツムリの人生なけま、たへ...2*15/7/26 19:49
ひざまずく麓にたけし515/7/26 19:29
青空が燃えている凍月11*15/7/26 18:20
溢れすぎた日々ハァモニィベ...2*15/7/26 17:28
竹森115/7/26 17:05
夕暮れる夜015/7/26 16:54
過去の雨葉leaf515/7/26 14:17
ディプロマシィを超えて水素015/7/26 11:55
あとがき宣隆1*15/7/26 11:18
老いの演繹(十)信天翁215/7/26 9:49
夏澄葉leaf315/7/26 6:36
圧倒的な宇宙的なアウトプットkomase...2*15/7/26 5:53
官房長官花形新次015/7/26 1:37
深度たりぽん(大...315/7/26 1:12
ちりぬるをはるな715/7/25 23:17
エアー・コンあおば3*15/7/25 22:06
青い統制水素215/7/25 21:32
すでに萩原でも日吉でもなくただのみきや9+*15/7/25 19:14
Poison gas /ストレス015/7/25 19:04
暴力葉leaf315/7/25 18:47
ハローバイバイモリマサ公1215/7/25 17:19

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