さて、続いては交通事故予報です
土曜日の今日は各地で
羊の皮をかぶった狼のふりをした
狸なクルマが暴走するでしょう

朝方は土曜出勤で寝坊したクルマが
信号の変わり目で突っ込んでくるでしょ ....
もう書き尽くされてしまったかもしれないけど
夏は きみの腕のきずに
ぼくのきずも ちょっぴり痛むんだ ごめんね
生きるために
そうするって
ぼくには全然 わからない と
言った季節 ....
くるりと回すと宝物は潮の匂い、使い込まれたそれらはところどころ錆び、いっぱいあるけど違いがわからないって言うと笑う顔に歯がない、かつてキスやらクサフグやらと一緒に愛車のトランクに入れられたそれらはこれ .... いい加減
敗けた戦争の話をするのは
止めて欲しい
ただでさえ暑くて
鬱陶しいのに
これ以上
耐えられねえや

日清、日露の話でもすっか?

スカッと行こうじゃんか

将来的に
 ....
春 そよ風の優しい囁きに
夏 肌を滑る熱い眼差しに
秋 想い出の肩を包む腕に
冬 肌の温もりの静けさに

とろけても ながされない
自分のかたちを失くさない
凛としてつめたく だけど 
 ....
戦争を知らない世代の私にとって
原体験は高校1年の夏休み、先輩から渡された一冊の文庫本だった。
原民喜著「夏の花」
爆心地近くに居て奇跡的に生き延びた彼は
五感のすべてに焼き付いた惨状を克明に ....
いつも一緒にいてくれるあなたが好き
同じ歩幅で歩いてくれるあなたが好き
好きと言ってくれるあなたが好き
 
 
プラスチックが降り積もる
世界は彩と形に満ち溢れ
ラジオからはいつものように
幸せな物語が流れている

どのように話したらよいのか
君に話したいことがたくさんあるのに
話すべ ....
舟に乗って川を渡る。きれいじゃない水に腕を浸して、汚れたワン
ピースのすそから、小麦色の脚をのばしている、太陽もない、だれ
もこない、きみが舵をとったくせに、行方不明なんておかしい
 ....
なにかやましい
気持をかくしながら
愛している、
とささやくとき
空や海はいっそうまぶしくうつります

目を閉じていてもわかってしまう
わたしが
どれほど
くらいものであるか
 ....
右をとるか、
左をとるか、
減点で埋めつくされた
スマートフォンは
昇るように階段を降りる。

 ....
彷徨う
空を 海を 宇宙を
いたたまれなくて
ここにいられなくて
突風に身をまかせ
時空を 彷徨う

彷徨う
誰かに会いたくて
でも会いたくなくて
微かな煙のように
静かな陽炎の ....
ただの笑いなど一瞬のことで
世の中には意味がいる
一部でも何でも
寄り添った意味が

意味はその人々の社会的な位置や
その場の環境によって
価値を変える
例えば悲しい時は慰めの言葉が価 ....
言葉は宙に消える
涙も空に消える
夢なのか
悪い夢なのか

ならばいくら叫んでも届かない

だからどれだけ叫んでも届かない

ひたすら耐えて
夢から醒めるのを待つだけ
ギリギリと ....
      150808

考えたら
わたしは
夾竹桃を
見たことが
あっただろうか
夾竹桃は夏の花が先行し
後から花のイメージが付加され
がっちりと定着したようだ
わたしが夾竹桃 ....
人間は本能が壊れた生き物だから
自分で物語を作らないと誰も救済しないよ

淡々と生きることをくり返す
それで満足してちゃ面白くもなんともない
人間は物語を自分で造ってしか前に進めない
それ ....
窓を開けると
蝉の嵐がどっとなだれ込んできた
熱風のかたまりを大きな捕虫網ですくい取る
いっぴきの夏を追いかけたまま
少年の夢はなかなか覚めない

布切れで父が
細長い袋を作った
針金 ....
論理に頼っているので詩人失格
物語を好むので詩人失格
ほんとうのことばかり言うので詩人失格
人生にこだわり過ぎるので詩人失格
現実が見えすぎるので詩人失格
働いているので詩人失格 ....
今日はひとまず安眠しよう
ため息がひんやりとわたしをなだめる
もう十回読んだ小説はくたびれ
わたし自身と甚平もくたびれ
うながすようにクーラーが冷たい風をはきだす

見事なくらい夏は涼しい ....
ホントにごめんね
って
この先もうまく言えることは
永遠にないだろう
今さら言葉にするまでもなく
過去の偉大な歌たちが
くり返し
そう告げている

これしかないんだ
大見得を切 ....
苦労ばあ、
クロウバァの呪いがぬくもりに変わる、秋の午後、
夕闇に揺れて星空は空でなくなり、雨に変わる、星の雨、
その雨に打たれてクロウバァは葉を落とす、一枚、二枚、三昧と、
四枚目は? 知ら ....
ブラウスの胸のボタンは外すが
着せたままでブラジャーごと
オッパイを引きずり出す
そのとき貴女の息は既に荒くなっているが
無視してブラジャーをずり下げる
その瞬間
「アッ!」と声を上げるが ....
静かに沸き上がってくる
温かい気持ちと切なさ

好きだという気持ち
気づいた時には
もうあなたを追いかけている

好きな人の楽しそうな姿
遠くから見ているだけ
話をするきっかけ
今 ....
懐に忍ばせる 心のよりどころ

片手で開くと 手の一部になる

早くふりたい

香の混じった風が吹き

心の落ち着きをとりもどす

真夏の心のよりどころ 扇子
 遠くで蜩が鳴いている。
 商店の軒先から蚊取り線香の匂いがする。
 祖父との思い出が詰まった公園へ行く。
 そのとき私は自分に見合った石ころを拾い上げた。

 石には歴史が刻まれている ....
電源ボタンを長押しする
携帯電話の電源を切った
見えない筈の乱雑な線までもが
空間を埋め尽くす想像・幻覚
電池まで外してかなぐり捨てる
    まだ足りない


街に出たら眼鏡 ....
雨季が明け
浄らかな風吹く夏の午前
こんなときは
あのきらめく湖面と
小さな桟橋に立っていた君の姿を
思いだす

君はかつて歌っていた
約束の地のことを
そんなものは何処にもないと知 ....
硬い硬い残響に
冬の孔雀舞う
優雅に羽広げ
雪原を辿り

遥か突き上げた独立峰は唐突に
曇天の灰色背景に
クリーム色に映える
頂柔らかな円みを帯び

孔雀はもう止めどもなく涙を溢れ ....
頭が良いのは病気なので
俺は頭が良いんだなんて
思っている奴は
医者に行った方がいい
きっと正露丸を飲まされる

俺は他の人とは違うんだ等と
真剣に思っている奴は
大概プラスの方向に違 ....
財布のハラが
なったのである。
蝉の合唱部がちょうど
ステージをおりたころに
おれも、わかってはいた
わかってはいたけど
神社で見つけた蛇の抜け殻を
信じるには もう
足の裏が白すぎた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
交通事故予報イオン2*15/8/8 23:29
もり2*15/8/8 22:16
夾竹桃/即興ゴルコンダ(仮)投稿.61こうだたけみ5*15/8/8 21:53
優しい日本の私花形新次115/8/8 21:12
アイスクリームただのみきや15*15/8/8 20:34
夏の花Lucy12*15/8/8 20:22
私はリィ015/8/8 19:39
終戦たもつ915/8/8 19:28
船出しもつき七6*15/8/8 18:55
やましいはるな415/8/8 17:45
稚魚あおい満月615/8/8 17:43
彷徨う猫の耳215/8/8 15:17
雨があがるopus015/8/8 13:00
Evanesce文字綴り屋 ...015/8/8 12:44
夾竹桃あおば5*15/8/8 12:04
これが人間陽向∮8*15/8/8 11:45
夏の少年yo-yo6*15/8/8 11:12
詩人失格葉leaf415/8/8 11:09
休息陽向∮7*15/8/8 10:10
頭のなか[group]アンテ215/8/8 7:48
星の雨kaz.015/8/8 7:38
主導権花形新次315/8/8 6:52
好きな人夏川ゆう315/8/8 6:01
扇子佐白光315/8/8 2:06
市民公園ヒヤシンス10*15/8/8 2:03
シャットダウン凍月5*15/8/7 23:05
夏の風[group]塔野夏子5*15/8/7 21:45
沈潜キセキたけし315/8/7 21:25
あなたはマイナス人間です花形新次415/8/7 20:26
じりひんもり3*15/8/7 18:21

Home 戻る 最新へ 次へ
1579 1580 1581 1582 1583 1584 1585 1586 1587 1588 1589 1590 1591 1592 1593 1594 1595 1596 1597 1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.24sec.