ひさかたの
氷水

君だけに
伝えたい比喩

わかるかな
かわるかな

千年に
一度の平日

一年に
千度の平熱

燃えない
ゴミの日

誰かの心に
凧が上がる日 ....
つまるところそれは逆剥けた羆の喉元に突き立てた異臭を放ちされど眩い光を放つ閃光の中で、最善の解を未だ探し求める狩人の真似をした偽物のようでいて、されど真と振る舞う事すらも怠り、ささくれた指先に、しかし .... 不発弾処理がどーしたこーしたと
画面が賑わっていた頃

あなたがかの地へ向かっているとは 
知らなかった

無事に動いた列車の中で 
どんな思いをしていたのか

今では 繰り ....
銅線で
脳神経を
キリキリと
縛り上げていく
のは快感だろうから
この夏の夜に画策する

までもなく
渦巻くハンマー音の波
ラバー壁に弾き返され
夜半過ぎに獰猛な咆哮
で復讐を開 ....
時代には風がある
水色の風
赤い風
青い風
黒い風
白い風

黒い風は戦争の風
死の風 不幸の風
こんな風は二度と
吹かせてはならない

白い風は
爽やかな風
平和の風
 ....
喉がぴったりと張り付いている
水を飲んで 目を覚ます
クーラーの音が なっている
陽光はもう 部屋の隅に
居座っては 目に刺さる

洗面所は茹で上がっている
じっとりと 重いシャツ
食 ....
貧しさってどんなこと?

夜、お母さんがいないこと?

お金がないような気がすること?

否定のことばでしか繋ぎとめることが出来ないこと?

砂漠の砂を数えるようなことをめんどくさがる ....
時を放って
昇っていく夕日について思考する
青くときに淡い時代の切れはしのよう
葉が呼吸をする間に語り合う
そっと息を止めたりして
手紙に書くように丁寧に話をして
愛はとくべつ
 ....
墓参りに出かけて
墓石の前にたたずむと
墓石に映った自分の姿が見える
墓石に映った世界はあの世のようで
私はあの世からこちらを見返している
あの世は墓石の暗い色で覆われ
いつま ....
ふぐちょうちんとクネクネが
殴りあって
ダブルノックアウトになった瞬間に
乗り込んで
昔みたいに占領しちゃいましょう
隣の馬鹿は大爆発とバブル崩壊で
それどころではないので
今がチャンス ....
言えばよかった  過ぎ去ってみてから気づく
言えばよかった  過ぎ去ってみてから後悔を噛み締める



過ぎ去る随分前から
きっときっと後悔するのだと
わかっているのに
動けた例がない ....
きみの夢は軽いけれどもきみは重い
人間ひとりってたいそうな荷物だ

きみを背負うには僕がかぎりなくかるくなければならない

すべてのものをかかえて吊り橋は容易には渡れないものだろう

僕 ....
重みをなくした
  他愛もない 愚痴を
 オブラートにつつんで
 嫁いでいった 一人娘に
しばしばメールしている
    卒寿となった おひとりさま
だが 一人娘は 多分・・・
  言外 ....
きみ、おちた



黒いひとみだけが さいごまでしずかだった
河の底、四月は冷えて
瞑っていなければ 声がでないのであれば
こわくないところへ連れていって

深い水音が ずっとずっと ....
変態は少ないチャンスを狙っている
普通の人が
そんな時間にいるわけないと思っても
そんな時間だからこそ
いればこっちの思うつぼと考える
じっと息を潜めて
その瞬間を待っているのだ

変 ....
あなたには、
打たれた記憶しかなかった。
言葉の手のひらで、
私の頬や背中や足を、
あなたは何度も打ってきた。  ....
小さな島々が集まって
絶景を生み出す
同じものは何処にもない

朝昼夜と変わっていく景色
小さな船大きな船が行き交う

時間の進み方が緩やか
都会の早足な感じはない

笑顔が多い島 ....
西瓜の産地が
北上していく

夏が通り過ぎるのを
毎年スーパーで見かける

多分、今年最後の
西瓜を食べながら
高校野球の
決勝を見ていた

季節というのは
うまく出来ていて
 ....
綴る 言葉は
うちなるもの

枠の無い無限の大地も
心には持てるものを

空でなく
海でなく
大地でなく

私は 貴方という
果てしない宇宙を

心に綴ってゆく  
海は掴んだわたしの足もと

喜べよ波しぶき

明日も生きるわたしを
まぶたが腐り落ちるほど泣いた
朔が満ちて三日後には丁度半分
世話焼きよってたかって混ぜ込んで
できるはあなたへ向かうまじない
善意の蠱毒だ吐くまで喰らえ
あたしの優しさ愛情友情すべて ....
まだ、
ここがどこかわからずに
過去のあなたをまっている
朝顔のうすい花弁をさわって、
甘いような気持になっていたあなた
履きつぶした靴ほどにすべてを好きだった
鬱病になった友人を外に連れ出すことに成功したから
バンドメンバー4人で通っていた小学校へ行こうと思うんだ
最寄りの駅で降りたら畦道をゆっくり歩きながら
バックナンバーや自分達の曲をスマホで鳴らし ....
誰かがポケットに手を突っ込んで
枕元を通りすぎてった
灰に染まって焦げた声が
何度も胸に染み込んでく

誰かの言葉が混在している
夜明けと夕暮れは
一瞬だけ同じ

誰かを好きにな ....
風の強い日にも蝶は飛ぶ

気流に乗って巡り

波を越えたり潜ったり

泳ぐようにすり抜けては

喉を潤す 揺れるクローバーに佇んで

ヨットのバーでカクテルでも飲むように

洒 ....
橋立… と 聞いて
直ぐに浮かぶ 有名地

普通ならば 天橋立
此処ならば 橋立の翡翠峡

どっちかって言うと 
姫川沿いの 小滝の翡翠峡の方が 
有名なのですけれども

 ....
やわらかな森に、
ゼリー状のものにくるまれて、
ふるふると
うみおとされた
永遠という名の
海鳴り。

俺たちのまえを、
泳ぎつづけるイルカがつきつける
とがった夏の言葉。
そのさ ....
与えられた絶望
真新しい傷に落ちる冷たい涙

嘘だと言って
思い出にならないでと

あなたに叫ぶ

砕け散った心を寄せて
気がふれるまでここにいたい

苦しいだけの現実
 ....
線路がつづく理由について
かがやかせる目には、とおくうつる夕日
あなたのものでもないようにわたしのものでもないよ。
虹がきれいすぎて過ぎ去った雨とか
誰かを知ることが傷つくこと ....
肉にめり込み
脳髄に沈み刻まれる
鋼のビート
反復も新たに
冬の鳥は踊り出す
声無き音響の時空を


可憐に哀しく我を忘れ
冷酷に愛しく飛び跳ね
自然に苦しく姿を消し


肉 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
アメノチやまうちあつ...2*15/8/22 20:54
妄言baby b...015/8/22 20:52
倖せの青い実藤鈴呼1*15/8/22 20:47
鉄の必然たけし4*15/8/22 20:29
時代渡辺亘515/8/22 18:15
夏の朝藤山 誠1*15/8/22 17:42
かたいつぼみ吉岡ペペロ715/8/22 16:01
はじまりかんな10*15/8/22 15:10
葉leaf415/8/22 14:25
ダブルノックアウト花形新次015/8/22 12:48
素直瞬間komase...4*15/8/22 12:48
半魚人の夜梅昆布茶1615/8/22 11:27
緑門②信天翁515/8/22 11:15
.4/u515/8/22 10:58
変態を知れ花形新次215/8/22 10:57
場所あおい満月11*15/8/22 9:58
瀬戸内海夏川ゆう215/8/22 5:27
西瓜ガト16*15/8/22 4:02
はじまりの書4*15/8/22 3:41
Kunisa...015/8/22 1:35
恋亡115/8/22 1:03
過去のあなたはるな215/8/21 22:58
とある群馬の1日1486 1...115/8/21 22:57
シグナル結晶竜門勇気4*15/8/21 22:30
風の強い日にも蝶は飛ぶただのみきや15*15/8/21 22:07
ヒスイ藤鈴呼2*15/8/21 20:37
やわらかな森に草野大悟2315/8/21 20:33
正しくない永遠十一月の失敗...1+15/8/21 19:50
きらきらかんな7*15/8/21 17:52
愛娘との訣別たけし315/8/21 15:52

Home 戻る 最新へ 次へ
1567 1568 1569 1570 1571 1572 1573 1574 1575 1576 1577 1578 1579 1580 1581 1582 1583 1584 1585 1586 1587 1588 1589 1590 1591 1592 1593 1594 1595 1596 1597 1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.4sec.