さっきはごめんね
あたし、可愛くないよね
あたしね
みにくいアヒルの子の話が好きで
みにくい明日の子って自分を呼んでたの
いじめられても無視されても
あたしは輝ける明日の子
やがて美 ....
これは、HONBAだ
ここが本場なのか?
それは、YAMABAだ
山場では強いのか?
それも、SUZUSIだ
配達が得意なのか?
あれは、Kawasakaだぞ
坂道では速いのか?
....
あるはずの脈動は感じられなかった、おそらくはすべての感覚が薄いプレートのようなもので遮断されていて、ほんのわずかな隙間でしか機能していないのだ、コールド・スリープの ....
きっと生き方には
真剣なのだけれども
政治家と詩人は似ていると
他の人々に言われたとしたら
お互いが完全に
否定をするだろう
だがひょっとしたら
似ているところが
あるかもしれない
....
※なにをしようかと胸をときめかせもせず
ただ日差しだけが夏を全力に叫んでいて
頭皮が見事に焼けてしまって
せめてもの抵抗に自転車通学にしようと決めた
帰り道、部活中に眩暈、100円ジュース ....
一体、日本代表に
トンガ人とサモア人は
何人まで認められているのか?
オフサイドの意味よりも
そっちを先に知らないことには
気になって試合に集中出来ないんだ
まさかトンガ代表対トン ....
「おじいちゃん、口くさーい!」と
遠慮なしに言う孫は孫で
早く大人の怖さを教えてやるべきだと思うが
ジジイはジジイで臭い口をなんとかすべきだ
入れ歯が臭うのであれば
それこそポリデントを使う ....
身重の母さんをつれて
この道を通ったんだ
秋の彩りが見たくてね
秋の美食に酔いたくてね
俺の
そういう独り善がりは
あの日もいまも変わらない
ただひとつ違うのは
お ....
嫐という字の男が憎い
尻文字で詫びている
誰のだか思い出せない名刺の角が丸い
ながすぎたうたが
ながされていった
しぶきゅうふは
かもめになってそらをとぶ
わたしたちのすごしたはまべに
おとこたちのゆうべは
おんなたちのあしたで
くずされたすなが
ふたたびた ....
歯車はなぜ回転するのか分からず また分かろうともしなかった
まだ感傷的になれる夜とかがある
疲れると痛みだす傷じゃなく
背の低い面影
未開と欠如と不在と抵抗の熱帯のネガのようなもの
バチ ....
植物は感情を放っている
言葉でも意思でもなく
多様な感情を放っては
私たちの感情を直接打ち鳴らすのだ
ただ生きるという基本的な感情から
日を受ける喜び
雨を受ける憂鬱まで
私 ....
ある日{ルビ馬鹿=うましか}は恋をした
とても美しい理念に
薬はなかった
あっても飲みはしないだろう
なにせ
夕日を浴びた{ルビ馬鹿=うましか}の群れが
一斉に嘶いた
美しい ....
マスかき
ゴマすり
ワンパターン
ヤニにまみれた壁紙に
「触らぬ神に祟りなし」
詩人 気取って 日が暮れる
生き抜きました 今日もまあ、
〲
寒くなります、 ....
秋の日
歴史上初めて空を見上げた人類のように
清々しい気持ちで空を見上げる
できることなら
人類の歴史を全てやり直したい
毛筆で描かれたかのような雲が見え
空は余りに明るいので
....
通販サイトのタイムセールを見るたび
欲しいものリストが増えていく
ぽっかり空いた穴は満ちやしないのに
とても悲しい気持ちに
なった時が前にあって
そこから海を求めるようになった
波の音を聞いて
潮風の香りを感じ
一粒涙を流したら
気がつけば
海に浮かぶ
海月になって ....
わたしは貴方と、恋に落ちることは出来ませんでした。
連続殺人とか突然の大地震とか、いつ死んでも可笑しくないのだと改めて感じるようになったので、拙いながら、お手紙を書こうと思いました。
貴方 ....
りんご飴が縁日で命拾いを繰り返す
ちいさかったあの子の手のひらは
覚えているだろうか 君の{ルビ紅色=くれない}
{ルビ藍紺=らんじょう}をみあげていた無垢
{ルビ初夏=はつなつ}の薫風と ....
16歳の夏休みは一度きりだって知らなかった私たちは秋大(会)に向けて稽古していた言葉が生まれる前の原始時代の物語をヴィヴァルディの「四季」に合わせてあーとかうーとか言ってジタバタした春夏秋冬春と巡って ....
夏過ぎて
名残の風は
漂泊の
想いで刻む
たむけ花
荼毘に付したる
骸には
五色に浮かぶ
懸想文
てのひらほどく
文様も
水底沈む
龍鱗に
染むる誓いと
思し召 ....
天国と地獄の門は開かれた
今と未来の狭間に漂う中に突き付けられた
そのナイフ
鋭く胸を抉るのは
君にだけ
与えられた手法であり
思想であった
僕はあの日のように
ひとしずくの水に戻った
水の精に魅了されたピア二ストは健在だった
瀧のごとく
怒涛のごとく
自由に偏在し
現れては消える
彼の日は今に
今は彼の日に
打ち寄 ....
150920
ねばならぬ
ねばならぬこと
それは読後感想文の提出
現国の夏休みの宿題
収容されて派遣された
敵国将校の部屋の隅で拾った
半分腐りかかったたまねぎ
もっ ....
障害と病気と性格を
区別出来ないバカがいる
性格的な欠陥名のつもりで
ある障害名を作品に使い
知らないうちに恥をかいている
アホ詩人がいる
さらに
そのカス作品にポイント入れて
高評価 ....
一人称についての
ダイアログをスキップして
夕日を抱けば恋をした
海で拾う貝殻に
耳を当てるたび頑なな自分を
否定した
ひりひりした
砂で顔を洗えば
いくつもの化粧は落ちていっ ....
下町を一人で
緊張せずに歩けること
夜 家の外を
気軽に歩けること
それらが当たり前のこと
ではないことに
外国で暮らすと
気付かされる
銃を持つ自由のある国で
出歩こうとす ....
「人々の砂漠」
かっては水に豊かな土地であったのに
人が去り獣も去り、見捨てられた土地に
再び水が返ってきて,潤い、草を生やし
木々のめが芽吹く時,それは人類の見捨てられた
社会に愛の ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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