36℃のいちごみるく
鮮やかなピンク色が私を満たす
口遊む五線譜と弾んだ靴音と共に
貴方の元へ いち、に、さん
キンタマ王子は馬鹿だったが
馬鹿と言われると
烈火の如く怒るのだった
特に自分が最高のデキと感じた
自称短歌の文語の使い方を指摘されて
「おまえ、馬鹿丸だしで恥ずかしくないのか」
と言われ ....
私にポイントをください 花形新次 散文(批... 8+* 09-9-24 19:36
ポイントください 北大路京介 未詩・�... 40+* 07-5-17 16:23
{引用=
プロレスか ....
勉強が出来ないのと
頭が悪いのは
微妙に違うと思うが
キンタマ王子は
明らかに両方だった
古文は赤点しか取ったことがなかった
自称歌人のキンタマ王子は
いい加減な文語を使いまくり
....
見落としがちな雑草から
逞しさエキスを注入しつつも
草を引っこ抜く 毎日だったり するけど
根がしっかりしている 雑草の代名詞は
タンポポ
雑な草だけど 粋活きしてるヨ
蛇 ....
午前五時の足音 私はこれから眠る
詩句未遂たちと立て籠ってる部屋で
眠れ、なかったことへのクレームを
今朝の燃えるごみにできたら 私は
あてがなくて彷徨って
言葉にすがって訪ね歩いて
....
重く沈みこむようなビートの羅列に休日の午後は侵食されていて、手持ち無沙汰になった心情の中には怠惰と、ほんの少しのいらだちのエッセンスが落された水が満たされていた、ついさっきまで ....
大体世界なんていう言葉を
殊更口にするヤツは
自分の居場所すら確保できずに
寂しく死んでいくものだが
キンタマ王子はそうではなかった
キンタマ王子はその巨大な
キンタマによって
世界 ....
どろどろの味噌汁を椀ごとぶちまけた
いつものような朝食だった
突然油のきれていないベーコンに腹がたったからだ
台所の窓ガラスが割れ
誰かが小石を投げたと僕は嘘をついた
夕方になれ ....
始まる
無限の膨張と収縮
失踪
零れ落ちる水が歩きだした
それは天使が吸い寄せられるように
悪魔の結晶が分解されるように
のみこまれ
たたずむ城壁
迂回する回廊を ....
太陽に向って歩く
それが太陽だからだ
あなたは神?
私はにんげん
これを夕暮れと呼ぶらしい
この角度、この浅い、浅ましい…角度
そのようにして入っていって
やがて剥がしていくつもりなのだ ....
今 冷静に考えればおかしなことは幾つもあった
学生服のボタンが陶器に替わったのは良いとしても
疎開先の山村に棲む父の従兄の大工小屋で
兵隊さんたちが材木を使って
角形の潜望鏡のようなものを ....
友達を誘って
紅葉を見に行くバスツアー
賑やかなバスツアー
たくさんの人と知り合いになる
バスの中では会話が途切れない
紅葉の中を歩く
会話は途切れず
楽しいオーロを纏っている
....
いますよ
--------------
私の神さまって居るよね?
ほしいものは何ですか
それは形あるものですか
お金で買えるものですか
手に入れたときを想像できますか
おいしいものですか
温かいものですか
冷たいものですか
....
いっぱい食べてね
おかわりあるから
その薬指から
約束がこぼれ落ちないくらい
いっぱい食べてね
不満があるわけじゃないし反抗してるわけでもない
興が覚めたというか気分がのらないんだ
つくり笑顔が本当の笑顔になるのかな
君の笑い声とユニゾンできるかなぁ
365日後の朝にまだ痛 ....
おまえは夜がこわいと言った
夜はおれも
ちょっとこわいかな…
冷えたおまえのひたいを静かになでた
あしたは何が食べたい?
甘~ぃ デニッシュ…
おれはあちこちのベーカリ ....
朝の川原の岩に、腰かけ
せせらぎに耳を澄ます。
{ルビ水面=みなも}には嬉々として
乱反射する、日のひかり。
一度きりであろう人生を
この流れに…まかせようか
――旅人は岩から ....
水のない球体
光のない反射
あかく くねったり
きんいろに あがめられたり
輪っかや虹や黒ずんだりして
きれい とか 不気味 とか
好かれたり 嫌わ ....
にょきにょきと…背丈がのびる
パキラの樹は、天井にふれ
窮屈そうに
緑の背骨を曲げている
――私ハモット大キク…ノビタイ
音の無いパキラの声は、不思議なほど
対面する私に内蔵さ ....
目の前の、岐路は分かれ
右の標識も、左の標識も
〇い空白のまま、立っている。
*
私は想いを巡らせ…夜道を{ルビ漫=そぞ}ろ歩く。
立ち止まり…深夜に囁く星々に、目を凝らす。
....
つい。
その つい。が 火だるま状に なってくんだ。
あい。
その あい。が 雪だるまみたいに熔けてくんだ。
うん。
その うん。が 渦巻いてって とつぜ ....
晩秋にただよう
すっぽんぽんの朝の冷え込みを
なだめ すかそうと
(北の高血圧の隙間から)
まつ毛をかわかして
ものしずかにふりそそぐ
神無月の太陽の優しさに いま
鴉 ....
クレーター crater
懐かしいね ここは君が終わった場所
同時にさ 始まった場所でもあるんだ
信じられるかい ここに確かに君は居たんだ
最後の最後まで 色んなもの守ろうとしてた ....
私は褐色がかった指に
マニキュアを塗る
輝く爪を手に入れるため
これまでは
手をほめてくれる
人達がいた
大切にしていた
私の白い手は
褐色になりつつある
鋭角の風のよう ....
これだけは秘密にしておきたかった
本音を言うと
僕は先生のために死にたかった
だけど死ねなかった
生きろと言われたような気がした
先生のために生きてみようと思う
人生は理不尽の連続だけど
....
こどものころ 戦争は いつかなくなると 思っていた
実際の話 古代や中世の時代と比べたら
安易な理由では、人は人を殺めたりはしなくなったのだろうか
むかし 中世の時代に 真鍮の牛という処 ....
とつぜん雲が現れる
泣けば楽になると傍らで誰かがいう
雨が降りはじめる
わが子を抱きしめていた腕がするり
ほどけてだらしなく砂を掴んだ
かなしみに浸ることはかんたんで
すべてを捨てる覚 ....
151023
リンゴを買うたび後悔する
赤いのに渋いのだ
渋いから生で齧るのは止めて
皮をむき
何等分にも分けて
芯を取り
お鍋に入れて
ぐらぐらと煮詰める
....
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