僕の周りからみんなが遠ざかってく
それはきっと目が悪くなっただけ
声も聞こえなくなった
きっと耳が悪くなっただけさ
みんな近くにいるはずさ
きっとそうさ
冷たい夜に
悲しい言葉が一つ
私の身に落ちて
もう途方に暮れる
気分でありました

静かな街に覆われて
1人彷徨っていた
午前2時のことでありました

憂いの言葉は
具現化す ....
仕事の内容も大事だけど
それ以上に
人間関係を継続することに
力を注ぐのも
大事な事かもしれない。
わたしも何か
わたしも何か
と思う夏
街がジオラマに見えるのは、音もなく電車が走っていくからだわ
遠くの雲が雷鳴しているのをわたしは歓声をあげてみていた
駐輪場に折り重なったそれぞれの帰り道は
街灯が濡れ始めたときにどこまで辿り着け ....
死んだ人たちが枕元に集まって
寝ているわたしにおめでとうを言ってくる
父や母、兄や祖父母、親戚に見も知らぬ人たち
おそらく先祖も来ているのだろう
死人たちが死人の表情で
ひたすらにわたしを祝 ....
表現の自由が脅かされているのは
戦後ずっとだ
と言ったのは江藤センセイだったっけか

お前らみんな勘違いしている
マスコミや学校、勤め先
どこでもいい
戦争万歳と言うのと
戦争反対と言 ....
観覧車がまわっていた
あかしろきいろが楽しそうにまわっていた
君が乗りたいっていうから
僕らは観覧車乗り場にやってきた

500円札を2枚つまんで受付に渡した
目の前にあかいゴンドラがやっ ....
壊れちまった両手が蜉蝣の月掴もうとしている 泣いてる人が爪を切った

愛されるはずの爪だった

冬の息
全ては言葉で始まるのかな。


ものは言葉で存在し言葉で言えないものは存在しない・

絵にかけなくても言葉になって、人の間を漂って・

人の気持ちも言葉になって、言葉が無ければ気持ちも無 ....
見放されてしまった
その先のことを考えていた
しかし恐るべき末路などなかった
マッチを擦って皿に置いた
小説を読み小説を捨て
腐った部屋のゴミの中で寝転がり
息をするたび苦しさを感じて
 ....

そうあの時もこんな




僕は駐車場で流れる雫を見ていた


助手席のシートに深く沈みこむ
君の存在は
抜け殻のように揺れていた




車から ....
嫌な過去は誰でも消したい
良い思い出は脚色して無駄な部分を消したい

自分の過去の不完全な行いを消したい
幸せな思い出をえんぴつでなぞってから消したい

消ゴムで消せたら
消ゴムで消せた ....
{引用=おい、
そこの石っころ
居てもいいよ
と 云ってもらえて
居るのかい


、それはだれ
だれがそれを決めているの
「なに」ならば
そう云ってくれるの}
貴方は
決して
手離してはくれない
こんなに長い
時を経ても

誓いは
永遠に
貴方を置いて
誰のところ
に行きましょう

幾千の
時を超えて
人々の
心を捉える
 ....
 
勝たなくていい

負けなくていい

それで、いい



 
秋が深まった休日
ある日私は友人と地下鉄の出口で待ち合わせた
彼に驚かされ 携帯を アスファルトに
私は不意に落としてしまったけれど


倉庫街にある画廊に
私達は向かった しかし すで ....
生まれてきて いつかは枯れていく
あの草は
わたしと出会えたことを
知っているだろうか
何も気づかず 何も気にとめなくて
ただ生き 息づいているだけ

息絶え絶えで
天に伸びる その ....
虫の音が止んだ
誰かが あたしの名を呼んだ
そんな気がして 振り返る
杉木立の陰から 雌鹿の目が見ている


闇の中に去っていく人に
かける言葉は いつも
木枯らしに引き摺られて  ....
記憶は眠りで留められて思い出すときには一つの
うねる襞となっている


まずは糸の一番最後に玉結びを作ります
それから布に針を通していきます
縫い終わりましたら、
しっかりと玉留めをして ....
キンタマ王子は
2015年11月22日に
乗っていた車が
高速のガードレールを突き破り
50m下の谷底に転落し
死んだ
享年28歳だった
転落した理由は
運転中に自称俳句を
インター ....
本当は白菜が食べたいだけ
白菜ペロペロ剥いて
ザクザク心地よい
鍋の中で揺れる匂いがふふっ
昆布が寝てる
水炊きポン酢
鶏肉豆腐糸蒟蒻
コトコト揺れる湯気が出る
私の中で揺れる匂いでふ ....
空が晴れても
雨が降っても
僕らは幸せ
幸せを感じるように移行する

悲しくても
苦しくても
僕らは幸せ
幸せを感じるように移行する

幸せへの移行を
世界はずんずん後押しする
 ....
開かれた扉にはあらゆる意味があり、また、如何なる意図も無い
出入りも自由であり、また、戻るも戻らぬも自由である
選択とは本来そういうものであり、例外は存在せず、そして
それに ....
充たされれば
終わりだった
たとえば

クリームシチュー
何度も
おかわりしたあとの

認めあえば
終わりだった
そうだね

私の
たとえば
爪の先まで

あなたで充ち ....
閉め切った窓のすき間を
すり抜けた時報のチャイムが
昼寝のベッドへ潜り込み
勝者を確信していた私の手が
上げられる前に目を覚まさせる
惜しいことをした

確かに戦っていたのだ
始め ....
雨は止んでいつの間にか
少し傾いた電線の上に
冷たそうな空が切り取られている
横たわるものはそのままに
しておけば
やがてもっとあいまいになるのだろう
無造作に広がる煤けた空気の中
均等 ....
十字路でもない場所に
いちごジャムをサンドした食パンがおちていた
パンはアスファルトにくの字で立っていた、晴れの日に
それと気付いた時には数歩通り過ぎてしまい
Instagramにでも投稿すれ ....
  私は死にます
  毛羽立った蜘蛛猿を
  折りたたみ、鞄に詰め
  雨降りの後の細い小路を
  私は気軽に駆けていきます
  お元気で
  どうか、お元気で。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
何かリィ2*15/11/9 21:28
流星群瑞海7*15/11/9 21:09
人間関係はなもとあお115/11/9 20:55
わたしも何かMiumi深...215/11/9 20:53
ノイズ高橋良幸415/11/9 20:45
呪言春日線香015/11/9 20:31
キンタマ王子、正論を吐く花形新次115/11/9 20:00
古い観覧車wakaba115/11/9 16:25
壊れちまった両手が蜉蝣の月掴もうとしている北大路京介415/11/9 16:18
泣いてる人が爪を切った615/11/9 15:39
また、ことばはことば……とある蛙615/11/9 14:58
フェイクレザージャケット奥畑 梨奈枝315/11/9 12:27
真昼の流れ星溶融115/11/9 11:21
消ゴムで消せたら斎藤 九115/11/9 5:50
風のなかでもっぷ5*15/11/9 2:33
あなたの名は薫子315/11/9 2:01
いい殿上 童12*15/11/8 23:53
清澄白河の日番田 115/11/8 22:34
あの草Miumi深...115/11/8 22:17
あくがれ出づる藤原絵理子6*15/11/8 22:09
不音はて1*15/11/8 22:02
キンタマ王子、殺される花形新次015/11/8 21:54
お鍋の季節灰泥軽茶1015/11/8 20:34
いつだって不幸な僕らの幸せな不幸opus115/11/8 19:23
必要なものを必要なだけホロウ・シカ...4*15/11/8 18:36
飽和uminek...10*15/11/8 18:19
未完のままイナエ11*15/11/8 18:18
許されたときの記憶noman215/11/8 17:58
飛躍高橋良幸315/11/8 14:21
kumozaru[group]草野春心115/11/8 14:21

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