キンタマ王子は
どうしても賞が獲りたかったので
ありとあらゆる賞に応募したが
今のところ
NHK俳句教室の
「選者のお前は誰で賞」の次点に
選ばれただけだった

どうしたらもっとメジャ ....
一本の木がいくつもあるから
枝はかぞえられなくて
そこにしがみつく葉も
かぞえられなくて

一陣の風がいくつも吹くから
音はかぞえられなくて
ただでさえ見通せない夜ならば
音は ....
  筆で 塗られただけのような
  柔らかい柱が 幾つか
  にゅんにゅんしなっている下を
  女たちは 明日、
  征くだろう 群れを成し
  綿埃の絡まった 長い髪をし
  く ....
キンタマ王子ぐらいの
キンタマになると
キンタマとキンタマの間に
キンタマ大のタマを挟んで
落とすことなく
トライアスロンが出来るので
キンタマ大のタマを挟まなければ
今すぐにでもオリン ....
シリア人の前で
移民の歌を
熱唱したいお前は
情性欠如者のつもりだろうが
そうはイカのキンタマタトゥーなのだ

キンタマにタトゥーを入れるのと
キンタマのタトゥーを入れるのは
一字違い ....
いつから積むようになったか忘れたが
もうほとんどれんがは残っていなかった
塀と不安は伸びつづける
いったい、この不安がなくなるか
れんがが先になくなるか
そのどちらが来てもわたしは
や ....
気温20度
湿度40%
朝には霧が晴れた
太陽が昇る前に出かけてゆく

今日はよく晴れた
気持ちの良い日が続いてる

明後日は天気が崩れるらしい
この頃体調が芳しくなく
風邪をひか ....
静まった水の鏡に ラムプの炎揺らめく
消え残った恋の余韻 燃えつきるまで
髪を撫でていて もう一度連れて行って
きみを振り向かせて 繋ぎとめたい


夜半にふと目が醒める 夜翔ぶ鳥の声 ....
両端が見えないほど長い橋の上
ひとつの影が立っている
呼びかけても応えない
近づいても近づいても近づかない


夜の左脚のしびれから
次々に飛び立つ火の鴉
水たまりの波 ....
微睡む

冬の愉悦

朝日さす

貴方の

うでのなか
時々思考が靴擦れしてしまって
開いた口が痛い痛いと叫んでしまう

時々思考がふやけてしまって
歯ごたえのない口になってしまっている

時々思考が気化してしまって
きかない筈の口も ....
まな板にびっしり生えたふじつぼを
包丁でこそぎ落としていく
刃を横に寝かせて
柔肌からかさぶたを剥ぐように
緑色のふじつぼを剥いでやる
少しの抵抗と悲鳴があったかと思えば
ぽろりと流しに落 ....
神様は知っていますか?
人間は嘘をつき
何もかも傷つけ
全てを汚し
都合よく裏切り
そして同じ人間を殺めます
人間はそんな生き物なのです
その人間は私です
そんな私がこの世界で
生ま ....
冬の紅い薔薇をみてみたい
いままでの悲哀を忘れるために

仕事の辛さ
部下の辛さを忘れるために

止めどなく時計が秒針を進め
ぼくらはついてゆけない
どうしたら良いのか
蝙蝠に聴 ....
郵便局に勤めたかったのは
食堂の定食が美味しかったから
そして決められてコースを笑顔で走れたから

電報局に勤めたくなかったのは
借金の返済を迫られた親爺に
出刃包丁を突きつけられたか ....
しもつきはふらくたるがふってくるつきはもし
ベランダってカタカナをラベンダって空目する
得意なことはなんですか? 言葉の逆上がりかな
内緒だよって言っといたってあの娘は全部しゃべるから
誰もあ ....
安物のヨードチンキ
木製薬箱から取り出しまして
お立ち会いの表舞台に撒き散らしたら
さあ今宵も開演

埃ひとつない椅子に腰をかけまして
これからお目にかかるは摩訶不思議
センチでレトロな ....
街なかのさみしい
    さみしい小公園で
低学年のこどもたちは
新調して貰った
  自転車にまたがって
喊声をひろげ
    尊い「時」を讃えている
あゝ おらにも かって
  そう ....
暖かい光を浴びながら
お寺の境内たくさん
手作り市
挽きたて淹れたて
コロコロくすぐる
いい匂い
ぽたりぽたりと心のリズム
もうちょっともうちょっと
いろんなモノが待っている
ほらほ ....
この話したら、君に嫌われちゃうかなって思って、ずっと言い出せなかったんだけど…
どうしても気になって。

君は、身体の全てのパーツどこ取っても綺麗で可愛いくて、ほんと素敵だなって思うんだけど…だ ....
〜湿度と温度〜

草原だった
天国だったから虫はいなかった
とても乾燥していて
泣きそうだった
湖のしたに下界があって
母がいて父がいて
大切な人たちがいた

あたたかいのは
温 ....
大きな塔があった。
ある男は大きな塔の頂上に登れば何でも見えると思った。
そして、ある朝、その塔に登り始め
一歩、一歩、階段を踏みしめて頂上を目指した。

辛い時もあった。孤独を感じる時もあ ....
少年は挨拶した。
周りにいる人達は彼を無視した。
前回会った時、少年は彼等を無視したから返事が返って来なかった。
正確に言うと、少年が前回挨拶をしなかった理由は、
無視したのではなく、物思いに ....
朝に騒がしい鳥がいる
ヒステリックになきさけんでいる
なにがそんなに悲しいのだろう
腹立たしいことがあるのだろうか

わたしに置き換えてかんがえる
そんな癖がついてしまった

朝に騒が ....
 
太った

ぶくぶくと

心はやせていくのにね



 
いったい、いつからでしょうね
てきせつに いいね しているかどうか
わたしたちが
きにかけるようになったのは

ネットがオブ・シングスになるまえ、
どこかのSNSにとうろくしてからか、
 ....
               151115

ネアンデルタール人の存在感が増したのは
発掘した人骨が他の旧人類とは比較できないほど多く
現生人類とも混血したともしないとも言われる隣人は
70 ....
柔軟剤こっからうち、パジャマ安心だっこ、おかあさん!

おうちかえりたくて、こどもびょういんぬけだしたきみは、からだがよわいから、
夜の海あわだって、手、ひっぱられておぼれてしんじゃって、
砂 ....
キンタマ王子は
民主主義なんて
クソみたいなもんが
クソみたいなもんなりに
やっとこさ成り立つためには
テロは絶対に欠かせないと
考えているので
テロは酷いとかなんとか言って
片付けよ ....
朝刊を取ろうと外に出て
ふと見上げた空には
星が一列に瞬いていた
わたしは清らかになった
ふりをして
冷たい朝の空気を吸い込む
正しいこととか善いこととかから
いくらか距離を取ってしまっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
キンタマ王子、賞を狙う花形新次115/11/16 22:46
鳴きやまない夜に千波 一也415/11/16 22:40
hashira[group]草野春心115/11/16 22:30
キンタマ王子、挟む花形新次015/11/16 22:18
キンタマタトゥーの女015/11/16 21:50
れんがはるな215/11/16 21:46
明日を占うレタス1*15/11/16 21:35
朝けの袖藤原絵理子415/11/16 21:32
夜の真昼木立 悟615/11/16 20:58
冬の朝薫子015/11/16 20:53
思考と口の相関関係乱太郎14*15/11/16 20:30
調理春日線香115/11/16 20:18
リィ2*15/11/16 19:59
明日レタス2*15/11/16 19:01
3*15/11/16 18:49
霜月の秘密/即興ゴルコンダ(仮)時間外.88こうだたけみ6*15/11/16 11:40
キネマ劇場のふたりwakaba3*15/11/16 11:15
光のまつげ(四)信天翁115/11/16 10:28
珈琲一杯灰泥軽茶415/11/16 0:46
独りよがりHonest...015/11/15 23:58
草原について香椎焚315/11/15 23:27
生活鷲田115/11/15 22:47
しゃぼん玉215/11/15 22:25
天からの声朧月215/11/15 21:25
ぶくぶくと殿上 童12*15/11/15 20:58
ライク高橋良幸015/11/15 20:44
霜月の秘密あおば5*15/11/15 20:28
パンダベアアンドオルカ、だっこ!ともちゃん9...11*15/11/15 20:09
キンタマ王子、旭日旗に誓う花形新次015/11/15 18:07
星空銀行地球支店やまうちあつ...4*15/11/15 16:42

Home 戻る 最新へ 次へ
1510 1511 1512 1513 1514 1515 1516 1517 1518 1519 1520 1521 1522 1523 1524 1525 1526 1527 1528 1529 1530 1531 1532 1533 1534 1535 1536 1537 1538 1539 1540 1541 1542 1543 1544 1545 1546 1547 1548 1549 1550 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.01sec.