君って綺麗すぎ
いちいち伝えずにはいられないほど
君っていじらしすぎ
いちいち伝えずにはいられないほど
君ってかわいすぎ
いちいち伝えずにはいられないほど
君って芳 ....
ラパパンパン
ラパパンパン
世界はラパパンパン
君はラパパンパン
僕にもラパパンパン
出会いはラパパンパン
大切なラパパンパン
友達とラパパンパン
愛してラパパンパン
朝 ....
お金をたくさん持っていたら
幸せになれるらしい
欲しい物は何でも手に入り
苦労や不幸にはならないと言う
私はお金はないけれど
欲しい物は何でも手に入らないし
苦労はしてるけど不幸じゃない
....
何者かはわからない
狐のお面を着けた
誰かが
ぼくをじっとみつめていた
紅い鳥居の陰から
何かを呟いている
よく聞こえないので
誰なの? と
聞いてみると
ぼくだよ
と応える
....
きれいな人が 大きな昆布の束を抱えて
ピアスの石が イルミネーションに煌く
街のざわめきの中で 抱えなおした昆布の音が
雪が舞っている 北の海の潮騒に重なる
あたしは帰りに寄ったス ....
三角が重なりあって
巨大な円になる
深海に夢をみるアンモナイトたちは
そろってそんな夢をみていた
彼らの正体は遠い宇宙からやって来た
謎の生命体だったのだ
その生態は人々の背中に宿り
....
むすう 雨のひとみ むすう
ひとみ むすう 雨のひとみ
カラダジュウ盗ミダシ
セカイジュウ目隠シ 死 テイル
そらしろに朱鷺は繋がれ
止めどなく開き未知は流出 {ルビ視=シ} て
縫い付 ....
柱時計
二つのイメージ
振り子
時を知らせる低い音
ぼーんぼーん
微睡みながら揺れを見ているんだ
ずっとずっと
右の耳にカチャーシー
左の耳に吹雪のハヤテ
五歳で世界の全てを知って
その後は忘れていくばかり
フェイクと名付けた鉤針に
ハイディング・ジャンクの帽子をかけて
右の目に生
左の目に死 ....
愛された
記憶もないまま
過ぎ行く
つまらない
私の人生
つくばエクスプレスからウィンドウひかる画面いっぱいに星がくだけちってる
速すぎて重力ロストしてぷかぷかプンクトゥムになった淡い隙間からするする抜けていく
ミッキーマウスの中身みたいな
死んだ色を ....
来るわけもない電話を待って
呼ばれていない場所へ出かける
いつものやり方くりかえし
たぶんわたしは終わるのだろう
降る里のない想いのことば
白い袋に詰め込んで
イブの夜にはサンタになっ ....
海がやって来る海が迫って来る
唸る荒波次から次に
無数の白い波頭を荒れ狂わせ
海がやって来る海が迫って来る
〇
モスグリーンの壁を引っ掻き掻き毟り殴りつけ
肉の苦痛を激痛を発散させ ....
手入れが欠けた裏庭には
跋扈したぺんぺん草が 王者となって
むなしいかげを ふるわせている
神楽月というのに
優雅な舞楽は 聴き取れず
沈滞した深閑だけが 満ちみちて
丘のひだにも ....
「アニキ」
「そのサバの味噌煮うまくない?」
うん
「自閉症のアニキ」が最近少し元気になって
おりてきて「居間」で「ゴハンをたべる」
「その春菊の胡麻和えうまくない?」
う ....
多忙への慣れ 環境への慣れ
怠惰への慣れ 贅沢への慣れ
理不尽さへの慣れ etc …
たしかに悲しいはずなのに 涙はでない
切り離されたかのように 接続しない心と身体を
まるで他人事 ....
レモネード・エピソード
目が醒める
夜は明けて
しかし、桃色の
風が吹く
体の中に、心地よき
彩の水が流れる
レモネード・エピソード
そっと口を拭く
三日眠っていない
ほぼ意思の力で
三日眠れなかった
意識を失う勇気がなかった
考え続けたかった
いろいろのことが散らかっていて
整理のつかないままにいま
もうどうしたらよいのかわから ....
闇はいつでも闇になり切れていない
なるほどそれは闇なのだが
闇であることとどこか違えている
だがこの闇であることとの違いこそが
闇を形成しているのだ
何の間違いのないものなど
この ....
コンビニの駐車場と壁沿いの喫煙所の側で
畑とその向こうのアパートを背景に
ひなたぼっこをしている2匹
にゃー
にゃー
細く甘えた声で私たちを見上げる
にゃーっていってるね
2歳の子の ....
めずらしく混んだ帰りの電車で、
空いた座席に座って、
向かいの窓に映る自分を見ていて、
ふと、昔のことを思い出した。
小学校五年生くらいのことだと思う。
Y君という友達のアバートで、 ....
鶴太郎似の万年ノーベル賞候補が
少年時代にどんな本を借りていようが
まったく興味ないが
よくよく考えたら
モーツァルトとかゴッホとか
手紙を公表されちゃってんだぞ!
俺のエロメールもや ....
雲をこね波あわだてし、省く文字。を残すことはリズムを意識的に落ち着かせることであり走りたがりの私の言葉に歩けと命じることでありまるで囚われの身にでもなったみたいに不自由なのに息を、
詰めたままで ....
キンタマ王子は
火野正平ばりに
自転車での日本縦断を
計画しているが
その自転車が
電動アシストであることは
NHKスタッフ以外誰も知らない
(キンタマ和義 詩集「最後はうやむや」 ....
化石の森に彷徨いながら
ぼくはなにを思ったのだろう
いい加減な雑物を背負いながら
純粋は消されていった
出血の止まらない左腕は
包帯で巻かれ
医者をさがしていた
何処まで歩いてみるけ ....
あるはずのない坂道を
誰かが歩む音がする
山頂をすぎ
上へ 上へ
歩みの音は止むことがない
ほんの少しのなまぬるさ
小麦の路に沈む指
灰の刃が生えた洞
滴の音に ....
ソーダー水の中をイルカが泳いでいるのでわたしはあまりストロー動かさないようにしていた
昨日かっていた金魚が一度に2匹しんだから
光の体が以外と平気
にじみながらとけていくようで輪郭が全て地平線で ....
ホームスィートホームからホームへ
テレビの中でニュースをアナウンサーがにっこりともすんともつかぬ顔でつぶやいてる
オリジナルじゃなくても存在するたましいのやさしいオーラ
もうなにか巨大なものと ....
父が居ない家の中では
死ぬ間際まで着ていた半纏が
簡易ベットの上で持ち主を待っている。
不気味なほど明るい白一色の空模様は
渦を巻きながら雪をちらつかせ
波が立つように吹く風は
茶色 ....
気が付くと孤独が
助手席に腰掛け
こちらを見て微笑んでいた
やぁ
孤独は言った
僕は
どうも
と会釈した
それから
孤独は良く快活に喋るし
時に ....
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