忘れ物を探しに
ターミナルからターミナル

プラットホームの柱に落書き
二人のやりとり
一行詩の会話

白線の内側で
電車が通過するまでお待ち下さい
ブレーキをかけても
 ....
はじめに くらやみがあって
(ここまでくるのにながい夜をくぐってきた
一枚いちまい重ねられていく
生まれるまえは
まったくの やみだったと
うすぼんやりとした 
陽だまりの まえにすわって ....
 夕食を終えてベッドにふたりで寝転びながらあたしはアーヤを見つめた。夫婦岩、パワースポット、伊勢うどん、野球少年たち。そう言えば伊勢のひとびとはみんな親切だったな。なんかみんな喜んでいるようだったな。 ....  バスが伊勢神宮の内宮に到着した。
「ここから先は、神様が住む場所なので、みなさんマナーをお守り下さい」
 ガイドさんが先導してくれて、鳥居をくぐり、木橋を渡り、手を浄めて砂利道をすこし行くと、
 ....
 バスで朝日を浴びていた。ハロー、ハロー、こちら太陽系第三惑星地球、バスは太陽を左手にまっすぐ進んでいた。
 日の熱が生理のときの頭痛のように左頬とこめかみから立ち去らない。しばらく目を閉じた。顔に ....
できることをやらずして
ビデオ屋で借りたビデオ見る。ディスクでした
すべきことを放置して
肉親の作る餃子食べる。月賦でました
宿題が怖い顔をする。真剣で、怒ってなんかない。心配で心配で、つ ....
この製品でサンキュッパ
感謝をしたいサンキューと
この内容でサンキュッパ
家計が助かるサンキューと

だけど給与もサンキュッパ
ギリギリだけにノーサンキュー

経営幹部が言うことは
 ....
詩人はアーティストなのだろうか
気持ちの代弁しているのだろうか
気持ちの大便をしているだけではないのか
        いつのまにか
 お盆も お正月もなくなって
          在り難い
     卒寿にたどりついた
  アデノイドのおひとりさま
 
          隙間風が
  ....
虚ろだなあ

大輪の中にありて
真顔に
大輪咲かせようとて

小さいなあ

有耶無耶に噎びて
自負と
心中謀ろうとて

苦に成るなあ



しどろもどろに
もどかしく ....
重なる重ねる音響の連鎖に
造形されては崩れ落ちる旋律
そのたび脳髄は揉みほぐされブルブル揺れ
冬の天空で少しずつ凍結していくオーロラの踊り
樹木の枝に縮れ色褪せへばり付く枯れ葉が
所在なげに ....
別姓を認めないのは
憲法違反だ?
そんなら
生まれながらに姓名が
決められていることにも
異議を唱えろよ
どうせ問題提起すんなら
もっとラディカルにやれ、ボケ!
こちとら
キンタマ王 ....
誰もいない駅のホームで
私もベンチに座りながらいなくなった
目の前を横切る自動車たちも
時間の速力に負けてきれいに消滅していった

陽射しが背中から射し
線路越しに落ちる駅のホーム ....
終わらせようと
思っていた

キャッチボール
あなたに
ボールを投げる

あなたが受け止める

あなたが
ボールを投げる

私が受け止める

なんて
自然なんだろう

 ....
つい見てしまう文字が
、受け取り方次第とはいえ

部屋が物が喋り過ぎる
とても耳障りに

だから
わたしは
わたしの世界が
わたしにやさしくしてくれる

ベージュ色の音楽だけでで ....
今日は私の誕生日
私を祝う人はいない
私は一人、私を祝う。今日まで生きた、私を祝う。

今日はあの子の誕生日
同じ日にうまれた、あの子の誕生日
あの子はまだ小さくて、誕生日の意味もきっ ....
ずっと死のうと思っていました
ずっと死のうと思っていまして
死ぬことばかり、考えました
食べたお肉がおいしくて
生きてみようと思いました
「出勤」






タイムカードを押した瞬間に








その日の仕事はもう、

 ....
彼女たちが
致死量ギリギリの寂しさを標高1982mで微温湯に溶かし眠り姫になるそのまえに
彼らが
キッチンタイマーの音で目覚め
マジックミラー越し虎柄セーターの看守に連行される
そのまえに
 ....
嘘つきな人は
最終的には嘘をつく事を
止めると思うんだ。


嘘が暴かれた時
自分が哀れで
惨めで
悔しい思いをする事を
知っているから。



だから僕は
君が本当の事を ....
誰がさまようというのだろう。
この名もない路地を。
名もない路地には、
ひと影はなく
だから名もない路地と
なったのであろうが、
名もない路地には、
人影は確かにあった。
その人影は、 ....
たいがいが
こずるいうそやごまかしで
その手つきがばれそうになったときの神頼みです
目を瞑って
神に頼んで突っ込む
無責任極まりないお願いです

子供は神頼みなんてしないのです
腹が減 ....
人々は足を動かす
サッサッサッ バタバタバタ
トントントン タッタッタッ
生活というリズムを繰り返すため
肉の欠片を全身に集めて
凍てつく日も 火照る日も

朝起きて、食事を食べ
仕事 ....
聖なる岸辺の花祭りの朝に
残された遺骸
痩せこけたヨガの行者は
余命を河に託し
生老病死にたどり着いた
無尽の砂に包まれ
人々は去り
魂の抜けた物質だけが残されていた

野犬の遠吠え ....
  翼をゆるされたとき
  わたしたちに空はなかった
  あおい 哀しみのかたまりが
  遠い 海のうえに浮かぶだけで
    

  いつか わたしたちの何もかもが
  優しげ ....
くぐるのか
こえるのか
あたりまえに
たのしげに
なわの向こうへ
消えてしまった

きっと時代や風にも乗れるのでしょう
できない者にはいつまでも不思議

なわは蛇のようにうねり
 ....
爆買いするチンクスを見てそれを中国経済の伸びと解釈する









そして赤に ....
秘密にするのが好きな人の多い場所であんたがたどこさって聞かれてもないのになんでもしゃべっちゃうから黙っていてねって刺された釘なら秒速で錆びてもろもろと崩れるうなだれるのに慣れるのも早いなんていちにのこ .... ”深淵を覗き込む者を深淵は覗き返す“ニーチェ


夜陰、
白い音響 広がる
水底の 深淵さらに
蠢き渦巻き破壊サレテイク
知覚感覚像、像という像

砕かれ粉砕され有機は無機へ
粉砕 ....
―世の中のすべてには名前がある



昨日気まぐれにお前を拾った
間に合わせの鉢の中で
少しだけ弱弱しく萎れていたが
水を与えてやると
翌日には小さな白い花を咲かせていた


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どこか 駅のホーム凍月4*15/12/20 19:22
夜の子光冨郁埜22*15/12/20 19:20
(3/3)伊勢うどんをマフラーに吉岡ペペロ315/12/20 18:51
(2/3)伊勢うどんをマフラーに115/12/20 18:48
(1/3)伊勢うどんをマフラーに115/12/20 18:43
「ダルフールって大変らしいね」なけま、たへ...215/12/20 18:35
サンキュッパイオン2*15/12/20 17:30
気持ちの大便1*15/12/20 17:25
風と光の変奏(三)信天翁215/12/20 15:48
満願の花貝の石0*15/12/20 15:29
退行たけし7*15/12/20 15:14
キンタマ王子、夫婦別姓花形新次015/12/20 13:28
救い葉leaf515/12/20 10:59
私がやさしかった頃uminek...5*15/12/20 9:38
攻撃もっぷ415/12/20 4:39
12月20日きよ415/12/20 3:01
ずっと死のうと思っていました115/12/20 2:50
はいはいもり3*15/12/20 0:47
∝-12*15/12/20 0:24
嘘をつく人Honest...015/12/19 23:44
ちぎりあおい満月515/12/19 23:20
神頼みオイタル115/12/19 23:14
リズム鷲田415/12/19 22:07
ガンジスレタス415/12/19 21:21
omokage草野春心015/12/19 21:12
なわとびあそびただのみきや18*15/12/19 20:48
ニョロニョロに憧れるなんてどうかしてるTAT315/12/19 20:11
こんぺいとうの秘密/即興ゴルコンダ(仮)投稿.98こうだたけみ4*15/12/19 18:10
破壊深淵神話たけし2*15/12/19 14:45
名前時々115/12/19 10:29

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