珈琲の混ざった粘膜に唾液が滲みる
先刻の鳩の血液も蹴り足から鼻腔を貫いたか
公園で撒いたパンにありついた鳩を執拗に追い回していた
追手の鳩を蹴ったのは気紛れ
砂糖のない珈琲では消えない後味
 ....
生姜焼き これは一番 祖父の角瓶チョロリと啜った5歳の春
トンカツ ソースが命 息を止めてガツッリと向き合いあう勝負は刹那
カキフライ タルタルソースにトンカツソースレモンを絞り海の音きく
サバ ....
いっそのこと
会費を月額15万ぐらいにして
貧乏人を排除しようかと思う
そうすれば
自業自得とまでは言わないが
原因の8割りがたは
てめえにあるのに
世の中に恨みがましいこと
言ってい ....
走破の矢、
琥珀の的 時の揺動
まぁるく明るむ天、天、天。

異郷から落ち来て 異郷へ昇り戻る
変化し続け〈変化〉を知らしめ
漆黒の星とカガヤキ肉燃え尽き
新たな〈魂の愛〉を育む人々を ....
裏山の防空壕の天井からは木の根がたくさん突き出ていた
入り口の高さは七十センチくらいで、湿っぽくて暗かった
近所のお爺さんから、近づいてはいけないと言われた
だけど、
小さかった僕らは友達三人 ....
おーい 

・・・・・・・。

ちょっと

・・・・・・・。

そこの

・・・・・・。

お茶

・・・・・・。

ひろこ

なーに?

大事です
悲しみにもみくちゃにされて
いつの間にかこんなところに立っていた
そしてそこから
根が生えたように
動けなくなってしまった

春 夏 秋 冬
 春 夏 秋 冬 と
どれくらいの時が経っ ....
冷たい風が太陽を輝かせるだけだなんて考えは生真面目過ぎるからだろう?

運命が君の思い通りに運ばないのは
逆に世界の凡てが君の考える方向に動かされているからなんだ
、と
自分の死をまえに ....
入院は今週も木曜日
になるまで自宅でゆるゆるしよう

精神病院には其処に住民票が有る人が多いから
三年経った今も顔見知りは居るだろう
三階は重度のジャングルらしいけれど
ぼくは1階で済む
 ....
氷を抱いて熱へとびこむ
飛び込み台にかえるが落ちている
踏んでしまうのとゆう声が聞こえる
踏んでしまう、でもたぶん
本来は蕎麦好きなのだけれど
なんだか今日は本場の讃岐うどんが食べたくなった
でも東京周辺では讃岐うどん屋は中々見つからない
あのカツオと昆布の出汁…

そうだネットで探してみよう

真夜 ....
旧友は甲府に住んでいた
東京小平市に転勤だそうだ

昨年末に来年早々引っ越しをすると
彼は車を運転出来ないのでレンタカーで引っ越しを頼まれた
年末はまだ食事がかろうじてできたので快諾をした
 ....
 
ほんとに星になっちまったのかい スターマン

空で待ってくれてたんじゃないのかい スターマン

でも泣かないでいいようにソウルを残してくれたんだね スターマン



 
風は呼ぶものではない。
風はじっと待つものだ。

あの日、
あなたは泣きながら、
私にすがりながらそう言っていた。
娘である私の拳は震えていた。
握りしめた拳は赤く腫れ上がり
皮が剥け ....
秋の長雨 落ち葉を濡らす
行き場のない 人知れず孤独な
悲しみの樹 痩せた枝先に
溜まる涙に宿った光 いくつも


泡沫になる 紅蓮の炎
静けさの夜に 音もなく揺らめく
穢れた肉を ....
十年前に名古屋に転勤

一番はまこと屋と一柳の味噌煮込みうどん
つぎは昭和区にあった平和園の名古屋特製ラーメン
そして海午後のチーズオムレツカレー 優しい味
豊田市の山村にあるチャイナポート ....
菜の花と
桜の名所は権現堂
秋は彼岸花
花見弁当の楽しみ
初めて行ってみよう
出来れば皆さまにも
お勧めします

そこは埼玉の幸手市
風が吹いてる風が吹いている

根を失えば失う程
その獰猛な冷たさに気付く
自らが自らに呼び込んだ試練だ同伴者だ

風は吹いてる風は吹いている

全ての在るモノに
それぞれの風が吹き付 ....
法事の後に、故人を偲び
「献杯」してから口に注いだ{ルビ麦酒=ビール}により
みるみる僕の顔は真っ赤になり
吐き気をもよおし
頭痛の額に少々冷えた、手を添える。

そうして僕は平手で
白 ....
私は池袋のドンキで
友人と会うその前に 私は
私の好きな日の光を浴びていた
色々な人が座り込んでいた 日の光
行き場を無くしたような 人々
日本人だろうか そんな姿だった
日の光の中でカロ ....
遥かな過去にも未来にも、二度と訪れない
今日という日に巡り逢う、隣の人の心象に
{ルビ閃=ひらめ}く火花を――灼きつける。

宇宙に灯るマッチの如き、我が生よ。 
汝の心に
余白の小さい窓を、開けよ。
あの{ルビ古=いにしえ}の風の吹くように――
「真面目」を『キモい』と言い

「ポエム」を『キモい』と遠ざける

そんな今時の普通たちが

自分の好きな音楽を

『歌詞が特にいい』

と話し合う

その真面目に書かれたはず ....
雪が降る中 小鳥が飛んで行く
何があっても 餌をさがして
飛び続けなければ 生きていけない

天気予報で 大雪警報がだされた
降る雪 塞ぐ雪 閉じる雪

誰に知られる事なく 骨になろうと ....
どてっぱらに長過ぎた春 失敗したのではない
成功しなかっただけだ

責任を取らされたのではない
責任を取らせてもらったのだ

誰でもできることは誰かでいい
誰もできないから私だったのだ

環境に左右されたの ....
逃げないで

まだ終わらない

忘れてしまいたい昨日も
何か一つのきっかけになる


見つめてみて
自分が歩いてきた道を

そしてこれからを



なにもないよ

 ....
今日は息子の成人式
スーツを着て一丁前だが
まだまだまだ
大人とは呼べない
まぁ火星人から
地球星人になれた
ぐらいの星人式

たぶん
聖人君子にはなれない
二十歳で諦める
自分 ....
玉ねぎを包丁で切ると目がしみる
時計の針の音を聞きながらカレーを作る
作り終えて コップにお酒を入れ飲む
子供の頃から読んでる漫画を読みながら

昔は使っていたけれど
今は使わない文房具が ....
気持ちの整理がつかない
ふつつかな子どもは今、いくつかな
もう気づくかな、ここに生きている価値を
蟻と平行線を続けてく
キリギリスには追いつけず
一心不乱に取り乱す
生きて行く道はオリジナ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
鳩を蹴る[group]深水遊脚8*16/1/12 20:10
私の食事チーズオムレ...216/1/12 16:59
詩投稿サイト運営者の決断花形新次016/1/12 16:25
BOWIE暴威BOWIEたけし4*16/1/12 15:07
cocoonうみこ6*16/1/12 13:10
大事です。佐白光1*16/1/12 12:54
冬に渡辺亘316/1/12 10:01
貯水地アラガイs7*16/1/12 7:31
暖冬レタス416/1/12 1:01
氷を抱いて熱へとびこむはるな616/1/12 0:23
ため息チーズオムレ...216/1/11 23:47
引っ越しレタス016/1/11 23:37
スターマン殿上 童19*16/1/11 23:07
冬の針あおい満月4*16/1/11 23:04
流れる藤原絵理子516/1/11 22:31
名古屋飯チーズオムレ...316/1/11 22:20
春を待つレタス0*16/1/11 22:01
リアル・ラヴたけし616/1/11 21:58
手を添える服部 剛616/1/11 20:21
iPhoneの看板番田 116/1/11 20:02
小さい火服部 剛316/1/11 20:02
016/1/11 19:49
キモいが気持ち悪い訳しょだまさし116/1/11 18:28
息づき砂木8*16/1/11 15:41
どてっぱらに長過ぎた春北大路京介516/1/11 15:05
左遷の品格イオン2*16/1/11 12:26
顔をあげて幸絵216/1/11 12:25
この星の成人式イオン0*16/1/11 12:24
形の愛陽向∮9*16/1/11 12:07
押韻詩人独奏416/1/11 11:13

Home 戻る 最新へ 次へ
1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 1485 1486 1487 1488 1489 1490 1491 1492 1493 1494 1495 1496 1497 1498 1499 1500 1501 1502 1503 1504 1505 1506 1507 1508 1509 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.2sec.