特別になりたいって言っていた友人
僕もそうなんだ
特別になりたい、なってみたい
みんなが見えない世界を見てみたい
挑発にのった住人がいた
媚びを表面じゃイヤといい
感情をはき違え詩を描いた ....
後輩に
アメリカのどっきりの話を聞いた
なんでも
アラブ人がいきなり持っている
袋を投げるというどっきりらしい
みんな全速力で逃げたそうだ
ドナルド・トランプの発言を
善人ぶ ....
ヒラリーが
フェラ嫌いであることを
証明するのは難しい
いや不可能と言ってもいい
何故なら
こちらには
状況証拠しかないからだ
その状況証拠だって
旦那が
嫁さんに比べて
....
なんの魂胆かしらないけれど 鬼って悪い奴じゃなかったよ
たましいにも ふたつある魂と魄って書くんだって
どうやら 魂は精神を支えていて、魄は肉体を支えているらしいよ
どちらにも 鬼がいるよ ....
何が一番怖いのかと考えて
とりあえず 創造してみた
これは 想像
絶対に 目の前になんて 出現せぬと
自らに 言い聞かせて
水辺に 立つ
佇む の 角度調整が
中々 上手く ....
女はへそから指ひとつぶん離れた場所に
桜の花びらをひとつ彫った
フットボール・クラブのエンブレムに添える星みたいに
それは過去の栄光のように思えた
娘、いるの?
これ?違うよ、大した ....
遥かに広がる大海原に自分の心を摺り寄せてみた。
波の揺らめきは私の魂の鼓動と相まって、
心地良くもあり、息苦しくもあり。
気がつくと私は泣いていた。
人はみな悲しみをその心の ....
冬が通りすがりに蜜柑をひとつ
窓辺へ置いてったようだ
不用意なこころはすぐ凍傷にかかってしまうから
ちょっとした季節の気遣いにも丁寧に礼を言おう
ざわざわとした毎日を蹴飛ばし
転がし ....
日光を反射した光は
触れようにも
手の中に収まりはしない。
触れようとした途端に
手の甲に滑って流れてしまうから
私が触れようとしてることさえ
太陽の子どもは
気付いていないよう ....
白い都会の硬い土塁の中
あなたが灯をかかげれば
わたしは虹を灯す
遙かなやまの森の中でも
あなたが歌えば
わたしもさえずる
海の彼方の小さな島で
あなたが跳ねれば
こころは ....
トラブルとは人が知らぬ間に
執務室の自分の椅子に腰かけるように
社会が血を滴らせて巣を作る場所に
何の予測もなく腰かけてしまうこと
そして社会の雛たちが嘴で突いてくるのと
ひとしきり格闘 ....
愛し合っていたのだから
奈落の底まで堕ち溺れ
ポッカリ共に浮上
ソンナコトも
出来たハズなのに
一人だけ先に逝ってしまうなんて
また哀しみ打ち寄せる 広い病室 独り夜
波に逆らい
櫂を失い
沖を漂う小舟
潮に流され
雨に打たれた
辿る術もない星に
影を照らす月
遠く雲は霞み
振り返れば七日目の陽が昇る
怨んでも
風は止まない
ここは深い海 ....
ビニールテントのテラスから遮断された人と人
店の中でこじれる男女の恋愛騒動が綺麗に片付くころ
会社のやり方が気に入らない中間管理職同士のマグカップは
同じ濃さの苦さで話をかき混ぜ 飲み干すこと ....
『白い箱。』
それがお父さんだと
どうやって信じれば良いのだろうか?
両腕の中は
最後に抱えた身体よりも重く
悲しい位にのしかかった。
(八ヶ岳の青さに混じり、遺影の輪郭線がぼやけ ....
編集でいないようにするって
本当なら
スゲエ陰湿だな
確かにへいちゃんの
知ったかぶりは
鼻につくし
たまに
カットしたくなる気持ちも
分からないでもないけどさ
テレビマン含めて ....
ベッキーもSMAPもSTAPも
何にも悪いことしていないのに
(少なくとも俺には何の被害もないのに)
テレビで謝らされるのは
酷いと思う
一番悪いアサシ新聞は
俺を含む日本に
大損害 ....
空に散った花びらは
いつか大地が
優しく抱きしめてくれるから
また
花が咲く日を
待てばいい
そして
きれいな大きな花を
咲かせれば ....
甘利も絵音もSMAPも
ベッキーひとりに何やられてんだ
ひとの切実を許すほど
みんなお人好しじゃなかった
三度の飯のひとつでも抜けば
哀しいことに腹が減るのだよ
....
世界で一番の工学者たちが
導き出した最適解に
僕らは乗っかって走りだす
爪に挟まったスラッジを
犬歯でこそぎながら
よそ見は70秒以内ならOK
ハンドルを足の小指でいじっている場合 ....
君を知らない僕が
愛してるっていうんだ
そんなの真に受けちゃいけねーよ
どこでもいいや
酒飲めるとこ知らない?
組み伏せて聞き出した
あの詩の続き
なんてことなかったな
新しく ....
もう大丈夫だよ
痛くもないし
悲しくもないし
怒ってもないし
もう心配ないよ
辛いことはどっか行った
病気の場所はきえた
苦しい空気は流れてった
もう嫌な景色
かくさなくって ....
入り口ふたつ出口みっつで
どこから入ってどこから出るか
選択可能な未来はむっつ。
のぼり梯子ふたつ落下ロープみっつで
どこから登ってどこから降りるか
選択可能な未来はむっつ。
未来 ....
言葉はいつも裏切るから
唇をあわせて
せめて、ぬくもりをちょうだい
暁のうたたね 夢の中で泣いて
白くぼんやりした夜明けの部屋に
ムウドだけが薄く残っている
メランコリックな仕草で 髪をかきあげる
オルゴオルの上で踊る 白鳥が優雅に
ころんころん ....
160131
明日からは2月だというのに
まだあの二人いがみ合っている
自民党と公明党のように
仲良くすれば良いのにと
野党再編成の行方を見守る
なにしろ
栄ちゃ ....
コーヒー豆を噛み潰したような
苦くてじゃりっとした感触が居座るような日々も
喉元過ぎて過去になってしまえば
すぐに忘れるのが僕のいいところ
ただ楽しかった思い出も
すぐに忘れるのが僕の悪いと ....
早朝の青空に
ふらり 浮かぶ
白い満月
しんと 静まり返った
人々の意識の空白を突いて
薄白い筋雲たちが
丸く集まった 作りかけのまゆ玉
風に 解けてしまいそうな
はかな ....
山道を辿っていると
なにかの臓物が落ちているのに出会う
それはさいころより少し大きいくらいのもので
草陰で赤く湿っている
ひとつきのこが見つかると
次のきのこが見つかるというが
そのように ....
「仕事、首になった」
今にも泣き出しそうな顔で、
「別れてもいいよ」と言ったきみ
半年探して やっと仕事が見つかったから
長い間 待たせてごめんねって
プロポーズさ ....
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