何が幸せかよくわからない夜がある

泣いて凍えて
来ない誰かを待っていたころ

こんなにつらいことはないと思ったけれど
それでも

そんなに誰かを愛して幸せだったのかもしれない 
空はいつみても変わらない
時が流れて色々なものが変わるけれど
空だけは変わらない
毎日空は新しいのに懐かしい
空には思い出がいっぱい
みんなが忘れても
空を見ると思い出す
笑顔の日も涙の ....
初日に 薬指 前歯の裾野は愛しく、私の毛細をいたぶっていたわって
ふりかえって 斜に構えた 真四角に切り取られた、寂しい目をしているインフレイム

「だった」「だった」「だった」旅路の瞬間みたい ....
重い銀のライターで炎を灯した刹那
冷たい過去を浮かべて
薄笑いをした

紫煙に過ちを想い出し

真紅のドレスを纏ったマリーに
こうべを垂れて
俺はただの苦笑い

グレンリベットをも ....
花は枯れたら散るだけだ
僕は枯れたら蘇る
明日を夢見ても願いは叶わない
今を生きないと明日は来ない
僕に明日は必要ない

君に立ててしまった中指
もう戻れないのに涙が出る
浮かない顔し ....
誰をも許さない鋼鉄の精神を
保ち続けていけるのか
いまは我慢比べをしている

だが
脆弱な精神は
柔らかなパールの首飾りに溶けて

沸き立つ性欲が勃興する
生きているということはこう ....
おでんの季節は終わって
次にくるのはもり蕎麦だ
やがて素麺がやってくる
そして鴨南蕎麦の到来だ
ふうふうと鍋焼きが誘う
スーパーマンでさえ
胸にS字の全身タイツを着て
スーパーであることを
目に見える形で主張しないと
今一つ自信が持てないのに
自称詩人が自称詩人ではなく
詩人だと平気な顔でのたまうのが
死 ....
まず言う なれない と

それから ならないように

汚していると

まず ならないので 安心するように と

まず言う なれない と

それから なるように と

きれいにし ....
父と呼んだ人の欠片が
ぎゅうぎゅうに詰められている。

(押し込まれんで、良かったなあ。)と
遺骨の橋渡しを終えて帰ってきた。

五年前の秋口。
同じ場所で迎えた祖父との別れ際。

 ....
区役所の、トイレを借りてため息

その場しのぎで生きてきました
それが何か

誰もが今日という日を精一杯
手持ちの力で生きている
最善を尽くしている

”一億総活躍”なんて、ヤンキー ....
黄金の太陽、陶然と
茜に燃やす、この部屋を
開き放て!己のすべて
持続スルこの永久の時に

  ああ、俺の両眼は割れ砕けそうだ!

目が眩む目が眩む
眩暈、眩暈
光の海だ
黄金に躍 ....
心弾む春の息吹を感じられる今
街中にぽつりぽつりと桜色が見える。

昨年
駅から病院へのだらだらとした並木道
物言わぬ君に逢うため、毎日歩く桜並木
春はもう来ていて、桜は花弁を散らして ....
花だから咲いたらすぐに散ります
誰かが言いました

わたしは薄いうすい一枚の紙です
折り鶴が言いました

わしは古いふるい一本の木だよ
仏像が言いました

ぼくは孤独でまぬけな人 ....
わたしのうちの近くには、神社があって、そこの御神木は銀杏の木で、だでわたしんちがあるとこは銀杏木っていう地名になっとって、そいで、公園よりも近くて、その御神木の他にも木とかはえとって、でこぼこして、ス .... 生温い雨に濡れながら午前二時、あらゆる神経が脳天に向かって空虚を届けるころ、おれは寝床を拒否してキーボードを叩いている、ヘッドフォンのなかではインプロビゼイション・ノイズが存分に掻き回している、お .... 風にはぐれた椿一輪 川の流れを漂う
冬の終わりに 寄る辺なく揺られて
春咲く花は霞を湧かせて 華やかに
あたしは きみの笑顔を思い出せなくなった


寒さに耐えて 守っていたものは
 ....
蛇はひと口咬んで
あとは丸呑み
四の五の言わず呑み込んで
ゆっくりと消化する

蜘蛛は牙でひと刺し
注射して中身を溶かす
あとはハンモックで横になり
ゆっくりストロー

蛆は胃液を ....
小さな白雲一つ、
ふわわ漂い流れ来て
唐突スッと消えた、視界の無

己、只只ア然とし
驚キ沈黙の青を凝視スル。






3月25日(金)記.
①年に1000万円以上の就労所得がある
②納税の義務を果たしている
③IQ120以上
④本人にも家族にも犯罪歴がない
⑤結婚している
⑥自称詩人ではない
以上の条件を満たしていれば
銃の ....
ハイバックの助手席じゃあ
帽子のツバが すこしむずかしい
すこし雨滴のあとの残る車窓から見える景色は
映写機のように枠のある動画
だけれども携帯の電池なんて いらないよ
幸運にも にわかに咲 ....
死線狂乱をさ迷いコエ戻り帰れば、
この界もあの界もソレ単独では
只のまぼろし。
       ー壊れた片腕に奥まる意識に   

  ▲○■    ■○▲

千、億、兆
千、億、兆
 ....
木のかけらと
あたたかい水が
午後と夜の境いめに
蒼い浪となり流れ込む


錆は子らの名をくちずさみ
鉱は荒れ野に伏している
陽を転がす指や指
流れの内に華やいでいる ....
今年も春が来て
桜を見る

この桜は
いつか誰かと見た桜

私たち人の世を越えて
木はここにあり続ける

子供はやがて大人に
大人がやがて老人になっても

いつもこの美しい花び ....
父よ

あなたの思い出をなぞって

あなたの生まれた街を歩く

春の京都は

この世で一番切ない

枝垂れ桜がはらはらと散り

私はあなたの背中を思い出す
何気ない駅の写真がある
陽射しを受けた春のホーム

でも私は覚えている
どんな気持ちで
この写真を撮ったか

言葉に出来ない悲しみを
誰が知るだろう

いつも祈りながらこの駅で降り ....
武器を持つというのは
実にワクワクするものだ

子供はみんな
武器が大好きだ
スペシウム光線だって
波動砲だって
もしそんな武器が自分にあったらって
想像して興奮するんだ

ところ ....
天界の桃を食べてしまったのは
大きな間違いだった
帝釈天は怒り
死ぬことのできないぼくは
闘いを続けなければならない

ほんの少しの過ちは
誰にでもある事なのに
後戻りができないことが ....
すべてはくたばって散ばり、火をつけられて焼け焦げた炭になってしまうだろう、ポンコツの目玉が呼び起こす小さな頭痛に舌打ちをしながら、長い長い夜の幕開けだ、心臓が轟音を上げている、それは俺に大 .... 生まれては弾いていく、
いくつもの過去たちの脱け殻の
奥には必ず触れなくてはならない
真実がある。
その横たわる真実の瞼の裏側の、
顔を見つめなくてはならない。

目を閉じた瞼の裏に映っ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
体温ガト1*16/4/8 0:01
アルバムリィ0*16/4/7 23:48
ゆいちゃん04116/4/7 23:41
酒場にてレタス216/4/7 22:57
メンヘラに恋しました独奏116/4/7 22:47
鉄人(或は願望 笑!)レタス216/4/7 22:21
四季016/4/7 21:31
スーパーマンのS花形新次016/4/7 21:05
ぼくはうりものにならないnemaru2*16/4/7 20:31
嘘吐き。梓ゆい116/4/7 16:34
不真面目な人うめバア316/4/7 15:28
気付きの刻たけし216/4/7 14:53
桜並木……とある蛙216/4/7 10:58
なんとなく春だからyo-yo7*16/4/7 7:30
御神木かの316/4/7 2:21
独白は無責任に(けれど真剣さを持って)ホロウ・シカ...1*16/4/7 1:49
落花藤原絵理子116/4/7 0:47
はかないでただのみきや10*16/4/6 20:42
消失たけし116/4/6 20:04
目指せ! 銃社会花形新次016/4/6 17:12
姫たちのお茶会 上[group]るるりら9*16/4/6 16:41
帰還〇こえぬけたけし316/4/6 13:19
みどり うたかた Ⅱ木立 悟1216/4/6 7:11
ガト5*16/4/6 4:34
円山2*16/4/6 4:30
写真2*16/4/6 4:27
子供の心を大切にする花形新次016/4/5 23:56
煩悩レタス216/4/5 23:55
撹拌される真夜中の指向性(望まれるのはイレギュラーバウン ...ホロウ・シカ...0+*16/4/5 22:51
さくらがいあおい満月316/4/5 22:08

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