静かが覆い被さってくる
喚き立てても
逃げてみても
追いかけてくる
どこまでも
必死になって
走り続ける
朝陽に迎えられても
静かがそこにいる
偏頭痛を伴って
この身を雁字搦めにす ....
子供の頃僕には夢があった
大人になって夢が変わった
それから毎日死ぬまで
いい夢があったらそれを見続け
飽きたら違う夢を見てきた

そして夢は使い捨てられた
コーラ・コーラ・コカコーラ
コーラ・コーラ・コカコーラ

ブルースカイ・夢のような・サンシャイン
僕らの青春・グラフティー・ビジュアル系の・ボーイ・&・ガール

ヘーイ!コーク・マックのハ ....
自由な形式で書かれた詩、略して「自由詩」



とはいえども



俺が 本当に 自由に書いたところで



結局それは



ただの言葉の羅列としか思われねえンす ....
          草葉に風の足音
夏の光の深い底で焼かれる虫たち
夜に置き忘れられた
艶やかな目に乾いた夢が映り込む
生と死の歯車が柔らかく噛み合って
素早く回転する
  濃厚で豊満な匂 ....
なんだろうね、つまり、ドーナッツの○の話しさ。○から見えるきみのめ。 めっ。どうしてやろうか、と。ぼくは、ずーっと○を○を、ドーナッツはフレンチクルーラー、くるくるめがまわる。どうしようか。ど .... その二つの縁が 
絡まるような角度を願って
すっと線を引く

描き始めた弧の
片側に あなた 
向こう岸に わたし

渡し船は 一層 
いっそう不安は募り 
物悲しいけど 大丈 ....
鎌倉花火大会だそうだ
不細工なオネエチャンが
浴衣姿でウロウロしている
不細工はどう足掻いても
不細工なのに

しかし、花火というと
アホみたいにアホみたいな奴らが
集まって来るのは
 ....
コバエが大量発生していた
尋常ではない数だ
近くに変死体があるのではないか?
コバエと言えば
夏場の変死体
彼女はそう考えた
「人間なら良いけど・・・
猫だったら可哀想だ」
と思った
 ....
今ならわかる
小沢健二が一体何にあの頃
立ち向かっていたのか
少女たちはもう初めから知っている


ああぼくはもう
46歳になってしまったのに
小沢健二は


遠くの星が変換 ....
愛くるしい笑顔を振りまいて
罪の意識の欠片もなく
多くの人を虜にする

愛苦しい想いを人の心に育み
自らは微塵も苦しむことなく
魅惑の眼差しを投げかける

愛狂おしいほどに
堕ちてゆ ....
銀河の果てに
ぼくらは此処に生まれ
何処に往くのだろう

いま納豆ご飯を食べている妻は
ぼくがどんな事を思っているか
想像できないらしい

永遠の嘘を吐いて
ごめんね

ぼくはや ....
つかみそこねた声の粒が
まるで赤い宝石のように
風に舞って堕ちていく
はらはらと

ぬるっとした感情を持て余して
動けなくなった

なんで手に入らないんだろう
時空の歪みに心を寄 ....
眠りたいのに
眠りたくない

眠りに堕ちるのが
怖くはない

あまりに眠すぎて
眠りたいという
感覚がもう
分からなくなった

眠りについたら
二度と目が覚めない
なんてこと ....
海鳥が
どんな風に
人の指先から
餌を奪っていくか知っているか

死にたくなったら
船に乗れ

風を読み
風に乗り
風になり

幾度となく旋回する海鳥たち
飛行を極めた美しさ ....
足が痛くて歩けない母を
海に連れて行くと
楽しそうに泳ぎ出した

それは
細胞のすべてに刻まれた記憶

海辺の田舎町で育ったこの人は
町では暮らせない人魚なんだと知った
孤独を感じると

孤独に落ち着き

誰とも話したくなくなる


心底

慣れている、と感じる 
空から金粉のような
雨が降る

ぼくはバッハの黄金曲を聴きながら
明日をそっと待ち
ようやく落ち着いた胸を撫でて
今夜を過ごしている

冷たい渓を遡り
透明な魚を釣りたい

琥珀 ....
見えなかった

どうしてだろう

愚痴をこぼし

不平不満ばかり並べていた日々

さえぎられていた視界に

何を見ていたのだろう

誰と比べていたのだろう

私は祝福の中を ....
わたくし、Eテレ2355で有名な考えるセイウチでございます。今日もプールでポーズとりながら回ってると、お客様が「きゃあ、見てぇ、セイウチのくせに哲学してるよ」って指さして笑うんですよ。まあ、もう慣 .... 自称詩人を誘き寄せるには
「インターネットで
あなたの詩を読みました。
感動しました。
是非とも
費用はこちら負担で
詩集を出版させてくれませんか?」
が殺し文句であることは
何度も言 ....
夕立がうるさくて目覚めた 降り止まぬ雨に君を重ねた
借りっぱなの金 体液や汗 夕日の茜 さだめ すべて
水に流せ 濁流と化せ あの日君はなぜ なんてくだらねぇ
今となってはもう遅い 細い糸 切っ ....
ぼくらが詰まるのは

おもにモノやヒトだ

モノやヒトと過ごす時間を大切にすれば

モノやヒトとの距離を適切にすれば

つまり愛することが身近であれば


相手あってのぼくらなら ....
ボロボロになった身体を引きずりながら
ぼくはどの方角へ向かうのだろう
食べられなくて
何も食べられなくて
週末には点滴が待っている

楽しみなのは大相撲中継だけで
週末の入院を待っている ....
困ってしまうんだ
生き物としてやるべきことはやったし…
残りはニンゲンとしてか

生き物でないニンゲンとして
やるべきことなどあるのかな

有るような…
無いような…

こう言 ....
きみへの愛は痙攣的な近親相姦、あるいはバスの中で音読する官能小説/ジンジャーエール片手に危なげに海の背中を泳ぎきり、思いっきりジャンプする、遠くの方へ、できるかぎりの軽快さで/各駅停車の青空/二度と聴 .... ひと息ついて
何を飲もうかな と思った時に
いつもの紅茶のティーバッグが手を挙げた
だから紅茶にした
そういうふうに私は
一人暮らしをやりくりしている
風を聴く日は多く
大きな声では言え ....
ラベンダーが斜めに伸びていく

垂れていく

ムラサキの先端が指し示すのは

夢のあとだ

悲劇にもならない静かな悲しみ

朴訥な調べは

それだけで悲しいから水のよう

 ....
本当に行きたい道を往く人は
この世の中になかなかいない。

人の目を気にして
敷かれたレールに乗ることで
平均台の上
両腕を翼にして…一歩を、進める
あの醍醐味を、久しく僕は忘れていた。 ....
真夏の図書館で、
かび臭いエアコンの空気を嗅いだの、
と、
本棚に本を返す司書は、本が嫌いだといった、

空想を広げる前に、小説は冗長だ、長すぎる他人の話はうんざりで、
やっぱり海 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
静か坂本瞳子1*16/7/21 1:55
泡夢リィ1*16/7/20 22:57
コカコーラ星丘涙3*16/7/20 22:46
自由とはいえども[group]黙考する『叫...416/7/20 21:16
火葬詩転生ただのみきや12*16/7/20 20:47
なにも浮かばなすぎてこわい(阿ト理恵さんとズー連詩作)ズー4*16/7/20 20:30
瓶詰めの夢藤鈴呼1*16/7/20 19:17
花火好きに対する殺意花形新次016/7/20 19:06
尋常ではない016/7/20 18:25
小沢健二はだいろ216/7/20 18:01
ロリータ坂本瞳子1*16/7/20 12:04
水の星に生まれてレタス216/7/20 11:33
声の粒もずず416/7/20 2:32
眠らない男坂本瞳子1*16/7/20 1:30
ウミネコガト2*16/7/20 1:16
人魚4*16/7/20 1:11
エキスパート1*16/7/20 1:08
夜の想いレタス316/7/20 0:15
盲人星丘涙6*16/7/19 23:10
ゾンビの日光浴阿ト理恵3*16/7/19 22:29
飛んで火に入る夏の虫花形新次016/7/19 20:17
TATOO YOU!!!!!アタマナクス016/7/19 17:54
愛することが身近であれば吉岡ペペロ316/7/19 15:22
時計レタス516/7/19 12:43
何故生きているかと聞かれても…イナエ3*16/7/19 9:18
ペシミストのために街は青く光る伊藤 大樹216/7/19 4:33
一人暮らしもっぷ516/7/19 2:51
朴訥な調べ吉岡ペペロ116/7/19 1:27
人の翼服部 剛016/7/19 0:56
真夏の図書館百均1*16/7/19 0:31

Home 戻る 最新へ 次へ
1420 1421 1422 1423 1424 1425 1426 1427 1428 1429 1430 1431 1432 1433 1434 1435 1436 1437 1438 1439 1440 1441 1442 1443 1444 1445 1446 1447 1448 1449 1450 1451 1452 1453 1454 1455 1456 1457 1458 1459 1460 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.41sec.