心は無防備な壁のように
何も言わずに建っているけれど
音も立てぬまま剥がれてゆくのは
真っ直ぐだった僕の懐かしい声

ずっと一人で戦って来たんだ
ずっと一人で隠して来たんだ
 ....
退陣間近の大統領が
記念にボタンを押してみたくなったとしたら
大統領になったということの他に
取り立てて成果を上げられなかった男なら余計に・・・

本気で
そんな心配をしている
ラリルレ ....
割れ目が口を開く
唸りを上げて滴り
蕩けるキャンディー
眉間に皺寄せ叫び悶え
微細な重層亀裂ノイズ
脳髄に充満し滑走し始める
破滅に向かう忘却のグルーヴ 
発情する爆発する幻想のケダモノ ....
重苦しい
塞ぎがちな毎日を
扉を開けたくて
もがいてはみるけれど
光を求めて
彷徨い続け
前へ上へと
向かっている
つもりではいたけれど
どうやらここは
奈落の底らしく
これ以上 ....
心を見せ合う相手が居れば
何処へでも行けるような気がして
頭上を横切る飛行機を見れば
何処かへ行こうと未来を作る

確かめたかった声が離れても
思い出を巻き戻す事もなく
確かめてみたい声 ....
美少女のあの子
みんなの悪口言って人気者
真似して悪口言ってみたら
わたしはなんでか悪者に

笑顔のあの子
いつも下品なことばかり
それでもみんなの人気者
真似して下品してみたら
わ ....
祝祭は終わった撮影が終わるように
ビジネスが始まってる街に雪が降る

もうインディアンは見失ったブランケットを捜さないだろう
トンキン湾に展開した第七艦隊は着弾しないミサイルを満載して

 ....
本当に大切なものだけを
本当に大切にするって
難しいことですね
あなたがそう言った
皮肉でしょうか

本当に大切なものだから
本当に大切にしてよって
あなた本当はそう言いたいのでしょう ....
有機的な汚れを拭い去られ
白い月はやはり月なのだな

手の届かないほどよい宙空に
ふんわりきりりと存在している

ちょっとした手順の間違いを
指摘されそうなでもやさしく
流してくれそう ....
ぬかるんだ草むらに
芋が一つ転がって
そこに獣が蹄をたてる

水を張った水田に
金色の稲穂
そこに人々は鎌を入れる

気付けばいつも
あぜ道を歩いている
今日もあぜ道を歩いて
あ ....
雨は降る
飽きることを知らず
止むことを知らず
上から下へと

雨は降る
行く先にあてもなく
行く先も定まらず
粒から粒へと

ずっと何も決めずに
ぐちゃぐちゃに混ざっていく
 ....
{引用=

ねえ、でぶでぶ
神様は毛がないってホント?
みたことある?










ねえ、でぶでぶ
にがいって字書ける?



でぶでぶの字って
うさ ....
猫のうたをたくさん描いた日日
束の間のしあわせと平和をしる
それをしるすよろこびが 実は
のちに癒せない痛みとなっても

そのことである
そのことである
そのことである
猫はもういない ....
見えないものを探してる
見えないから探せない
探しものは何?
僕の手に入れたものは
僕の目には何が映るの?
みんなには何に見える?
僕の目には何も見えない
何を探していたの?
目に見え ....
君は私の足元にいる。
歩むたびに君は、
どんどん細かくなって殖えていく。
君の一人が、
私の脛を這う。
君は私の毛孔から、
私を引き出して、
私を裸にする。

纏うものがなくなった私 ....
たからものを傷つけて

愛してる夢をみた

明日 明日 訊こう

ありふれた話を


かたちのない雪をみて

愛してることを得た

明日 明日って 今

君にだけにあげる ....
宜保愛子は
見えない方の眼に
霊が映ると言っていた

多くのまともな人は
「何アホなこと言ってんだ」と
取り合わなかったが
まともな人を自負する俺は
そんな風には思わなかった

き ....
困難や不安や悲しみや苦しみが産まれたその瞬間はいつも
言葉は言葉としての機能を果たさないまま
言葉にならない言葉だけを頼りに彷徨い続けるものだ
「世界は鮮やかなホワイトだね。」。
彼女はそう言って利き手を股間に突き刺した。濁った赤が澄み渡った。
午前五百六十七時に起きて夜食食べてボディーソープで歯を磨く。
ありとあらゆるものが存在してい ....
米ニューヨーク市 最賃15ドル
日本円にして約1800円
いいなあ
そのことを考えて
私の時給が1000円

「1000円がワタシの値段」
とかそういうこと言うのなしねダサイから・・・
 ....
ある朝目覚めて
ふと
青い上着が欲しくなる
そこで風呂場に行って
蛇口をひねると
じょぼじょぼと溢れだす
かなしみ
浴槽がいっぱいになるまで
五分とかかるまい
白い上着を浸しておけば ....
せんごくさんの言うとおりに
道を曲がったんですよ
そうしたらほんとに
おさるさんがまわってて
ノミが飛び出るくらいびっくりしました

五月雨の歌が聞こえてきて
幼少の頃を思い出しましたよ ....
夜の中空に
五月の惑星がある
果実のようにある
そこからぽとりと垂れた雫のように
君が目のまえにあらわれた

などと
君のことを詩に書いてみても
五月の夜気はどこか水のようで
だから ....
かわいいという言葉に
すべてを込めて

足の指の間に入った砂
刺さる貝殻の破片
血が出ない程度の痛み

靴からこぼれ落ちてくる
あなたはいつのこと思い出すの
海とかうってつけの題材で ....
面倒なことは 全て 置き去りにして
登山をしたいと ピッケル片手に

ねぇ 知ってるてしょう 
アイスピックとは 違うのよ

コンパスが 指の間を行き来する遊びとは
訳が 違うの
 ....
いつまで経っても終わらないから
終わらないなら始めないよと
うそぶいて急かします
冷たいシャトルに腰をかけたわたしたちは
地球を発射して
酸素がなくなるまで旅をしたい
まあるい命は重力を綱 ....
誰も彼も理想の世界を描くだけ描いて何もしない
誰もがどっかで絶対望んでいる景色はまだ誰も見たことがない

幸せになりたいと神にすがるように皆みんな口を揃えて唱えて祈っているくせに
産まれてから ....
思いきり行きたいって思いきり思った
思いきり泣きたいって思いきり思った
ただ思いきり笑いたいって思いきり思った
思いきり生きたいって思いきり思った

「昔々あるところに…」なーんて言えるほど ....
「何度も言うけど可哀想にねぇ…」
「まだ小学生だったものねぇ…」
「親御さんのことを思うとなおさらねぇ…」

遅番の勤務について早々に
食事を終えても話し込んでいる
喪服を着た婦人客に水の ....
旅立ちの帆が昇り
出発の銅鑼が鳴る

水杯きを傾けた朝
友と
一言を交わし
指を握り合った

私の行く先は誰も知らず
遠く
遠く

銅鑼の音だけが響いた
千里の彼方まで往くの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
孤独の番人ミナト 螢916/5/24 21:20
私案花形新次016/5/24 21:00
墜落ひだかたけし416/5/24 18:27
今日という日坂本瞳子0*16/5/24 12:26
Planet Queenミナト 螢116/5/24 8:15
3年2組縷々流 縷々116/5/24 7:58
祝祭日梅昆布茶216/5/24 7:50
202号室縷々流 縷々216/5/24 7:45
白い月への路梅昆布茶616/5/24 7:36
月満ちて藤山 誠216/5/24 3:37
皐月闇116/5/24 3:20
ねえ、でぶでぶ青色銀河団116/5/23 23:43
[group]もっぷ516/5/23 23:25
瞳に映るものリィ1*16/5/23 23:18
爪先あおい満月116/5/23 20:45
ナポレオンアタマナクス016/5/23 20:37
宜保花形新次116/5/23 19:54
キセイポエトリー少年(しょー...116/5/23 19:10
親愛ある手紙に宛てて水宮うみ0*16/5/23 18:22
最賃15ドルうめバア216/5/23 16:33
KANASHIMIやまうちあつ...116/5/23 14:45
@さるまわし[group]ふるる416/5/23 14:02
五月の惑星塔野夏子3*16/5/23 11:41
破片、丸くなるまで青の群れ616/5/23 11:01
四年間藤鈴呼016/5/23 9:43
最終回縷々流 縷々516/5/23 0:59
罪認(ざいにん)少年(しょー...316/5/23 0:27
ラストカット116/5/23 0:18
お子様のお冷しょだまさし3*16/5/22 23:34
航海レタス416/5/22 23:34

Home 戻る 最新へ 次へ
1398 1399 1400 1401 1402 1403 1404 1405 1406 1407 1408 1409 1410 1411 1412 1413 1414 1415 1416 1417 1418 1419 1420 1421 1422 1423 1424 1425 1426 1427 1428 1429 1430 1431 1432 1433 1434 1435 1436 1437 1438 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.22sec.