■■■■■■■■■■
■〇〇〇〇〇〇〇〇■
■〇〇〇〇〇〇〇〇■
■〇〇〇〇〇〇〇〇■
■〇〇〇☆☆〇〇〇■
■〇〇〇☆☆〇〇〇■
■〇〇〇〇〇〇〇〇■
■〇〇〇〇〇〇〇〇■
■〇〇〇 ....
わたしはこれから
目を覚ますから
あなたはカップを出しておいて
コーヒー豆は冷蔵庫、
ナッツ・ケーキは戸棚のうえに
泣いてるうさぎにベッドを貸して
手をつないで坂を下ろう
....
◯(強い思い)
受験勉強しないからといって
息子を殺した父親がいた
思いが強いと
息子をも殺してしまう
◯同窓会
高校時代の
ケンカ話に
花が咲く
◯同窓会
昔ふられた彼女 ....
あなたのそのひかりさえも数にされてしまう
あなたのそのこどくさえも数にされてしまう
あなたのそのえがおさえも数にされてしまう
あなたのそのことばさえも数にされてしまう
あなたのそのこころさえも ....
にわとりから卵をいただいている
雑草で稲を見たことがない
コンビニにこころは在りやなしや
愛するひとはもう遠い
肌の遠さが震源地、赤
信号ばかり続いている
....
もしタイミングの神様が
いるのだとしたら
あなたはとても
周りを見ている人
いないのだとしたら
わたしの周りにいる人が
周りをしっかり見ている人
なんだろうね
もしもあの時 ....
言葉が砂みたいにつまって
詩はもうなくなった
わたしは砂袋
されたキスは
ぜんぶ覚えてる
黒ずんで腐ったところ
いまは眠たい
砂袋になってしまったのに
眠たくて眠たくて
....
眠れない夜は
頭の中に白いひもを思い浮かべる
そのひもの先を
喉の奥からちょいと引っ張ってあげると
頭蓋骨がくいっと締まって
ちょうど良い具合になる
あまり引っ張りすぎると
すとんと落っ ....
朝 丘珠空港へ迎えに行く
プロペラ機は八月の空をけたたましく滑り降り
ゲートをくぐる人々は無事届けられた
天からのギフトのように
トランクとリュックを下げた若者を見つけ
片言みたいに 荷物を ....
ベッドの中という
わたし一人分の天国から
のそりと抜け出し
あくびをしながら迎えた朝
カーテンを開け 光を浴び
青空を見上げながら
残りの眠気を
はらい落とした
シャワーの様な ....
ずっとずっと遠くへ行きたい
ずっと遠くへ。
あの森よりも
あの雲よりも
あの空よりも
ずっと遠くへ。
果てはあの昏い空間まで。
果ては想像力の限界を超えて。
ずっと遠くへ行ったら
そ ....
お茶をついだらコップの中に
麦茶の出しがらがけだるく舞っていて
ああいまの俺みてぇだなって
ふと思って飲むに飲めなかったり
ふふ
ああ今年の夏もおわりかよって
む ....
カタン カタカタタン
夜が鳴く音がする
君とのセックスはゆっくり熱をもつ
スローモーションの恋で
気づくと空は夜を
ワイングラスに注いで飲んでいた
ぬるま湯に浸かり
君の ....
土に鍬を差し込むことで
自然に対して解釈を加える
大きな実りを導くために
剪定、摘蕾、摘果、花粉交配、消毒
自然に対して批評を加える
訪れる稲穂や果実、野菜の類を
味わうことで精密に読解し ....
160910
此所はどこの坂道じゃ
追分からヨドバシに向かうと
夜行バスの群れのエンジン音
残暑の夜を余計に暑くするよと
惰眠を貪る乗客達を僻目に
ヨドバシカ ....
昨日百万円を拾った
この百万円で自分の人生が少し変わると思ったら
少し怖くなった
そのお金がうにょうにょ動いて絡みついてくる蛇のように見えて
とっさに投げ捨ててしまった
....
押し寄せてくる波は 取り返しのつかない一発勝負で
シを選び取る 群青色の魔法、
弾ける白い飛沫が 壁の飢えで踊っているのか
シンボリックに浴びるシガイの光線が
ワタシのサーフィンを加速させる、 ....
ブタの国が
核実験をやった
ブタの国の原爆は
ブタ雲が沸き起こるのが特徴だ
ブタ、ブタ、ブタ、ブタ
刈り上げブタが豚足を叩いて喜んでいる
この豚肉の扱いには
中華料理も手 ....
それがことばになる。馬が野を走るようにこころを放て!
あなたの悲しいつぶやきも、わたしの悲しいつぶやきも、宇宙のこころに届けばいいね。
くすっと笑ったり、ガハハハハハと笑ったり、ふふふと笑った ....
この度 わたくしが 申し上げたいのは
雪室とは 全く違う空間のことで ございます
もこっとしたダウンを羽織れば
世の中が 温たまるものと 勘違いしている殿方も
意外と多いようですが 良 ....
まる
さんかく
原始
くるくる
かたんかたん
とんとん
ぐわんぐわん
しとしと
原始
さんかく
まる
木洩れ日
さえずり
....
気がつくと、
一面真っ白な部屋のなかにいる。
部屋には窓一つない。
空気がこもっている。
部屋中に白い音がする。
天井に向かって手を伸ばすと、
目には見えない皮膜に触れる。
シャボン玉の ....
経済的に豊かなこの国で
なんでこんなにさびしいんだろう
涙も出ないくらいさびしいんだろう
食べ物がいっぱいあって
便利で快適なこの国で
なんでこんなにさびしいんだろう
涙も出ないくらいさび ....
光と闇が曖昧なところで
法は硬く鳴り続けている
正しさとも善さとも無関係に
法は朗々と鳴り続けている
だがこの法の音律が
軍隊のざわめきを定め
議会の票に数を与え
罪人の肌に烙印を押 ....
遠くとを結ぶ飛行機
短い時間で移動が出来る
出逢いと別れ
数え切れないほど
繰り返してきている場所
飛行機好きの人々
飛び立つ姿を見て
遠くに想いを馳せる
みんな何処へ向か ....
あなたはそこに立っていた
無くなる事のない
花束を抱えて
何も言わずに微笑み
太陽を背にしながら
あなたは
その花束を抱えていた
擦れ違う見知らぬ人にも
一輪 一輪 花を差し出 ....
子孫へ
2016年9月9日(金)←これは曜日というもので、今のところ7つあります。惑星の感じ(ならび)でつけてあるのだと思います。これから増えたり減ったりするかもしれません。23時47分です。こ ....
揺り椅子のうえで目をとじる、彼女
ざわめきを
聴いている
上手く死ねたら切符をかおうか、
ぼくらをつくった神様を
つくった神様にあいにいこうか
揺り椅子ふらりら ....
ゆめからさめて
手を伸ばす
爪にとまった蜉蝣
掃除機をかける音 かすか遠く
木馬が揺れて
ベビーベッドに霜がおりる
目の前で
硝子のつぶが揺れる揺れる
「あ」と「 ....
ある書物は私を受け入れ、私の居場所を示している。
そんな時私の心は大きく開き、静寂の中の喧騒にただ驚く。
私の頭上に雲はなく、大地の裂け目では清冽な泉がこんこんと湧いている。
私の精 ....
1396 1397 1398 1399 1400 1401 1402 1403 1404 1405 1406 1407 1408 1409 1410 1411 1412 1413 1414 1415 1416 1417 1418 1419 1420 1421 1422 1423 1424 1425 1426 1427 1428 1429 1430 1431 1432 1433 1434 1435 1436
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.96sec.