1.目覚めれば、闇

冷凍睡眠槽で目覚めたら200年後の世界だった。過去人は地球環境を悪化させた犯人だと恨まれて狩られると言われ、天井近い窓から光が射す半地下のコンクリ壁の部屋に隠れている。ボロボ ....
寝つきが悪い猫、寝入る我が狐。
ねつきがわるいねこ ねいるわがきつね


花色の歌。冷たい空いた眼伝う呪い。名は。
はないろのうた つめたいあいためつたうのろい なは
夜空の深み青み奥まり
凝る純白のヒカリ
端の欠けた満月から
うっすら崩れ落ち

鋼のヒビキ浮き立つ
濁声混じり照り輝く
白銀の途 その突端、

 二人の幼子包み込み
 痩身に白衣 ....
雨が降るごとに窓を閉める
部屋を侵されてはならないから
外との断絶が空間を生む
閉じたものを空間と呼ぶから
では時間は開かれているのだろうか

雨は降るのだろうか
雨は落ちてくるのではな ....
{引用=ハイヒールの足許が男の鼻先を嘲笑う
  「欲しければ尾を振ってついておいで」

街の角で ふと女の姿が消えた
  「欲しければ、そこで涙をお流し」}
      ※

  天上か ....
{引用=
潤んでいる。日差し。君のその白い面持ち。夏のプールの青さを反映させながら、水面に浸かっている君の、まだ少しだけあどけなさを残した、その朱色のくちびる。水色の水鏡(みかがみ)にそっとくちづけ ....
指の動くままに

信じられない衝動

幕の裏

絶えない笑顔

波、涙、星、鉄道、王

緑の奇跡

走る車

限界、稜線、灰青、橙

自動モード

厚み

引き ....
ずうっと昔、たしかに地上に生きていた誰かの物語を考えてた。白いベッドがあって、船みたいな冷たい影が過ぎていく。あるいはとても未来、そこは冬でもなくて、どんな季節でもない。まだ誰も叩いたことのないタイプ ....  頭の中でグルグルと回ってること

 割り切れたらいいでしょう

 あまりがでたらどうしようとか

 切り捨ててしまおうとか

 割り切れないことには

 面白いことが含まれて ....
愛のためなら命を捧げよう

でも愛より大切なものがある

それは見えない我が魂

この身は仮の姿だから

いくらでもきみに捧げる
倫理観は拡散する自然を拒絶しているのに
生きる自由は認めているアンバランスの中
僕たちは生まれてそだちながら大人になり

社会がとても窮屈だと感じつつも大人しく
して生きのびていくことを大切 ....
こんな腕じゃウエディングドレス着られないよ
美味しそうな卵焼きだね
でも朝は要らないから 
      ーー珈琲でいいよ

生きるのと死ぬのと どっちがいい?
岡崎京子の漫画の女の子になり ....
鋼の響きの
わたしを超え
私という魂の
想い出の予感、
渦を巻き破裂し
破裂しては新生し
いよいよ よよよ
うらうら ららら
天のラッパ鳴り響く

ヨクアルアオハル
予感への思い ....
私の睾丸は
溜まりに溜まった
精液で一杯だ
この睾丸を軽くするためには
勃起しなければならない
昔はあの娘のことを
想像するだけで良かったのが
AVを観なけれはダメになり
今では
A ....
感情は初めから歪んでいた、自分以外の誰かと居ると誤差ばかりが目についた、おそらくは幼いころから、欲しいものははっきりしていた、でもそれをどんな風に話せばいいのかわからなかったから詩を書くようになっ .... 死んでも旬でいるために
生はどんよくに波をかく
波うつことで脈ありと
信じていけるその日まで
脈動はきざまれた
きざまれてわかたれた
脈動はわかたれた
わかたれてきざまれた
わたしとあ ....
風が立ち止まると
その樹は息絶えた
葉はみなとけた
地に届くこともなく
夢の中のおたまじゃくしが
絵具のパレットから拭い去られるように

朝は被膜に覆われ
影はみな死産の仔
へその緒 ....
 

小学生のころのある夏のこと
田舎のじぃちゃんばぁちゃんの家へゆき
なぜか大人用のサンダルで
近所のひまわり畑をまっすぐに走った
むせかえる草花の匂いがし
刺すような太陽が眩し過 ....
実業家であられる
沢田さんのカーコレクション
素晴らしかったです

ありがとうございます

クラッシックカーにスーパーカー
水素や電気自動車など
これだけの自動車をお持ちで
走る喜び ....
 その子の瞳に
 歪な丸さの ヒが躍る
 画用紙の真ん中で
 赤み帯びた鮮やかなオレンジは
 吠えたける

 甘い香りも
 緑の葉蔭も
 棘のある茎も
 パレットに襲って来る溶岩 ....
はじめに言っておきます
私は人を待つのも待たせるのも嫌いです
なので 常に約束の15分前には
待ち合わせ場所にいるようにしています


思えばずっと 待たされてばかりの人生だった気がします ....
大きく裂けた口のある白い顔で笑い
煌びやかな衣を纏った記号が宙を行き交う
吊るされた語彙は真夜中の死体のように重く
暗い羅列が濁点だらけの股間にあった

大好きなキミの瞳を輝かせたいから、
 ....
ある朝、サソリを捕まえて食べている、凍り付くように退屈で美しい朝、
僕たちは転げるようにすいすい歩いて行き、それは行進となる、
楽しくて堪らない、音楽!、髪の毛はノートに絡みつき、
冷蔵庫には昨 ....
渓谷の明日は晴れのち曇り
毎週土曜日は4700尾のヤマメと720尾のイワナが放流される

梅雨の中の貴重な天気で釣り人が我も我もと集まって
養殖の魚は警戒心に疎くて入れ食いになる
週末だけで ....
いまひとつ燭光が足らんのじゃないか
どれくらいと返事の代わりに訊かれ
冷めた皮膚が
透ける
はらり

吹き消してもっと
ください言ってトランク潰し倒れ臥し
吸いつくす限り
風に焼けた ....
真正面に満月だ、
カーテン引き
窓を開けたら
アタマ瞬時真っ白に
白銀のヒカリ放ち
光耀くっきり
まぁるく輪郭帯び
その生々しい実在
魂ずんと射抜かれ
意識すっと透明に澄み
両手合 ....
欲が出て限が無いが
放てば
満ちる
と思い
自分をなぐさめる



不安がわいて限が無いが
放てば
満ちる
と思い
自分をなぐさめる



限が無いことばかりだが
 ....
やれるときにやれることを
十分に味わったほうがいい
やがて
走れなくなる
歩けなくなる
立てなくなる
若いときには夢にも思わないことだが
わかった時にはもう遅い
老いるということは
 ....
紗冴  Sazaée


滿壽央  Masouö


多樂王  Taraö


南海兵  Namiheï


風音  Founé


且生  Kaztouö


湧 ....
しばらく忘れていたけれど
文字を書くのが楽しい

もう言葉に意味なんてなくて
ただの手遊びだけど

紙とペンさえあれば生きていける
なんて自慢げに話しながら
必死にしがみついてたあ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
閃篇5 そのろく[group]佐々宝砂6*24/6/23 21:15
狐憑き(回文)水宮うみ3*24/6/23 20:44
郊外のキリスト*(改訂)ひだかたけし224/6/23 17:27
しとしとと雨宮吾子324/6/23 16:43
氷紋[改訂]リリー9*24/6/23 16:05
はちみつレモン本田憲嵩12+24/6/23 2:21
指の動くままに_01Hose E...0+24/6/23 1:46
ゆううつ由比良 倖1+*24/6/23 1:43
割り切る佐白光1+*24/6/23 1:29
五行歌 一首レタス3+*24/6/23 0:25
未来から 始まる絵本 005足立らどみ2+*24/6/22 22:52
いいよ印あかり4+24/6/22 19:29
文言ひだかたけし4+*24/6/22 17:51
花形新次024/6/22 16:45
初めから舗装道など選んで歩くような人間じゃないんだホロウ・シカ...1+*24/6/22 15:00
死んでも旬でいるために菊西 夕座6*24/6/22 14:51
四千七百四十五日ただのみきや3*24/6/22 12:07
夏休み秋葉竹124/6/22 11:33
渋滞しないクルマイオン1*24/6/22 11:19
影法師はどこへ行ったリリー7*24/6/22 10:18
紙くずよりももっとずっと軽い涙(ルイ)124/6/22 8:24
曲芸atsuch...11+*24/6/22 8:00
家畜小屋にも雨は降る由比良 倖3*24/6/21 23:20
【渓流】釣りの組曲レタス4+*24/6/21 21:45
停電期soft_m...624/6/21 18:10
月光一瞬ひだかたけし424/6/21 17:43
※五行歌 六首「零の産声」こしごえ9*24/6/21 15:16
老いるということzenyam...4*24/6/21 9:37
群像・參墨晶024/6/21 9:10
.txtmizuno...624/6/21 6:06

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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