旭風防を付けたGS400
段付シ-トに跨って
特攻服とブ-ツを纏えば
後はアクセルを開けるだけ
無敵だとか最速だとか
そんな事は如何でもいいのさ
バッフルを抜いた直 ....
朝目覚めると、ヘッドフォンのそとにいた
電車でヘッドフォンを外すと、電車のなかで音が鳴っていることを知った
電車のなかで、ぐっすりと眠る人も、さっぱりと起きている人もいる
いろんな人がい ....
亜熱帯のジャングルの地下は氷柱の連なった秘密基地でフラミンゴのピンクの色を解読している科学者がいる
その人はしとやかな女性で
趣味はお相撲を見ること
助手の一人がタランチュラを発見し大騒ぎとなっ ....
もっと近くにコンビニがあれば
ストレスの溜まったあなたの
心をすぐに癒してあげられる
けど、
でも、やっぱり夜に甘いものは良くないって
健康診断でも肥満って毎年書かれて
毎年ダイエットを試 ....
君に
問いたい
蒼い焔で
紅蓮の炎を
鎮める覚悟があるのかと
思わず抱きしめたのは
君が
あまりにも
蒼く
透き通っていたから…
クソジジイのくせに
僕は、僕は、と連呼する
なまっちょろい
ウンコ自称詩を見るにつけ
人間、長生きだけは
するもんじゃないなと
強く思う
試しに書き出しを
「ワシは」にしてみろや
....
通り過ぎてゆく人々
通り過ぎていった人達
何なのだろう、何だったのだろう?
あれらこれらの出来事が
今は嘘みたいに消え去って
僕は嘘みたいに落ち着いて
ただ目を閉じる、ただ目を閉じる
あ ....
広い邸宅など要らない
ベッドは
身体を横に出来るスペースがあれば良い
食卓には
茶碗の置ける隙間があれば飯は食える
とうそぶいて
新聞が 雑誌が 広告が
テーブルに積み重なり
ベ ....
あ~ぁ
ふ~ゥ
もう、どうして
は~ぁ~
溜息一つで 幸せが一つ逃げていくなんて
逃げていく 幸せがないなんて
あ~ぁ
幸せなんだね
....
勇気ある者が勇者と呼ばれる者ならば
少なくとも自分にはその資格は無いのだと思う
此処へ至るまでの道中
幾度と無く故郷へ帰ろうか悩んだ
目の前で幼子が喰い殺されたとき
冬山で食糧が尽きて木の根 ....
なんかの自由
ある地点の悪魔に心を預けて戯れた
そこは誰の世界なのか
わからないことだらけの中には
答えを見つけて見つけた映像を見てみて
羽ばたいてい ....
161020
もっとちかくにお寄りよと
いわれてもクルマは軽三輪のフジキャビン
座席は前後にしかありません
運転者の頭のてっぺんを見つめながら
ぶつぶつ言っているうちにエ ....
ひょっとして
測定不能な分野は
安泰だと思ってんのか?
確かに
売上金額で優劣付けようにも
詩なんて
自分以外
誰も読まねえし
むしろ
てめえで金出すとかさ
かなりイタイ代物だ ....
道端で死んでいる動物ばかりみてしまう
どんな気持ちだったのか
空が青くても
遠くても
顔をあげなくては
死はある
どこにでも
私の隣で
まただれかがうまれかわるのだろう
....
恋人達が
お互いをおもいあう夜
ひとり
横恋慕のわたしは
さみしさにうちひしがれて
死神の力を借りたくなるに違いない
都合のいい女を捨てて
合理的に行動できたら
あたたかい場所で暮 ....
黒曜石の瞳を閉じて
秋風とともに往ってしまった君は
そろそろ成層圏あたりにいるはずだ
ただ
ぼくにできることといえば
天空にそびえる岩壁をノロノロとよじ登るだけだった
君に届けとばかり ....
「自分の言葉が残ってしまう」と嘆く少年少女の喜怒哀楽は言葉にできないくらい重く、
その重みは言葉が届かないところで明日を待っている。
その重みにとっての明日が、好きな小説家の新刊の発売日や好き ....
朝のひとときに
部屋の窓ガラスに
打ち付ける様に降る 雨
その降り方は
この身に潜む暗いものも
洗い流していくかのように
雄々しいあなたは お久しぶりですね
あなた ....
溢れる海の{ルビ思想=おもい}を
透いた生命の鼓動にのせて
ぼくはきみに語りたい
{ルビ灼=あつ}い 熱い視線の息吹に恋い焦がれ
ひとり 沈んでいった人たちのことを
ふるえる ....
退職して五年
すっかりリタイア暮らしが
身についたところへ
突然友達から仕事を手伝ってくれ、と言われた
はじめは断るつもりだったが
その話が来てから
なんとなく女房の機嫌がいいので
つい ....
刃ものみたいに
とがった穴を
言葉たちがすり抜けるたび
けずれる
文字とも音ともつかない粉が
一杯になって
それはもうやわらか
刃だってだんだん鈍って
いまはやさしい熊ぐらいに ....
*
孤独は届けられたものだから
*
心臓を意識する
雲に気づいたように
*
あてがあるわけでもないものを
流すのは青空の日にしている
白夜のように月が燃えあがる夜に暗色のシーツに包まれた寝床におまえは横たわる、清潔な寝室のそこかしこに蛆虫のように蠢いている憤りの欠片、それはすべておまえが隠した懐から零れ落ちていったものだ、も ....
余計なものなんていらない
これ以上、荷物を重くしたくないから
必要なことしか考えない
興味ないことで頭を重くしたくないから
ピカピカな地球儀、眺めて ....
花火と恋と生と死を
一つのものとして例えるあいつのこと忘れたわけじゃないよ。
ただ、もう、そこにはいないし
いや、もともとあいつはここに相応しくなかった。
古びた喫茶店で
生 ....
その瞬間を今でも憶えている
怖くは無かった
痛みも無かった
一瞬一瞬を切り貼りしたような
緩慢に流れる時間の中で聴いた音を
今でも覚えている
ニュルニュバ
って音だった
けたた ....
失う事よりも
忘れられる事の方が
どれだけ辛いのかを
想像しきれないまま
大切なものばかり
増えて 増えて 増えて
灯火の様な感情ばかり
胸の奥に 生 ....
「日中剃った髭が
夜にはもうチクチクし始めている
四ヶ月前に切った前髪は
まだ眉毛にかかってもいないのに
数年前床屋の兄ちゃんがにやけながら
「前髪伸びるの遅いでしょう?」
と聞いてきたそ ....
朝からゾンビだらけ
地面で跳ねるおっちゃん
教会に集まるおっちゃん
おだいじに
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