キャベツ千切りサクサクサクサク鳴りませら
したら意識、
奥まってゆく、 だんだんと
深まってゆく、 ゆっくりと
開いてゆく闇、 漆黒の
隙間隙間に優しい顔顔顔光り輝く
から
いっそも一度 ....
詩人の魂は宙を漂う

世界の響きを繊細に読み取り

心の琴線の僅かな震えを感じ取る

言の葉の海に身も心も投じ

狂おしく悶え苦しむ

時に歓喜の旋律を奏で

時に絶望の闇の淵 ....
「眠り猫」

眠りたかった
眠り猫のようにまるくなって
幸せな眠りの世界に入りたかった

好きだった
すべてを合わせても足りないぐらい
そのぶん言葉にできなかった


「猫の眼」 ....
寒空の下で
冬を謳いたくなる

大寒を 目前にして
落としてしまった思い出を
必死で 探すみたいに

防寒具は 必須
ちょっと ギャザーが入ったヤツが
オツです

キュッと  ....
  どこかの駅で
  列車や言葉や人影など


  待っていた
  観念的な雪を肩に
  積もっていくにまかせ


  けれど沈む日の悲しさだけは
  わたしたちを灼いてい ....
  水子たちの
  うつろな口から
  明日が よだれのようにこぼれた
  舗装された道をわたしたちがあるく
  霧もないが月もない夜
  大声で笑いながらあるく
ここは観光地だったけれど行列してまで食べたいものなどなくて

カラオケ喫茶みたいなところに入りオムライスを注文した

オムライスには外れがない

その代わり当たりもない

店のなかはペ ....
死刑廃止論者は
国家権力が仇討ちするのに
反対なのであって
殺人自体に反対な訳ではない
そうでなければ
殺人犯の片棒を担ぐはずがない
従って、民間人が
被害者に代わって
殺人犯を殺れば ....
影を踏んでみる
ドキリとする
世界が止まる
数えてみる

いち・に・さん

空を見上げる
太陽が輝く
白い雲が流れゆく
山の向こうへ

いち・に・さん

地平線に視線を落と ....
世界のどこかで
猫が丸まって眠っている
その背中を撫でてみたとき
自分が誰かわかる気がする
どうしてあんなに
夕焼けが燃えていただろう
どうしてあのとき
泣いたりはしなかったろう
レモ ....
険しい谷の崖っ淵
眼下にはうねる濁流

芸術家は
おもむろに背中から翼を生やし
かろやかに上昇気流に乗り
向こう側の崖に
降り立って見せました

芸術家は皆の喝采を浴び
伝説になり ....
訳の分からない事件は
取り敢えず
イスラム過激派の仕業だと
言っておけば済むので
楽だなと思う

だからと言って
地下鉄サリン事件も
そうだったなんて
言い出しやがったら
俺が許さ ....
そこで 街に住む誰かが描いた絵や 
立体作品を見ていると
人気のない通りの何処かから 
バンドの演奏が ぼんやりと 聞こえてきたりした 


海に面した通りに スーパーマーケット そし ....
死んだはずの妻が、腐敗した体をひきずって襲ってくる!
暗黒の密室地下を舞台にしたゾンビストーリー!

・・・古事記。

カミングスーン明和電機の社長が奈良でのワークショップ
を終えてつぶや ....
等速運動をつづけているうちに鳥は羽根をもがれて
上腕二頭筋と三頭筋間のしがらみに別れをつげる

慣れない歌をうたいつづけて喉が嗄れたよるは
冷蔵庫のかたちをした夢をみる

B♭ないちにちの ....
         僕の日記に焼き付けられたきみの刻印
空は犯罪的に青い

    あたりには哀しみの歌が満ち溢れ    
  天使の微笑み             ....
   太陽の匂いが漂うんです
   懐かしいあの土手沿いの道の一画に


   両手から
   はみだしてしまう大きさの
   おおきな亀裂のあるトマト
   とうさんが  ....
その町に着くとAと俺は新築の高層アパートの7階に部屋を借りて住みはじめた。8月。青い空にはツイストロールの形をした雲がいくつも浮かんでいた。共同生活はうまくいかなかった。食事や音楽の好みの違い、お互い .... 次世代のために
誰かがしなければならないから
そうやって
きずだらけのわたしを見ないふり
すんなよ

わたし、うまれなくてよかったんだよ
わたしのおかあさんおとうさん
だれかのおかあさ ....
首を幾度か右に左に旋回させて通電を試みるも、精神はどこか奥深くへ潜り込んでいた、日付変更線を少し過ぎたあたり、床に突き立った一本の小枝だった、これはなにかの目印だろうか、それともどこかから投げ出さ .... 【 行喰ヱ知レズ 】

リゼルグサンアルチルアミドが
たっぷりと染み込んだ紙片を
口に含んでハイを満喫する
どうにもならない快楽が
押し寄せる音楽に
飲み込まれていく
言葉は悪魔
意 ....
あの鳥には羽があって
ぼくの頭上をとんでいる

根っこの生えた僕には
縁のないこと
手を伸ばしても
羽がない

あの鳥には夢があって
君の横をかすめていく

苔むした僕には
縁 ....
コツコツ貯める
気持ちも溜める
金に糸目はつけない
僕は毎月5万貯める
いつかは女神のキスに変える

お金の価値は同じ
僕が貯金をする理由
汚い金でもコンビニで酒が買える
こんな僕で ....
言の葉を意味も無く
黙々と繋いでゆく作業は辛い
肩を落とし
改札口を出るとほどなく家は近い

商店街を彷徨いながら
肉屋の前に佇み
揚げられるかたまりを眺めた
一個100円のコロッケを ....
後進国の造船所で

死しかない取引をした

墓場の樹のしたで

人質は解放された

血だらけのワイシャツ

乾かない赤い染み


錆びだらけの波止場で寝転んでいたら

日 ....
お友達のお家じゃダイソンのSF的扇風機がクールに風を発生させてるのに
昭和な扇風機を昭和なわたしは
ぐるぐる回してアーアー言って
うちわで首に風をあて

カップメン片手に名古屋場所み ....
         160717
ゾンビにはなりたくない
奴隷生活はご免だ
やめてくれ~
いくら悲鳴を上げても
ご主人様はジャズ聞きながら
投資物件を探している
騙されるなよと言いたいけど ....
少しの間視界が
滲んでいることに気づかなかった
時折聞こえる話し声が
体温より僅かに低いくらいの温度を感じ
させ それで少し
安心する
雲が降りてくる前に
何かを憶えておきたい
扉の軋 ....
きえねばならない思いをかかえて
心の溝を覗くとき

淵に足をすくわれそうな闇を前にして
問うてみる
闇は誰のため
誰の物でもない
とてつもなく広がる
だれそれのたそが ....
実際の風景よりもiPhoneで撮った画像の方がきれい

目の前の君よりもTwitterで数行ずつ切り取られた君の内面の方が好き

お肉をもぐもぐ食べる時より今夜の店のレビューを見てる時の方がお ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜景ひだかたけし4*16/7/18 22:19
詩人のイメージ星丘涙7*16/7/18 22:09
猫だった頃梅昆布茶916/7/18 21:57
はらはら藤鈴呼2*16/7/18 21:52
冷たい駅草野春心416/7/18 21:51
水子216/7/18 21:49
蹂躙吉岡ペペロ216/7/18 21:18
海の日花形新次116/7/18 21:00
いち・に・さん坂本瞳子1*16/7/18 20:55
猫背やまうちあつ...5*16/7/18 20:13
翼と鉢巻ガス抜き116/7/18 19:49
後だしじゃんけん花形新次116/7/18 19:36
夏のニューヨーク番田 216/7/18 18:56
ゾンビの日光浴/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ3*16/7/18 13:54
卑文梅昆布茶516/7/18 13:21
命の歌。。。(一発芸シリーズその1)3*16/7/18 13:01
真赤な太陽るるりら19*16/7/18 8:49
藝術としての詩[group]天才詩人4*16/7/18 7:58
なつのうた田中修子3*16/7/18 7:39
夜を千切り、張り付ける、呆然とした画用紙の上に。ホロウ・シカ...2*16/7/18 1:06
行喰ヱ知レズjude p...016/7/18 0:01
「 AMETHYST 」116/7/17 23:57
僕が貯金する理由独奏016/7/17 23:23
帰路レタス716/7/17 22:35
錆びだらけの波止場吉岡ペペロ316/7/17 22:09
ちょうどいい愛情なんだろうDFW 2*16/7/17 21:19
ゾンビの日光浴あおば6*16/7/17 18:10
またいつか解けるときのためにnoman116/7/17 15:35
消えるるるりら8*16/7/17 15:28
想像という病木屋 亞万2*16/7/17 11:58

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