自称詩人の仲良し関係は
ちょっとした切っ掛けで瓦解する

元々才能もないのに
名前を売って
今のしがない生活からの
奇跡的な跳躍を夢みているだけなので
本来、他人など全くどうでもいいのだ ....
        砕け散る愛      

一瞬に愛が砕け散り    空を真っ黒に埋めた
太陽も月も星も見えない
  
暗闇のなかで聞こえるのは きみの泣き声と
僕の悲しいつぶやきだけ

 ....
デブだから
敬遠される
夏場は特にだ

顔はちょっと可愛いらしいんだぜ
と言ったって
デブはデブ、触るのも嫌だと言われる

この場合、デブが差別を止めろ!
と声高に叫んだところで
 ....
世の中のサイクルが異常に速いし
サガミハラ聖斗が登場したことで
トリコシシュンジロウが
何のために立候補したのか
全く思い出せない
まさか自分の淫行を世間に
知らしめて、性豪ぶりを
自慢 ....
どんなにたのしいゲームでも
電源を切ったらさようなら
ゲームの世界に遊びに行っても
いつかは帰ってきてしまう

朝起きたら窓際にポッポちゃん
困った顔のコラッタがベッドで僕に威嚇して
廊 ....
放り出した腕をそのままにして
もうピアノを奏でるのは止めたい
爪の先から出血し続けてもいい
腕が傷だらけになってもいい
肩が壊れようとも
手の平に切り傷を負っても
手の甲が痣だらけになって ....
十三年まえの今夜

肉と切なさで結ばれたよ

暖かい夏の夜だった

人生という名の車で

夏野菜の葉の味噌汁と

コンドームを持って来てくれたよ

湯船でいっきに

痙攣し ....
ミンミン蝉の鳴き声がすぐ間近から聴こえる
用水路沿いの遊歩道左脇の樹木からだ
僕がその樹木に近付くのとほぼ同時にその蝉は鳴き始めた
樹木脇をそのまま通り過ぎようとして僕はふと足を止めた
余りに ....
堕天使の様に 煌めいている星達
悪魔の誘惑に騙されたイブよ
美しいものは 見たい 触りたい 食べたい

唇のラインが 幼い鼻先が 繊細過ぎる白い指が
きっと 夜空のイメージと同じはず
 
 ....
 星空が高く
 何処までも高く開ける時
 朝になると、谷地田は靄に埋まり
 私は小さな海獣になる

 息を止めて、靄の中を泳ぎ渡り
 畦道に惑う農夫の傍らをすり抜け
 草蔭に潜む雉の飢え ....
ふと、
暮れたはずの西の空を見ると

黒ずんだ灰色の
大きな柱があった

夜の柱だ。

柱の上にはだいだい色の帯がある

こうして徐々に、
夜におおわれてゆくのだ

通りには ....
【百合】


昨夜の薪が
まだ ほんのわずか ちろちろと している
寝る前に見た 夜光虫のまたたきと
星々とのまたたきとの
違いがわからなくなくなってしまった
ほんとう ....
      暗闇の残像

きみを抱きしめて    すべての映像がじゃまになる
くらやみにてがのびて  僕の感覚は研ぎ澄まされる

柔肌のぬくもりが    残像と重なり合い
たかまる鼓動を  ....
手をつなぐと
だいたいわかる
あなたが私を
どう思っているか 
とか

あなたにも
たぶんそれは伝わっていて
私がちょっと
嫌だなって思っていると
おそらく
かなり正確に
それ ....
あなたは
言わなくてもいいことまで言ってしまう
でも私は
別にそれは嫌いじゃない

言えるってうらやましい
言えるって愛らしい

ずぶぬれの子犬が
ぶるるって身震いする
あなたはた ....
髪の生え際から
肩へかけて滴る
汗の粒が止まらない

負けたくなくて
暑いという一言を
口にしないで
我慢している

ため息が出る
腕を掲げて
陽射しを避ける

熱の篭った空 ....
          160801

小屋の中では、ことらが睡眠中
お茶を飲みにお母さんが出かけた隙を狙うヤギ
雄猫との逢い引きも終わり、帰宅中にヤギ発見!
いたいけない我が子をいたぶるこの黒 ....
肝機能が言い放ったそう
「妖精さんになりたい?」
布団のレンタル屋はもうボロボロ
化粧品業界がどれだけ日本経済を回してるか
安楽死できる魔法の世界にダイビングする
そういう問題だろ

 ....
被害者やその家族はともかく
俺を含めた障害者の家族が
サガミハラ聖斗を
強烈に非難できない理由は
こいつもこっち側の人間ではないかと
思っているからなのさ

殺したいと思うのと
実際に ....
金曜日はいつもの金曜日と変わらず、13日の金曜日だった、鳥たちが目覚めない朝、そういう映画をみた翌日に、妻から晩ごはんは湯豆腐ですと告げられたので、僕はスコップを持ち現場へと向かう、小さな銀色の羽 .... 夏が走る

僕らを呑み込み

暑く 熱く 駆け抜ける
 
喜びも 悲しみも 

痛みも 癒しも

憎しみも 憤りも

熱風の渦の中 混ざり合い

夏模様を描きながらスパーク ....
ふたたびの青い扉
を開けると一瞬で模型となる街
のふちに腰かけている灰色の詩人
の帽子を奪ってゆく軽快な風
に揺れるかがやくデイジーの群れ
の上を舞う愁い顔の緑の天使
を忘れて立ち去るマン ....
朝起きる。
新聞配達のバイクがハーモニィを奏でて
ポストに投げ込まれる
合図はわたしをきちんとコーヒーへと導く。
隣でしっかり布団に収まる夫に
声をかけるとううーんとうめいて夢に戻ってしまっ ....
子どもいるから夜中にロイホとかでお茶できないの
けっこう不自由だけど
まあいいよ
でもこうやって
たまに話せるといいね

シングルマザーだから
厳しいっすね正直
え、マジ知らなかったす ....
夜陰の太陽、遂に昇った
裏回廊走り回る鼠どもを散逸ちらす
夜陰の太陽、生命の冠
清濁併せのみ恒星を射る

分かっていたぞ、この時来るのを
天上は界の楽音、賑わしく
この夏やけにポシャりつ ....
生きると飽きるは似ていると

フリックしてて気付いたの

人生は暇つぶし

それでもいいと思ったの

老後に金が無くなれば

死ねばいいと思ったの

いまでも私は変わらない
 ....
ゆうやけまみれの海辺に
ちいさいあなたが立って
鍵穴みたいな影をつくった

これはうみ
これはうみ
これは?
これは なみだよ
これは?
これは なみだよ

寄せ返す ....
水母のように
ふわりゆらりと
水面下を漂う
揺れているのは
この心か
この身体か
最早どうでも構わない
空気など要らない
陽光を全身で受け留めて
微笑んでやろう
明日については
悲しいことを知っているから
味方をしてあげない
自分のことくらい自分ですればいい
もし倒れたとき
誰かを道連れにしないなら
称賛を惜しみはしないだろうけど

川辺の木に ....
ひとくくりにされ
光が失われる
誰も知らないことがあるから
あきらめない

唇が開き息と声が出た
神秘が
鼓動にかかわる方法を関わらせながら切り開く

頭が黒く
顔は白い
どんな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
仲良し花形新次016/8/3 18:07
砕け散る愛st1*16/8/3 16:00
デブ差別花形新次016/8/3 3:02
何故あいつは立候補したのか016/8/3 2:40
Pokémon COME木屋 亞万016/8/3 0:27
やるせない坂本瞳子0*16/8/2 23:32
無常と常住吉岡ペペロ216/8/2 20:51
夏の神々ひだかたけし4*16/8/2 20:14
夜空のイメージ星丘涙4*16/8/2 16:54
光の海へ夜雨116/8/2 10:47
夜の柱森の猫6*16/8/2 9:55
百合るるりら12*16/8/2 8:12
暗闇の残像 st3*16/8/2 5:26
手をつなぐ uminek...8*16/8/2 4:59
夜明けの備忘録4*16/8/2 4:31
失神坂本瞳子3*16/8/1 23:13
夕暮れに枕すあおば0+16/8/1 22:43
泣きそうだよ[group]黙考する『叫...116/8/1 22:38
自信がない花形新次016/8/1 22:04
_ズー3*16/8/1 21:12
夏が走る星丘涙3*16/8/1 11:46
ふたたびの青い扉塔野夏子3*16/8/1 10:43
ハピネスかんな7*16/8/1 9:41
夜中にロイホであたしは君と話したいうめバア716/8/1 3:05
天体音楽.01.ひだかたけし216/8/1 1:42
薄皮を剥ぐように短角牛216/8/1 1:36
なみはるな516/8/1 0:37
水中花坂本瞳子1*16/7/31 23:48
外にあるものと胸中にあるもの黒髪2*16/7/31 23:07
魚を胸に抱いて3*16/7/31 22:40

Home 戻る 最新へ 次へ
1361 1362 1363 1364 1365 1366 1367 1368 1369 1370 1371 1372 1373 1374 1375 1376 1377 1378 1379 1380 1381 1382 1383 1384 1385 1386 1387 1388 1389 1390 1391 1392 1393 1394 1395 1396 1397 1398 1399 1400 1401 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.34sec.