叶わない夢がつづく
果てもない途がつづく
辿り着く地のない旅がつづく

その者たちの脚は衰えている
その者たちの息は上がっている
その者たちの血は滴り続けている

生まれくる者より ....
あなたの詩集を出版しませんか?

詩投稿サイトで
クソみたいな自称詩人に
声を掛けて呼び出し
睡眠薬を飲ませ
四肢を切り落として殺害するといった
爽快な事件が
桶川市で頻発している
 ....
さくさくして美味しい
柿が大好き

大きく育った
甘さを示す色
四角に見える形

柿の木が多い地区
昔から変わらない
秋を表している

何となく感じる甘い香り
秋の深まりと共に ....
しんと冷えた朝
射し込んだ光
体を通り抜けていく

呼んでもいないコーディネーターに
窮屈な服を着せられて
愛想笑いをしたことに
何故だか酷く傷付いている

裸の君を風に感じたい
 ....
竹林に佇む己
 夜の静けさ折り畳みながら
竹林に佇む己
 折り畳まれた静けさに脳水押し戻され

ぴくりとも揺れぬ竹林に
 脳水震え不可聴の響き蘇る
脳髄を道具とし血潮の温もりに含まれるも ....
むすめの太腿にあるうす茶色な柔らかい痣と
ほとんど同じな色と形とおおきさの痣がわたしにもある
生まれたときからあって
したしく思ってる

むすめがいつか
科学者になっても 売春婦になっても ....
窓の外から青い空を眺めていたんだ
冷房が壊れているせいでお部屋の中で汗だくさ
とりあえず目の前にある宿題を終わらせなくちゃ
ただでさえ暑さで参っちゃってるっていうのに
黒い鉛とインクがいっ ....
なぜこんな……
そう鳴いて(とても驚いて)
どこかの彼方に隠れに行った鴉が一羽
鏡過ぎるガラスの前でつい美味いもんみつけて
さてしあわせいっぱいで首を伸ばしたら
真っ黒で歪なこれが自分なのか ....
春が足元に
一夜限りの花びらの星座を描いた



夏の夜の夢は
浅く長い ひとつの戯曲のようだった



秋に降る火球の
行き着く先は誰も知らないまま


 ....
ことしも 

庭の柿の葉が

一枚 一枚と散ってゆき

やがて 冬の裸木になるだろう

まるで 俺の老体のように

でも やがて 春には

芽を吹き 葉をつけるだろう

お ....
 失うものがなければ

 怖くないのか

 失うものがなければ

 素直になれるのか

 失うものがなければ

 人を恨むこともないのか

 あなたにとって

 失って ....
鏡は透明だ
鏡には、いつも星空が映っている
なにもかもが鏡の前にいない間、ずっと綺麗に映っている
なにもかもいなくなって、わたしもあなたも透明になって、一回眺めてみたいね
パソコン、スマホ、テ ....
ちゃぽりんと 浸かる湯の色 むらさきに
染まり我先 愛するを知る


思い出したんだ
一番 好きな色

見渡せば
すこぅしずつは
染まってる

フワフワの タオル
マイクロ ....
ねえ、あたしの携帯知らない?

オレが知っているはずないだろう!

ねえ、あたしの財布知らない?

オレが知っているはずないだろう!
オレに聞くなよ!

だって聞く人、あんたしかいな ....
僕はいつも
「ありがとうございました」
と言っているのに
医者はなぜ
「ありがとうございます」
と言わないのだろう
世の中広しといえども
金を取って
「ありがとうございます」
と言わ ....
「孤島」

樹や動物と共に棲み
助け合うことを知っている
ひとに蹂躙されない
蹂躙しない
等身大の月のひかりにただそよぎ
喜び 哀しみ 反射する
時に痛い波濤をかかえ
消滅を怖れない ....
家には、金太郎という三ヶ月の子猫がいます
愛称は、金ちゃんです
白黒でやんちゃで、真っ黒の円な目をして、甘えん坊の彼は、好奇心旺盛で
三ヶ月の子猫にしては、少しちびです

家に来たばかりの頃 ....
数え眼(まなこ)が肉体に張り付いていたんだ張り付いていたんだ磔

ヴィオラへ

各種の元素達
その血縁を辿り愛を一括する事に躊躇いをもち霊妙な徳を後ろから力で押さえ
ひきつった面持ちで髪を ....
いつか死ぬんだ、ジュクジュクした桃色の
痺れまくりのコギトの裸体に
はしる痛覚のノイズは白く、潮騒

宇宙に放り出されている、寝ぼけながら
いつの間にか物語らしきものを持っていました
生き ....
日曜日の公園で紙芝居を読んでくれるおじいちゃんがいた
聞いたことも見たことも無い、不思議な話で、子供達にはあまり興味が湧かないらしく、大半は遊具や砂場で遊んでいた
そんな中、一人だけ目を輝かして聞 ....
*あなたの都合にわたしを合わせられますように*




(わたしの視座は、あなたのお言葉で大きく広がる 羽を付ける だから)
だから、わたしは、すれ違う方々全ての、あなた目線でその都度、世 ....
チャルメラが聴こえたので
最後の千円札を掴んで飛び出した
台の上にロー引きの小袋がたくさん並んでいる
一つ、と云うと
千円。
と小母さんは応じる
く、っと差し出したら
三つくれた
泣き ....
じいちゃんの亡くなったカミさんが
うえたザクロの木のもとに
実がパッカリあいてころがっていた

皮からあふれ散らばっている実
鬼子母神の澄んだ涙を
庭におりたツグミがうまそうに食んでいる
 ....
錆びた鉄の懐かしい香り

焼け爛れる様な鉄工所で

ベアリングを炙る作業員

外せないヘルメットは

犬の首輪と何が違うのか

赤ラ-クにマッチで火を灯す

骸鉄を一輪車に高く ....
今日の空は
赤い色が眩しくて
涙が出る

泣き顔を見られたくないのに
涙が止まらない

自分の気持ちが
分からないよ

駆け出したくなる

逃げ出したくなる

このまま
 ....
軒にぶら下がった
てるてる坊主
風に吹かれて
ブチリッ
遠くの空へ

そして、2週間後、
彼を見つけた
近所の家に吊るされた彼は
見違えるほど
たくましくなっていた

彼の顔は ....
包丁がなまってまったく切れず
庭に出て塀でごりごり研いできたところだ
落ち葉や新聞紙で試すとよく切れる
刃先をゆっくりと撫でてみたい気もして
それはぐっとこらえて
あらためて台所に戻ると
 ....
あなたの席は
私の前

姿を見ると
いつしか目で追って

あ、今日も来てる
って嬉しくなる

ある日から
あなたの席は
ぽっかり空いたまま

来るかな、来ないな
なんて考え ....
親子である限り愛はある
夫婦である限り愛はある
その愛は人を引き寄せる力であり
結局、人は支え合いの中で生きている

だが、愛に形はない
ある人の愛情表現は不器用で分かりにくく
日常の生 ....
午後の羽の蝶が群がり
枝は一時 空に呑まれる
実は鉱に転がり 水に落ち
空へ還る空を見つめる


砂漠の火花に
鳥は降りる
そこに在ったかもしれない命の
無機と無 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
唯一なるものHAL016/11/19 8:42
桶川連続自称詩人殺害事件花形新次016/11/19 8:39
夏川ゆう016/11/19 5:18
冬の光アタマナクス116/11/19 4:53
竹林ノ声ひだかたけし216/11/19 2:45
痣とむすめとはるな216/11/19 0:08
サイレンと昼[group]黙考する『叫...116/11/19 0:07
或るポエジーもっぷ316/11/18 21:19
『よるのうた』葉月 祐5*16/11/18 16:43
塑像(八)信天翁116/11/18 15:36
失うもの佐白光0*16/11/18 14:26
鏡のなかの星空水宮うみ016/11/18 12:12
マイクロファイバー藤鈴呼016/11/18 10:37
僕たち夫婦の会話zenyam...016/11/18 10:30
礼儀知らずの医者0*16/11/18 10:17
短詩4篇白島真22*16/11/18 8:40
金太郎がゆく水菜016/11/18 8:39
count5or61*16/11/18 7:59
コギトを寝かせて青木怜二1*16/11/18 6:53
泥棒の紙芝居5or62*16/11/18 5:48
わたしなりの小舟にのって水菜216/11/18 5:14
チャルメラもっぷ416/11/18 5:03
ザクロと鳥と田中修子5*16/11/18 1:31
賽を投げるならず者差羽ナガレ016/11/18 0:59
空の下坂本瞳子1*16/11/18 0:00
a fine dayopus116/11/17 23:02
なまくら春日線香516/11/17 22:56
車椅子rikupo...116/11/17 22:54
鷲田216/11/17 22:50
夜へ ふたたび木立 悟716/11/17 22:48

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