誰かと一緒にいるのは幸せだけど不自由で
1人ぼっちだと自由なのに楽しくない
どうして誰かといると
不自由って思うんだろう?
好きな人と一緒にいるのもいないのも
自分で決めた事なのに
自由な ....
久々に姉さん女房が噴火した…避難のため
思わず外でジョギングする僕を――こんちわ
職場の先輩の太ったおじさんが
原チャリで風を切り、小さくなってゆく
編集者Kさんに退職を伝えると、厳しい一言
――原稿を依頼するには、肩書を
――その発想は面白くないっすよ!
僕の嫁さん子供まで心配する瞳が、少し潤む
....
ヨーロッパの教会の天井は高い
そして厳かだ
人の心の安定を図るのに二つの糸があって
一つは縦に
上へと、神へとのつながりで人を立たせる
もう一つは横に
向う三軒隣の人の輪が作る
....
親子であっても
自分の思うとおりには
いかない
夫婦であっても
自分の思うとおりには
いかない
自分の心であっても
自分の思うとおりには
いかない
思うとおりにはいか ....
青い靴ならそ
ちっちゃいおみ足
挫いて貼った絆創臺
手のひらで温めて
色褪せてすすけてしまった宝物
思い出はさっき心の奥に閉じ込めました
すり抜けていった幽霊はあるみにうむのはなたばを
....
一度つめさきを折ってしまいました
とても大事なつめでした
つめのかけらをじっとみているとつめを折ったときのことをおもいだします
なんの気なしに、ワインを一本空けました
そういえば昨日は2本 ....
涙で虹が架かると言ったのは
いったい誰だったか
涙程度の水分で
虹なんて架からないだろうに
「今日も清々しい青空だねー。」
白いベッドに腰かけ呟く少女
言葉はちっとも清々し ....
私は、黄色い目がきらいです。黄色い目は、 いつだって、雨の日にあらわれます。ぱちんぱちんって、雨が雨戸にあたったり、軒下に溜まったりする頃、黄色い目がやってくるんです。
ぱちんぱちんって音をさせ ....
ただこのまま漂っていたい
海の上を流されていたい
水面に背中を浮かべて
空を眺めているから
波が流してくれたら
それでいい
雨に打たれても
風に吹かれても
強い陽射しを浴びせられようと ....
「寒い、凍えてしまう!」
ドラゴンは
半袖ポロシャツしか
持っていなかったので
冬になると
凍死しそうでした
それよりも何よりも
自分の発言が寒過ぎて
夏場でも凍傷になるほどでした
....
うえの部屋の犬はたぶんパグで
飼い主は
水商売の女の人じゃないかな
このごろ寒くなってきて
女の人仕事にいかなくなってきた
誰かと電話をしたら
いつも怒鳴りあいになり
さいご泣いてい ....
人が海を楽しげに見ている。それだけでその人の心に海があることを知った。
海は言葉を持たない。ので、その人の荷物の本が少し寂しそうにしていた。
本だって文句なしの素敵な海になりたいし、人のなかにも海 ....
人気の消えた深夜の通り
明滅する信号機
その下のアスファルトには
まだ昼間の少女の叫び声が
染みこんだまま
涙の滴とともに
冷えていく
少女は泣き疲れて眠る
冷たい蒲団にくるま ....
サービス残業?
そんな残業ないよ
やらなくても死なないのに
みんな命を切り売りしてやるんだ
残業には理由があるんだよ
まぁ、仕事に就いた頃は
残業は勉強だと思ったよ
うん、仕事に慣れ ....
ふいにすべてが遠ざかって
ぼくはひとりぼっちになった
窓辺の陽射しはほこりっぽくて
生きていくのは嘘くさかった
路地を通り過ぎる足音
薄曇りの空を抜ける弱い風
明日 ....
D1に
OSTKGMSい
TNがMTKKMない
JBNのKNKYOを
SMOJYOなKTのようにIT
HZKSKない
TTEB
SKSNA休みます
TTEB
FKIしました
....
「なんでこんな体に産んだん」
またゆうてもた あかんなうち
「どうせこんな体に産むんやったら、産まんかったらよかったのに」
またゆうてもた あかんなうち
うちがゆうた ....
足の先から
頭のてっぺんまで
おしゃれづくしだが
心はスッピンのまま
「てめえーふざけるな!」
なんて平気で言っている
僕たちの子どもの頃は
悪いことをしようと思っても
できなかった
親の目が光っていた
地域の目が光っていた
学校の先生の目が光っていた
今はインターネット時代
だれにも邪魔されずに
ポン ....
セックスヒーローが
駅伝大会を走って
いとしのエリーと邂逅する
卒業を控えてダンスホールに入り浸る
生活を改善した
セックスヒーローJが高熱を克服して
走り通して蚊の息を瀰漫させながらゴー ....
気持ちだけが飛んで行ってしまったようだ
もうどうでもいい
怒りも悲しみも
笑顔も忘れてしまった
足が地につくことはなく
この手ではなにも掴むことができない
枯れ葉が降りしきる林 ....
あなたがわたしにひいた線は
しずかに沈んで いまはもう
ほとんど わたしになりました
種から花へ
あるいは花から種へ
その季節ごとにひいた線は
たがいに絡まりながらなお伸びてい ....
161204
アイスクリームの天ぷらを食べたいわ
お父様にねだったら
主夫のおとうさま
ほいきたがってん
しあげをごらんなさいませ
やけにハイの油を天ぷら鍋に入れ
....
NNをITRNか
SPRIWKRNI
TNDMOないBKか
SSBYOINの
NYINKNJAではNIK?
SNなYTRが
OHDEをFT
ATMRようなKNBSHOは
ICD、NGG ....
気配も無いままに
駆け抜けていく時
どれだけ走ろうとも
一生追い付けない空
どこまで行くのでしょう
誰の元へ向かうのですか
わたし ....
白い指先でカシュカシュッと、スクイザーで絞ったレモンをレモネードにして
君は、笑顔で風を運んできた
夏の日差しをたっぷりと浴びたテラスの向こうから
今日はあなたの誕生日
あなたの足元には、 ....
半透明なゲル状の幽霊たちが、ティカップから生まれた時
私は、既に老婆でした。
ええ、このほとりに家を構えてもう早、1000年程経ちましたの。
老婆は、にこりと微笑みました。
あらあら大変ね。
....
好き?
嫌い?
一枚
二枚と
花びらを千切る
好き嫌い?
好き嫌い?
不安な心を原動力にした
行為が止まらない
千切って
風に拐わせ
無かった事にしたいのは
己の
....
分厚い雲のはるか向こう
白く明かりを投げてくるのは
まるい太陽
アスファルトに吸い込まれながら
乱れ舞う淡雪
踏みつけようとすると消え
歩こうとすると
視界にまとわりつ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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