十代前半の頃だったと思う
一遍の詩を読んだ
それは月刊の学生専門雑誌に投稿された入選作品だった
それまで、詩など教科書でしか読んだことはなかったのだけれども
題名に惹かれたのか
それと ....
夜の
一本道
寂しくはない
ただ
星に近づく
人様が死んだら
仏様になるというなら
神様が死んだら
何様にでもなるのだろうか

何様のつもり?
そう感じるのは
神をも恐れぬ態度だし
足首にかかる程の黒
何処までも
広がるでしょうと
彼の人の予言です
ちいさいちいさい眠りの内に
言葉のサラダを注ぎ給え
満ちて、
満ちて 
淡いピンクはとどまることを知らず
溢れ ....
カラカラの うずまき
音が出る直前に
ジュワッと上がる 湯気ばかりを
連想する

カピカピの クチビルが
パキパキと
今にも ヒビワレテ しまいそうだけれども

ぬめっとした 舌 ....
おわりかけ はその日
おわろうとして あさを迎えた

落ちるように陽がのぼり
空がみるみる青ざめて
いちょうが黄色い服を脱いでいる
生きているのは
不自然なことだ
卵もコンクリ ....
奴らは
深い付き合いを避け
表面をツルツル上滑りする"いいこと"だけを
発していれば
なんとなく自分の居場所は確保できると
信じている
しかし、ちょっとでも
他人の壁 ....
山と空が黒と紺色にわかれてきよった
雀が一瞬羽ばたきやめて
ピン球みたいになりながら
小刻みに上下して飛んどる
小刻みにカブ発進させて
新聞配っとる音がする
みんな
小刻みやな
わしは ....
夫婦というものは

抱き合うのはいくらでもいいが

深く話し合ってはいけない
嫌いなことよりも
好きなことこそ
気をつけなくてはいけない

やりすぎるから

嫌いなことで
身を滅ぼした人は聞かないが
好きなことで身を滅ぼした人は
少なくない
八月二十日
土を舐める、ミミズの肌に頬を寄せる
現実とは、そういうものだ、そう言いたげにその日はやってきた
希望は確かにある
廃道の、石ころの隙間にひっそりと生をはぐくむ草たちのそよぎ
ゴー ....
  仔犬の映像が 午後になると
  卓上に置いた梨のまわりを駆け始めた
  おもてでは雪がもそもそ愚かさのように降って
  わたしの居る部屋に面白味のない光を積もらせる
  次第に岩石 ....
  悲しい鍋は 空間のなかで軽く
  あまりに軽く 見つめているのも辛い
  ザラメじみた虚しさがいっぱい光に揺れて

  私は考え・手離し・ひろい集め・擲ち、
  気狂いになった… ....
完全に冬になり
北風が吹きつけてくる

何となく嫌なことがあり
いつもよりも
寒く感じてしまう

風の音が聞こえる
寒さを倍にする音

肌が痛いくらい寒い
暖かい場所から離れられ ....
私のペンは「あなたたち」を描くことには一切の関心を持ってはいない 私の中にはおさかなが住んでる
ぴちゃん
揺れて

ねぇ、ちいさな音

震えるみたいな ちいさな音

怯えないで

高い音ではねるときもある

ぴちゃん
とがって

ねぇ、 ....
寂しさを荷物にして歩いていると、
明るい空が見えた。
そのとき、寂しさを忘れた。
くらやみが、ひかった。
明るさが海の底でキラキラと、笑う。
今までの寂しさを、
海のように、あたたかく ....
明日の朝餉で
煮物たちは
ついに食べられるつもりです
かぼちゃの君は
セミロング気味に散髪され
さらりと初冬の乾いた風になびかせ
そっと魔法の馬車馬が走り出す
だいこんの僕は
降りしき ....
あなたは、きっと、私のことが嫌になっていると思います
それとも、呆れ返っていますか……?
私は、あなたに言いたいことを我慢しなかったし
今までなんでも打ち明けてきました
あなたは、私の悪い ....
涙が流れない

枯れてしまったのか
風が吹いても
零れ落ちない
滴ることのない雫

渇いた気持ち
渇いた心
色を付けたいほどの焦り

焦ってなどいない振りをする
そんな悦び
 ....
恐れと不安で心が弱る

瞳も力を失う

大罪を思い返しては

神を恐れる日々が続いた

もしかして もう許されないのでは

滅びてしまうのではと思う

神が恐い 信頼できない
 ....
不幸と
自称詩人の間に
極めて強い因果関係があることを
自称詩人研究の第一人者で
自称東京詩か?大学
幸せ度No.1鈴木ブータン教授が
発表し話題となっている

自称詩人850人に聞き ....
http://po-m.com/forum/help.php?helpid=23&s=71 こいつは一体何を言っているんだ?
それともこれが狙いなのか?
ひょっとして
理解出来ていないのは俺だけか?

不安に陥っているあなた!
ご安心下さい
あなたには何の問題もありません
む ....
“あの人やあの人の
手にもカフェがある”



平日に駅前へ出る
ベンチで一休みしている
会社員の手には缶コーヒー

それを見て
予定を早め喫茶店へ
入ることにした ....
悔いてはいない
あの頃のこと
ただちょっぴり生き急いでいただけ
あの人に伝えてほしい
本当は好きだったと
もう季節は冬
都心では雪が降ったという
ただちょっぴり生き急いでいただけ
生き ....
かたつむりの まねをして
「時」をつぶしている
卒寿となった おひとりさま

臨死のまなざしとは
あの「空」のことなのだろうか

過ぎ去りし「時空」にすがりつく いま
もうあの友も そ ....
給料が出なくて
仕事がきつくて
人間関係が難しかったら
だれでもやめていくだろう
街路樹は衣を脱ぎ去り
湿り気のある白い羽衣を
その身に纏っていた


落ち葉の変わりに
視界を奪うのは
真綿のような結晶の群れ


通り過ぎる車達は
ワイパーで懸 ....
ずっと ずっと 
走り続けて 止まらない

そんな あなたに 
似合う車は なんでしょね

内緒の話は あのねのね~ 
なんて

可愛らしい少女の 口笛まで 
響きそうな 刻
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
マリンスノーの少女小林螢太8*16/11/26 19:35
五行歌夏川ゆう316/11/26 18:43
神様何様仏様イオン3*16/11/26 17:31
足首にかかる程の黒物川祐治016/11/26 15:41
泥仕合藤鈴呼016/11/26 14:36
おわりかけはるな216/11/26 14:30
現代の縮図~自称詩人考花形新次0+16/11/26 10:44
運命のルーレットかわしてnemaru2*16/11/26 9:51
夫婦zenyam...016/11/26 9:32
好きなこと016/11/26 9:28
作業日詩山人5*16/11/26 6:55
果皮[group]草野春心516/11/26 6:44
悲しい鍋[group]316/11/26 6:42
北風夏川ゆう116/11/26 5:09
矜恃もっぷ316/11/26 4:23
おさかな水菜12*16/11/26 1:52
寂しさ水宮うみ5*16/11/26 1:18
待ちぼうけの煮物たち[group]りゅうのあく...5*16/11/26 0:10
世界はあなたのそのひと枝で水菜4*16/11/25 23:42
ナミダノイロ坂本瞳子4*16/11/25 23:04
ハレルヤ!星丘涙0*16/11/25 22:55
今、自称詩人が熱い花形新次0+16/11/25 22:53
スカートmaitre...1*16/11/25 22:10
自称詩人とのつきあい方花形新次1+16/11/25 20:47
めぐるカフェしょだまさし116/11/25 20:36
相変わらず「駄詩」書いてます渡辺亘416/11/25 15:32
自戒(九)信天翁216/11/25 15:08
主婦業zenyam...116/11/25 9:34
朝の交差点葉月 祐6*16/11/25 9:27
蒼パール藤鈴呼1*16/11/25 8:55

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