病院への送り迎え
手術のアドバイス
手術の立ち会い
見舞いなど
いろいろな人にお世話になった
人の有り難さをつくづく感じた初手術だった
地元の寺の住職が
病院への送り迎えをしましょうか
....
空虚な柩に捧げた花は
赤く染まる頬に似たり
焼けた道は歩かねどと
滴る指先白い糸を掴む
赤く滲み貴方のもとへ
前略 いくちゃん お元気ですか?
さて、いくちゃん 突然のオープンメールでごめんないさい。
あなたは、いまでも私にとって秋田の素晴らしい女流詩人のひとりですが。メールアドレスなどをなくしてしまいま ....
寒い冬だから
おしくらまんじゅうをして
楽しんだ
外を舞う 雪の代わりに
笑顔 沢山 舞い踊り
迷っている 暇なんて
まるでない くらいに
服と服が 触れ合うと
摩擦力 ....
まあ、ひとつの法則を
抜け出すとして
歪ませる
他のやり方を知らないから
猫背のあいつに誘われて
脳味噌渡してみたけれど
刈り取るように
刃を入れて
残った大地に
種を埋めよ ....
科学
大臣
熨斗
僕の絶望は語り尽くされたもの
誰彼構わず乱射する
穴兄弟になっちゃったでも
取るに足らんなそんな事象
お前は二丁目でモテるからって言われて
早速面接合格
じゃあ行こうか?予約してあるから
....
あなたはちっともうたわなくなった
かわりにわたしはピアノをひくよ
それにあなたは笑わなくなった
かわりにわたしはテレビをつけた
あなたはぜんぜん眠らなくなって
かわりにわたしがみる夢 ....
それは
中学二年の夏
休み時間に
きみがクラスの男子相手に
「昨日、××君の夢を見たの」と
僕に聞こえるように話したのを
聞いたとき
僕はずっと
そのずっと前から
きみの涼しげな ....
ぽんと音がするんだ
今月は左の卵管だったよ
ツルツルと肌触りのいい
ご飯にきっちりと載るようなたまごなら
もっとわかりやすく慈しめるかも
しれないのに、僅かな時間で排泄される液体のたまご ....
その声は叫べども届かず。
遠く遠く去ったあの人に。
今でも恋焦がれて。
自称詩人は
自己犠牲の精神から
最も遠い人間だから
踏み切りの中に入ってしまった
老人を目の前にしても
遠くを見つめながら
クソみたいな自称詩を呟いていたりする
愛とか
平和と ....
人間の涙は邪悪そのもの
馬の涙は純粋そのもの
おお!人類よ、願わくば馬のように涙を流せ
ももももももも、燃える黄金の馬よ!
燃える、黄金の、盲いたる、馬よ!
太陽に向かって一直線に疾 ....
愛情というものは
なにげないちょっとした
気配りに
あらわれるものである
中途採用の
面接試験に
落ちたから
厳正なる選考の結果
残念ながら、採用を
見送り
させていただくこととなりました
ご健勝をお祈り申し上げて
おりますと
受かったら
あ ....
壱と零を
零と壱を行き来する
それでも
大きくなってゆく
去っては戻らぬものの影が
ふくらはぎにわだかまり
水草のようにまとわりつき
触れては離れ 触れては離 ....
あたりまえの幸せに
喜びがあふれる
イースターの日に
希望にあふれる
人生はピクニック
楽しみがあふれている
子供のように
夢中になって
あそぼう
....
ふらふら
はらら
うららかな春の日
うらうら
ゆらゆら
かぜに
ゆれている野の花
ぼくらもゆれてる
こんな日は
裏の山まで
散歩に行こう
....
魔法
悲しみ
朝焼け
はじめは
まとわりつくなにものもなかったのに
いみのないような
おしゃべりを
くりかえしくりかえし
しているうちに
からみついてほどけなくなって
しまう
そんなことを
えん
....
君に夢中
いつも 胸の奥
じんじんと痛み出すような
どこかハレてるのかな
東の空から陽が射す頃
まだ閉じた瞳の中では
どんな場面でも僕のそばに
ナンバーワンの君がいる
毎朝目覚める ....
いつかこの精神はほどけるだろう
いつかこの肉体は崩壊するだろう
その時私は何を思うのか
その時まで私は何を願って生きていくのか
春の午後
静かな静かな部屋の中でそう思う
ただ
先生と分か ....
一度投稿したデータは
取り返せない
一瞬のあやまちが
一生ついて回るかもしれない
若気の至りと言っておれない
こんな危ないものを
よく子どもに持たせるなあ!
じっくり考えてから動くやり方
動きながら考えるやり方
動いた後で考えるやり方
三つをうまく使い分けることである
ミサイルの憂鬱
移民も受け入れていないくせにトランプを口撃
どこか遠い憂鬱
焼けただれて
ぶっ壊されて
殺されまくって
きみが親切なこころ発揮できないようにされて
....
どこからか人の笑い声が聴こえる。朝だ。マネキンにだって命が宿りそうなくらいに暖かな朝だ。
草のそよぐ音、川の流れる音がそこかしこで溢れ、景色が色彩を増し、僕の心から、ペンでは書けない感情が走り出 ....
ラジオのようになるテレビと
ネットのようになるラジオ
場末の教会のようになるネット
神のために資本を集め、悪から世界を遠ざける
いまじゃ神学なき資本主義
資本はもうバ ....
ぼくには
現代が苦しかった
皆は
楽しそうにしているのに
ついて行けない自分が
ますます暗くなっていった
もちろん
明かりはLEDに変えたし
エンタメ情報は簡単に手に入る
ネ ....
遠くから足跡が聞こえる
闇の中で独りでいる時、
その足跡の音は社会の目線に聞こえる
街の空気は有料だ
生きる為には対価を払わなければならない
自然に生きる態度は身勝手な若気の草木に似てい ....
瑕疵
耳順
海
1279 1280 1281 1282 1283 1284 1285 1286 1287 1288 1289 1290 1291 1292 1293 1294 1295 1296 1297 1298 1299 1300 1301 1302 1303 1304 1305 1306 1307 1308 1309 1310 1311 1312 1313 1314 1315 1316 1317 1318 1319
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.47sec.