私はゴミに選ばれなかったが
ゴミを選んだ
主体的な目覚めに
鐘が付属する土曜日
二度寝の朦朧とした頭で
昼餉を食べる
午前中と午後の雨に
夕暮れには止んでいた雨
牛丼を食べる夕餉に
 ....
曇り空を見ていた
コンビニのベンチで
缶コーヒーを飲みながら

部屋に篭っていると
自らの身体の痛みに
意識が集中してしまうから

近所のコンビニのベンチで
ずっと空を見て座っていた ....
ツツジが溝にたくさん落ちてる

ハワイの楽譜みたいだ

橋から上流を見つめる

登山者たちとすれ違う

かわいた光の匂いかぐ

埃っぽいのはきっと汗

百年後も人は生きてるのか ....
鳴り響く洗濯機の脱水音に
怒りを露わにすることもできず
苛立ちを隠すこともなく
ぶつける先を見渡してみる

もうすぐ夕飯の支度をしなければならない
なにもかもが面倒くさくなる
明朝までも ....
      裏庭に面した
   ガラス戸をあけると
冬のあいだ 我慢していた
   レィスのカァテンが
    待ちわびたように
 それは見事な波を創って
        (そして
   ....
その鍋に火を入れよ
その朝を始めよ

倦怠は凛凛と暁の空を巡り
焦燥は烈々と白髪を靡かせる
緩い歯茎は寒冷なる蒼天の下
せわしくその切れ端を鳴らし
火を抱える膝頭は既に下る階段を
斜め ....
2013-02-09(土) 00:25:24



分厚いゴム長。きしり、きしり、足跡をつけ、渡っていく。
見渡せば
たんぼはひろく、白い海原。
とおく、あおくうねる山々。
な ....
「胸はドキドキしませんか」

「若い看護師だと
ドキドキします」
患者は医者の
「だいじょうぶですよ」
という言葉を切望しているのに
医者は
「だいじょうぶですか?」
と患者に言葉をかける
静謐なエクトプラズム

吐き出してみる?

花散らしてみる?

色で描いてみる?

週末の朝のルーティン


首をかしげて笑みを浮かべる人

黒い世界からあと少しで脱出だ
 ....
自称詩人が
過半数を占めるようになると非常に危険だ
自称詩人の多くは
表面的には善人を装い
愛と平和について
クソみたいな自称詩を書いているものの
実のところ、成り上がり志向が強い上に
 ....
虎狼

金剛石

晴れ
ひび割れていくことに
何の感慨もない
爪を立てていた猫に
謝礼を支払えばいい
痛かったことや悲しいことが
あんなに嫌だったのに
手放す時が来ることが寂しい

腹を立てている自分を嫌 ....
幼いころぼくはぼくを肯定していた

青空は空が高かった

真っ青は高いということだった

ぼくがだれかの悲しみにならないように

まわりのひとを悲しみながら肯定していた

それがぼ ....
自称詩界隈で
面白いとか
ユーモアがあるとか言われてる
奴らのレベルは
世間的には全く相手に
されないぐらい酷いものだ
だからそんなクソつまらない連中が
面白いと評価するもんが
クソほ ....
なにもない
わたしのなかには
わたしがいるだけ
気だるげな猫のように
死後硬直は始まっている
小さな火種が迷い込むと
すぐに燻り 発火し 燃え上って
肉の焼ける匂い
骨が爆ぜる――生枝 ....
  夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢
  夢手のひらに、ビー玉を、ふたっつのっけてにぎり夢
  夢たい。ぎちぎちと、音させたい。あーー爪が切り夢
  夢たい。雨が降りそで ....
日射しにぬるむ木蔭に焼かれた
横たわるしろい肌
くるぶしを舐める犬の舌のざらつき
渇いていく唾液とこぼれる光は
すこやかにまざるばかりで手放しかたを忘れながら
あたまをなぜてやる

季節 ....
*エロス

熱い唇が夜に溶ける
重ねた皮膚は
殻のないぬめやかな二枚貝

弄ばれた魂が
半周遅れの月影に
しろい波濤を刻んでいる

脱ぎ捨てられた衣に
まだ残る体温が
生温い喘 ....
軍手もないのに
ベタベタの柱を触る作業は
非常に不愉快で

遠くを眺めると
さも気持ち良さげに飛んでいる姿が
一瞬で目に入ってしまったので
非常にムカツイタ

打ち付けるだけ ....
待ちわびて 

待ちわびた

桜の季節は逝ってしまった

春風と共に逝ってしまった

桜並木の写真の中に

小さな貴方が花を見上げて立っている

確かに二人の春は此処にあった
 ....
 ベランダの 屋根にころげた
          五月雨は
 (去年の柿の枯れ葉でできた)
  樋のつまりに さえぎられ
 卒寿のなみだの まねをして
     ぽっり ぼっり と
    ....
職場の廊下に
ゴミが落ちていた
素通りしたとき
職場を愛していない
自分に気がついた

愛していないのに
業績は認めて欲しい
業績を認めないから愛せない
愛してぬの方程式


 ....
  くみたてられた餌は
  夏 ほどけた さむい椅子で
  たくさんの ハープをはじく手
  ほどなく 月いろの 猫になって
  塀をとおり はぐれていった かな?
「ぐーぐー」

ぐーぐーを聞いてから眠るのが習慣になって
ぐーぐーを聞かないと眠れなくなった


ぼんやりと豆電球を見てたら
玄関を開ける音が聞こえる


「先に寝てて良いよ」と言 ....
「好きなことこそ
気をつけないといけない
やり過ぎるから」
と自分から口にしておきながら
本当には気づいていなかった
「深酒に冬場のマラソン」
この組み合わせが
心臓に一番良くなかった
 ....
月日と共に離れていく
月と日のようにすれ違う
近付きたいのに近付けない
近くに居るのに離れていく
曖昧な距離感、蜃気楼
少しだけ時期を外した低気圧
雨上がり、アスファルト、蜃気楼
飛んで ....
 自由を求めて彷徨う魂は蛍。
 夜の神秘を嗅ぎ分けて、集まる。
 静けさの中にちらちらと煌く光は
 あらゆる煩悩を消してゆく。

 今ここに在る事の意味を考える者は
 光に頼りを探し、 ....
夏のリゾート地に
冬に行ったら
物足りず何だか寒気がする

閑散とした雰囲気
誰も引き寄せない感じ

海に浮かんだボート
ただ波で揺れている

時折吹く冷たい風
太陽もない曇り空 ....
冠者

朱鷺

縞縞
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
主体性間村長417/5/14 18:55
今日の午後ひだかたけし10*17/5/14 18:23
百年後も吉岡ペペロ217/5/14 18:19
つまらない休日坂本瞳子4*17/5/14 16:50
五月の風信天翁817/5/14 14:46
その鍋にオイタル317/5/14 12:55
冬に凍湖217/5/14 12:24
シニア看護師zenyam...117/5/14 11:32
すれ違い1*17/5/14 11:21
吐花吉岡ペペロ317/5/14 9:48
自称詩人による占領花形新次117/5/14 8:56
平成29年5月14日(日)みじんこ117/5/14 4:55
水平になっちまえ竜門勇気3*17/5/14 1:56
青空吉岡ペペロ217/5/13 23:54
ウンコよりつまらない花形新次317/5/13 22:09
喚き散らす肉ただのみきや13*17/5/13 21:05
ぐーぐーといっぴきのともだち/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ1*17/5/13 20:09
五月の犬むぎのようこ917/5/13 18:03
エロスと憧憬白島真10+*17/5/13 16:38
スイッチ藤鈴呼1*17/5/13 15:59
過ぎ去りし春に星丘涙2*17/5/13 14:59
五月雨信天翁217/5/13 14:45
愛してぬの方程式イオン2*17/5/13 11:40
えさ草野春心117/5/13 11:13
ぐーぐーといっぴきのともだち小原あき3*17/5/13 9:41
僕の失敗zenyam...117/5/13 8:53
微細汁たいら017/5/13 7:01
魂を繋ぐ者ヒヤシンス5*17/5/13 5:31
リゾート地夏川ゆう117/5/13 5:28
平成29年5月13日(土)みじんこ017/5/13 3:00

Home 戻る 最新へ 次へ
1252 1253 1254 1255 1256 1257 1258 1259 1260 1261 1262 1263 1264 1265 1266 1267 1268 1269 1270 1271 1272 1273 1274 1275 1276 1277 1278 1279 1280 1281 1282 1283 1284 1285 1286 1287 1288 1289 1290 1291 1292 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.41sec.