じっくり考えてから動くやり方
動きながら考えるやり方
動いた後で考えるやり方
三つをうまく使い分けることである
ミサイルの憂鬱
移民も受け入れていないくせにトランプを口撃
どこか遠い憂鬱
焼けただれて
ぶっ壊されて
殺されまくって
きみが親切なこころ発揮できないようにされて
....
どこからか人の笑い声が聴こえる。朝だ。マネキンにだって命が宿りそうなくらいに暖かな朝だ。
草のそよぐ音、川の流れる音がそこかしこで溢れ、景色が色彩を増し、僕の心から、ペンでは書けない感情が走り出 ....
ラジオのようになるテレビと
ネットのようになるラジオ
場末の教会のようになるネット
神のために資本を集め、悪から世界を遠ざける
いまじゃ神学なき資本主義
資本はもうバ ....
ぼくには
現代が苦しかった
皆は
楽しそうにしているのに
ついて行けない自分が
ますます暗くなっていった
もちろん
明かりはLEDに変えたし
エンタメ情報は簡単に手に入る
ネ ....
遠くから足跡が聞こえる
闇の中で独りでいる時、
その足跡の音は社会の目線に聞こえる
街の空気は有料だ
生きる為には対価を払わなければならない
自然に生きる態度は身勝手な若気の草木に似てい ....
瑕疵
耳順
海
つぼみふくらみ
匂わずに匂うよう
結びの前にほころんで
笑いも
泣きも
つかの間の
結びの前に散りはてる
燃えてあふれるその様を
いまは小さくしまったまま
....
自分の気持ちに嘘をつくと
心が涙を流します
嘘の言葉が口から出ると
嫌な気持ちにはなるけれど
罪悪感も覚えるけれど
生きてはいけます
嘘は嫌いです
嫌いだからといって
付き ....
親に育てられるために産まれたのか
親と育つために産まれたのか
誰かに愛されるために生きてきたのか
誰かを愛するために生きてきたのか
大人にしてもらう子供だったのか
大人になるための子 ....
錆ついて 細く小さく 縮こまった
わが古家を 見くだすような
裏の隣りは
新築された豪邸が
....
僕は
こう思う
こう考える
と言うのは
自由だが
こうしたら
ああしたら
と言うのは
主権侵害である
日常生活においては
主権侵害が
頻発に行われている
いぬの紐は赤と白でねじられている
悲しみのつぎに
夕日のようなゼリーをたべて
こぼれながら静かに夜がひかっている
まよったあげく遠回りをやめて
いつもどおりの道でかえる
さかりをす ....
内なる外が押し寄せて来る
外なる内が押し寄せて来る
誰もいない、繋がりはない
白い空間奥まる深夜
圧迫され窒息する
深みへ奈落へ落ちてゆく
(揺れ震える肉の魂)
ぬらりと赤い舌に呑 ....
○自分が入院して
よくわかった
義理見舞いなら
遠慮した方がいい
葬式は
義理でも行った方がいいが
入院見舞いは
遠慮した方がいい
○退院
やはり帰る家があるということは
とて ....
どうでも良いことに
頭をあまり使わないことである
あまりにも
雑念が多すぎる
これが
病気のもとである
行き先のないお前の虚像
とどまることを知らない水
不器用に溢れるのを忘れて
拒絶された命の河に埋もれる
沈んだ肌を撫で
冷たい手を取り出す
無数のお前が揺らめき
苦しみと愛しさを唱う ....
自称不動産賃貸業って
普通に考えて
「あっ、こいつ働いてないな」と思うだろ
何でそんな奴が生活出来て
しかもPTAの役員なんかやってんだ?
自称何とかには
犯罪の臭いしかしないと
前 ....
オレンジ色の世界が僕に優しい。
季節の抜け殻が道路脇に溜まっている。
それは次の季節に託した遺言のようで。
澱んだ色に鮮烈なオレンジが溶けてゆく。
僕には悲しみを持つ権利もな ....
午後になり気がつけば夕暮れ
隣にはあなたがいて
長い下り坂の向こうに海が見える
リゾート地でもない
港町だけど
二人にとっては特別な町
休日の風は何処となく優しい
潮風がリゾート ....
静かに生きてると
図々しい人にやられ続けるから
たまには牙があることを
教えなきゃダメだ
この世は弱肉強食
風に吹かれて
ただ気ままに生きていたかったけど
お前たちはその ....
諍いが嫌いで
嫌な人間から逃げる
くよくよした
ちっぽけな自分の頭の中を
粉々にふっ飛ばしたい
人に疲れたと言って
癒しの場所を確保したところで
いつもその場所は無残に奪われる
....
いつからなのだろう
躊躇するようになったのは
幼いころ
なんでも言いたい放題
スカートだってめくっちゃう
廻りの反応が脳に蓄積されていく
躊躇は ....
風に靡く髪のように
たおやかな装いで
優雅な舞を演出する舞踏家のように
はらはらと落ちては舞い上がる、乙女
満月の照明を浴びて
きらきらと光り、芳香を漂わせながら
終演の華を咲かす
....
惑星をつなぐ鉄道の中継地
真空チューブが
弦のように延びている
定刻をすぎても宇宙嵐で
発車の目処はない
電気石で火をつけて
炭素を吸う
外壁で散るホログラムの桜
....
蓋然性
籾
御影石
東京は聞いていたより桜がのこっていた
やはり赤茶けたものがだいぶんのぞいてはいたが
もう銀杏がつぶつぶの緑を枝にふやしていた
関西ではそれはまだだ
東京はこっちより二三日はやい ....
雨に濡れ
突っ立ってる
ひとりで
スニーカーで
交差点で
背後から
クラクションと罵声に
刺されると
笑えてくる?
笑ってないけど
笑顔を作る仕草は
カップラーメンがふやける感触 ....
そして春が来て
今年も川辺の並木に
ホタルイカの花が咲いた
日中は褐色に湿り
夜になると仄かに光った
数日でホタルイカは散ってしまう
川に落ちたものは
海にたどり着き
地面 ....
火のガ鳥の生き血を飲めば
永遠に生きられるという
伝説を信じた
自称詩人「籠池さんは今」は
火のガ鳥を捕まえ
その首に噛みつき
ごっくんごっくん
生き血を飲んだ結果
深刻な病に冒され
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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