かなしいね鴉
めっきり減ったねおまえたち
よそに楽園みつけたか
そこは、 優しいか

かなしいね鴉
生きてくためのあたりまえが
人間にとってはありがたくない
おまえたちは それでも媚び ....
まだ学生の雰囲気のただよう孫のような看護婦が
「今から下の毛をそらせてください」
と平気な顔で言いに来る
「こんな汚いことまでさせてごめんね」
と隣のおじいちゃんが
申し訳なさそうに言ってい ....
アダムとイブは

神のように

みえるようになった

そして

古代人は

バベルの町を築き

言った
                
神などいらない

祈りも

 ....
有象無象



哀切は温かく

歓びは儚げで

人は生きてゆく

記憶のような

時の形をゆく


ラジカセが宝物だった

今だとスマホか

今の子達はラジオを録音とかするのだろうか
 ....
いつもこころに青空を

宇宙の一部を

魚眼レンズで

俯瞰してやれ

いつもこころに青空を

曇り空よりも

ずうっといい

君もそうだろ

いつもこころに青空を
 ....
積んだ言い訳を一度崩してから
冷たい唇を太陽に向ける
折り重なるように君が手をかざすもんだから
鼻の頭が剥けたころ
ぼくたちは心臓の外で音楽をかき鳴らす

祈りも蔑みもくるくる回す指にから ....
階段の踊り場で泣いていた
君を遠くから見つめていた
長い影は昇降口まで伸びて
夕闇に消えてしまいそうだった

ここで君に話し掛けたら
何かが変わるというのかな

叶えたい願いは一つだけ ....
貴方は悪者
平穏を乱す者

その自覚があったからあんな事しちゃったんだよね
黒い銃は現実を切り裂いて
阿鼻叫喚の宴を引きずり出す
それを嘲笑って
私の手を引いたあなた

俺は悪者
 ....
おまえらが
たまたま目にしたり
聞いたりしたことや
何となく思い付いた
だまし絵みたいなものを
ただダラダラ書き連ねただけの
クソ自称詩が
他人に読んで貰えるなんて
おこがましいにも程 ....
ふーっと息を吐いているつもりで
実はこれが溜息だと気付く
そこにまたやるせなさを感じる
なにを悩んでいるのか
そんなに悩ましいことなのか
大したことなんてなにもないじゃないかと
言い聞かせ ....
 ブランコや滑り台やら
   ジャングルジムが

    さつきのひかり
      フルにうけ
    子すずめたちに
      よびかける

ひなたぽっこにおいでょ
      ....
君が僕のこと 興味をもって 
どんなことも知りたくなったら 
僕の育った町へ行って 
君の知らない 話をしよう 


なんて言っても 自然に囲まれた 
 ....
怠惰な日々に終止符を打つだなんて
想像するだけで笑ってしまう

この世は廻り続ける
いかようにも
なにがどうであろうとも

困ったような笑顔を見せて
寂しげな容貌で
スレンダーな力強 ....
  飲みに行こうかと
  誘う相手がいない
  飲みに行こうと
  する時間がない
  電話をしてみる
  相手がいない
  メールをしてみる
  理由がない

    結局
   ....
誰かが来るのを待つことはない
何かが訪れない理由を
考えることもない
途切れがちな映像の中で
ピアノの音と誰かの笑い声が
透明な膜を隔てて共鳴している
何かを
落としてきたはずだ
そも ....
カミキリムシ

いつも

石舞台
夕暮れの町並みには グレイが似合う
赤でも青でもない
喧騒を忘れた美しい光が 交錯する瞬間

それは シグナルだったり 
少し早い 月の女神だったり
今 落ちんとす 太陽光線だった ....
私は連休中に友人とすれ違ってしまった
今年は私は一人で休みを過ごさせられた
そして 近くの川に 私は出向いた
私はぼんやりと私の思うように釣り糸をそこで 垂らしていた


しかし垂らし ....
黄砂にやられて

はじめての夜は何処へ

あなたと歩いた

東にまんまるのお月様

自転車を押して

帰るための駅舎に急ぐ


たそがれている

もう濃い影のような緑
 ....
月ぬ美しゃ

 十五夜 眩しさ
 十六夜 妖しさ
 うそぶいて
 まだ何にも届かなかった僕らの
 ラグランジュポイントから
 星々を眺めてた頃の声がする

 それが十三夜


 ....
正しいコードを押さえて
歌う歌は希望のものじゃないといけない

先生が言うんだ
何度も 何度も
もう耳にタコが出来てしまったよ

僕は君ほどにギターは上手くないし
才能もないから音楽家 ....
君の胸元で十字架が揺れる
神様の創ったという楽園はもうすぐだよ
だって子供たちの笑い声が聞こえる


カビの生えたパンを大切そうに抱いていた頃は
幸せというものが此処にはないのだと信じてい ....
俺の天使は壊れている
仕方ないのだ  
数年前にかっさらってきたやつだから
金に困っていたあの頃
街中をうろつく中から適当にみつくろい
ボストンバッグに押し込んだ
その頃はまだ
頭上の輪 ....
大風呂敷を広げる
といっても敷物が風呂敷なだけ
そのそれが大きいだけ
ほら話じゃないし
ちょうどの敷物がそれだったってこと
ゆったりとくつろぎたくて
(あの子と)
のんびりと足を伸ばし
 ....
もう怖いものはない
願いは
叶ったんだね
神様は
応えてくれた
長い間祈りつづけた
切実な想い
どんなことにも
動じない
情に流されず
欲望に負けない
容易く泣きもしない
理性 ....
吹雪松まで草に食う
急に冷める激情も
川に流して忘れる
つもりなんか?

壁の前まで足で来る
ヒドラ風情に罵られ
捨てたものまで
食われ、知らん顔か

大王まま名前うてあって
 ....
僕はビーガンなんスよって
ケンタッキー食って
全然ビーガンちゃうやーん
おもろないやーん
そういうんちゃうやーん
見たいな人は万死に値すると思う

鋲のついた革ジャン着て
背中にNO  ....
ねえ君が隠してる
その箱の中身を見せて
お互いに間違いを
答えだと思い込む前に

憂鬱の正体は
途方もない長い時間だ
強く光る星を
回るだけのちからを
運命だなんて呼び合って
 ....
  粘度の強い
  溶液に
  巻き込まれて
  もみくちゃにされて
  背中を押されて
  バランスを
  崩しながらも
  前には進む

  粘度の強い
  溶液の
   ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
風詠みもっぷ117/5/9 13:18
下の毛剃りzenyam...017/5/9 10:21
バベルよ星丘涙2*17/5/9 8:25
平成29年5月9日(火)みじんこ117/5/9 0:25
時の形吉岡ペペロ4*17/5/9 0:17
いつもこころに青空を417/5/8 22:19
はなしてバイバイカマキリ617/5/8 22:12
神様1486 1...017/5/8 21:37
Bk卯月とわ子117/5/8 21:33
気付いている花形新次117/5/8 20:06
またまた坂本瞳子3*17/5/8 20:01
つつじが丘小公園信天翁117/5/8 11:10
ギフト讃岐どん兵衛2*17/5/8 2:44
今宵もまた夜は更ける坂本瞳子1*17/5/8 1:14
余暇北村 守通117/5/8 0:09
グラスはもう少し曇っていたnoman217/5/8 0:09
平成29年5月8日(月)みじんこ017/5/8 0:05
フライング・ムーン藤鈴呼1*17/5/7 23:54
GWの多摩川で番田 117/5/7 21:55
たそがれて吉岡ペペロ117/5/7 21:49
月美しやAB(なかほ...317/5/7 20:32
夢の話卯月とわ子117/5/7 18:32
憂鬱217/5/7 18:17
壊れた天使を抱いているやまうちあつ...017/5/7 17:18
永遠少女風呂敷会社謹製もっぷ217/5/7 16:53
鉄の心臓Lucy417/5/7 15:08
10本足竜門勇気017/5/7 8:36
seig017/5/7 7:36
ポストの中以外では手紙は待たない017/5/7 7:02
分岐北村 守通017/5/7 0:09

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