薄く なまめかしい生を 朧にたずさえて
キミは 呼吸している


しみじみ キミは 黒曜石だ

意識する外界に ぶしゅと 放出させたものは
どんなにか甘美な夢でしょうか 
キ ....
学校に子供ばかりいるのは
仕方がないとして
プールサイドがぬめぬめしているのは
何かの嫌がらせか

指先にトンボが止まり
息が止まり
夕日も沈むのをやめた

実は昔から
子供の親へ ....
自由に首をつられた貴女の
瞳の中でパーティーを
このリズムなら踊れるでしょう
手を取り合ってフロアの中心へ
ゆらゆら揺れる手足には
綺麗な宝石を飾りましょう
ネックレスをしていた場所には
 ....
はじめに この作品は、澤あづささんが企画しておられた紅月さんのお誕生日によせて 紅月さんの作品にお返詩しようという企画で、書いたものです。
http://adzwsa.blog.fc2.com/b ....
‪昔の友達の許容量はあとどんぐらい?‬
‪久しぶりのメッセージは何がいい?‬
あの頃から無駄に痩せたよ
そんな僕の汚いの、どれぐらい消化できそう?
ごめん無理だろうね
僕の笑顔もぼやけて
 ....
ぷうらりと 垂れる蜘蛛糸 手繰り寄せ
 宇宙感じる 時の間に間に


浮き上がる瞬間の
ふうわりと揺れる肢体を
思い出したかい

魂の浮遊物
大気圏の向こう側に巣食う残骸を握り締 ....
閉じ篭っていては 息苦しいだろと
汚れきった空で 鳥が騒ぐ夜
後ろ見ていては 歩きずらいだろと
片足のシャムが ひっそりと笑う

Today is my day! 今日が俺を忘れた
Tod ....
健康な人に
薬はいらないように
順風満帆の人には
神はいらないようだ
町は変わっていない
変わったのはわたしのほうなのだろう
みつけられなくなった通り道
たとえば風の

人は変わっていない
変わったのはわたしのほうなのだろう
みつけられなくなった私の通り道 ....
仮面の下でほくそ笑んで
本当の気持を見せることなど
決してないから
スキップだってすることなく
握り拳を振り上げることもなく
寝っ転がって
のた打ち回って
髪を振り乱して
溢れ出す狂気 ....
雪見



すだれ
叫んで叫んで叫んだ

それも雨に踏みにじられ
溶けた

この疑問と憤怒を叫んだ

それも雨に食い散らかされ
溶けた

melt
でも
無くなったわけじゃない

叫んだ枯らす ....
旅人の靴を履いている人
いつも忙しく走り回っても
見覚えのある細い指先で
涙の温度を測ってくれた

君はもう新しい土地に慣れて
庭の花に水を撒く時間だ

恋が終わっても心は続く
長い ....
 
 
 人を殴ってやりたいほど悔しい時
 
 食いしばった奥歯が
 
 いつも俺を受け止めてくれた
 
 
 君には
 
 そんな奥歯のような人は居ますか?
 
 
 
 ....
よるのくらがりのなか ぼくのてが
どこまでもなだらかなカーブにふれる
きみのかたちをしたなにかが
ぼくにかたりかけてくる

わたしはおんなであることをこえて
わたしはわたしであることをこえ ....
まだなのか?

五分の化粧

厚化粧と言われ

あなたの頭は

薄化粧
まだなのか?

五分の化粧

厚化粧と言われ

あなたの頭は

薄化粧
手術をすると
人の有り難さと神の愛を
より深く知ることができる
検収金額を改竄して不正経理処理

極秘図面は取り決めた場所以外の所に置きっぱなしだ

もちろんお客様キーマンから嫌われ

仕入先様からもまったく人気がなく

出張報告書は督促を経理から ....
薬や健康食品よりも

前に

食事と睡眠と運動でしょう
冬を越えた枝たちが腐る手前の物語
固い嘴が 何かを探して突きまくる音が
リズミカルに響く森の奥で
ピアノの鍵盤にも似た色合いの葉先たちが
くすぐったいような角度で触れ合えば
愛が生まれる ....
ぬっとり湿った夜の膜を
そっとふたつの指で広げれば
胸を裂くような光のしたを
あたたかさ、なさけなさの影が歩いていた

カーブミラーの歪みのなかの
少しだけ正しい領域を
裸足で歩くわたし ....


キス

切ない刹那が押し寄せて来る
夕闇の蒼が蔓延する
冷えた空気が始める
黄昏の{ルビ時刻=とき}
鳳凰は虹色の尾を誇らしげに振りかざし
{ルビ人間=ひと}の体温を上げる
蝙蝠の雄叫びが遠くで響 ....
蝸牛の中身が暴露される
申し分のない肉体
ピンク色の肌身はうねりをもっている
海みたいなうねり
ずっと昔みんな海だった
その証拠に水分は我々と敵対しない
どんな乱射にも耐えうる水分
水を ....
退職の翌日は、僕が司会の朗読会
――三十年前の今日、事故にあいました
高次脳機能い障がいの詩友は新妻の弾く
ピアノを背に吠える ぱんくすぴりっつ!  
古巣の職場は花壇となり、これから
日々の仲間とお年寄りの間に
花々は開いてゆくだろう
明日から僕は、新たな日々に入ってゆく  




  
職場で最後のあいさつをした後
ひとり入った蕎麦屋にて、熱燗を啜りつつ
様々な天気であった…十七年を味わう
送別の花束を、傍らに置いて  
ある日ふとおかあさんとおとうさんに
問わずにはいられなかった

「戦争ってそんなに悪いことなの?」
「当たり前のことも分からないなんて、そんな教育をした覚えはありません!」
「僕たちが平和の ....
いくつもの門を通り
いくつもの問を越え
理解と誤解をなだらかに重ねては
綴り合わせる 欲望の道すがら
まるで古い雑誌の切り抜きや色紙を
ぺらぺら捲るような 陽気な悲しみ
目深に被り直して
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
しじみるるりら12*17/5/26 19:33
2017年5月26日ふるる217/5/26 16:58
かもめ卯月とわ子217/5/26 14:13
Here comes the springるるりら217/5/26 12:51
昔の友達志田陸017/5/26 10:00
やもたんが浮く藤鈴呼2*17/5/26 9:52
淡い花颯太@017/5/26 8:27
zenyam...017/5/26 7:47
The lone me in the townもっぷ217/5/26 3:29
忘れ給えよ坂本瞳子1*17/5/26 0:27
平成29年5月26日(金)みじんこ017/5/26 0:19
Acid rainえこ117/5/25 22:54
ミナト 螢217/5/25 20:44
【 奥歯 】豊嶋祐匠0*17/5/25 20:13
ねむりY.T4*17/5/25 18:38
_勇姫017/5/25 17:01
017/5/25 17:01
手術zenyam...0*17/5/25 16:45
学び活かし吉岡ペペロ217/5/25 15:06
本末転倒時代zenyam...017/5/25 14:52
キリ藤鈴呼2*17/5/25 14:06
犯す印あかり20+*17/5/25 7:43
平成29年5月25日(木)みじんこ017/5/25 5:05
袋小路にて坂本瞳子1*17/5/25 0:33
見かけ倒し新人さん317/5/25 0:04
十一月二十七日(日) 午後服部 剛117/5/25 0:00
十一月二十六日(土) 深夜017/5/24 23:56
十一月二十六日(土) 夜017/5/24 23:49
戦争田中修子9*17/5/24 21:34
白い頂のようただのみきや15*17/5/24 21:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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