僕は見たんだ

きみは
そんなのはいないって
否定するけれど

横須賀の海に
照らされて
瑠璃色に輝く

ブタを見たんだ

「ジョンウォン!」って呼び掛けたら
ブタは僕の方を ....
子供の遊ぶ声
木々の梢にとまった名の知れぬ小鳥のささやき
どんな辞書でも計れないほんのすこしだけの幸福
一本の木はそんな幸福を見つめてただ沈黙している
鳥の中に鳥がいて、犬の中に犬がいる
そ ....
黄昏に錆びた空
淋しくて泣けてくる
心細くて泣けてくる
あのメロデー
聞こえるたびに
こころ震えて泣けてくる
ひとりですか
ひとは独りですか
上手く誤魔化し生きても
最期は
独りで ....
甘味は旨味であり
糖はいつだって甘く
舌に感知させ
甘味を脳に伝える
多幸感

人は甘味を欲し
人は甘味に執着する
甘味は人を縛るほどに依存させる

欲望は無限で際限がないと安易に ....
羽化したばかりの蝶の様に

危うい躰かかえてさ迷う

まるで思春期の少年のように

ひび割れた心かばいながら

全てに反応し傷つく

満月の夜を待って

花から花へと舞い飛ぶ蝶 ....
アイスクリーム

一本あるだけで

日々の暮らしが変わってくる
 
 
 
 

小鳥たちの早口な囀りに 
花と花とが重なり合って
楽しげに揺れている

陽光はやさしく遮られ
差し出すてのひらに
さやさやと白い気が降りてくる

ときめきを ....
視線の先、ふたつのほくろ
気づきじゃなくて確認だった
並んで歩くリズムが少しずつずれていく
もうたぶん知っているでしょ

黒い地面に丸い染みが広がりはじめて
柔らかい肉に食い込むスーパーの ....
孤独
さみしさ
なみだに濡れ
生まれる詩がある

試練
つらさ
苦悩の果て
生まれる詩がある

歓喜
よろこび
感謝と共に
生まれる詩がある

喪失
かなしみ
暗闇の ....
自分の事を誰かに認められたらうれしいけれど
自分も誰かを認める事ができたらいいなって

そう思っただけ
融点

やく

突き詰めて
突き詰めて
突き詰めて

出した結論は、たった一つの
”私に恋をしたい”
だった、私は、世間一般的には、変態だと言われる位置に属するのだろう

けれども、君が代の歌詞にも謳 ....
どうしてでしょうね
どうしてでしょうね

どうしてでしょうね
短くてちいさな指先が目指したものは
きっとそんなちっぽけなものではなかった筈って知っているのに

気付いた時には、他人の意見 ....
自転車はよけなかったが
携帯電話はよけた
モーツアルトのピアノソナタは
K.(ケッヒェル番号)310と330で
イヤフォンで聞いて居るうちに
幼稚なところにたどり着いた
途中会計事務所が角 ....
今日 ひとりの男が電車に飛び込んで死んだ
理由は誰も知らない
朝のラッシュ時だった 駅は通勤客でごったがえしていた
アナウンスが流れる 
「○○駅にて人身事故のため 電車大幅に遅れています」
 ....
夕暮れ時になると思いだす
冬の岸辺にウミネコ一羽
死んだ魚をついばんでる



大人しい子供だった
要領の悪い子供だった
保育園のころ いじわるな女の子に
毎日つねられたりしていたの ....
僕たちは
宇宙にうかぶちっちゃいぱいの
トッピングなんだろうか

僕たちは
寄せ木細工で設えられた社会という
調度の構成要素にすぎなくて

いつも忙しくて小さな不満に支配される王国の
 ....
もう共感しなくなった年月が
物干し台にほされてる
夜になれなかったやみが
陽だまりで喘いでる
でも生きる方法なんて
なくならないのだと
笑ってる

昔言ったことのある言葉が
小川に産 ....
「線」だと信じていたものは
2つの物体が激しく衝突して
へしゃげ合った境界でした
あるいは
引いては寄せる波打ち際だったり
刻々侵食され崩れる海岸だったり
そんなものでした

世の中は ....
僕は見たんだ

きみは
そんなのはいないって
否定するけれど

横須賀の海に
照らされて
瑠璃色に輝く

猿を見たんだ

「サル!」って呼び掛けたら
猿は僕の方を振り返って
 ....
透明な何かがかすめた
それで十分
脳は甘く縺れる痛みの追い付けない衝撃に
砕かれ 失われ
死に物狂いで光を掴もうと
欠片たちは
凍結されることを望みながら
永久に解読不能
時間の延滞の ....
金色の髪を巻き上げた君のこと
小さい頃から好きだったんだよ
一緒にいた時の思い出はみんな
素敵なものばかりだったはずさ

カール 君がいなくなるなんて…
カール 君がいなくなるなんて…
 ....
子供の遊ぶ声
木々の梢にとまった名の知れぬ小鳥のささやき
どんな辞書でも測れないほんのすこしだけの幸福
一本の木はそんな幸福を見つめてただ沈黙している
鳥の中に鳥がいて、犬の中に犬がいる
そ ....
今年も田植えの時期が来た
田んぼには
稲の赤ちゃんが
いっぱい生まれている
すくすく育ってくれよと
蛙たちも一生懸命に
応援している
ごきぶりをみて
にげだして なきだした きみ

きっと いまの きみに

「せかいで いちばん こわいものは なに」

と きいたら

「ごきぶり!」


まよわず こたえる ....
睡眠

全ての意識的認識、運動機能をダウンさせる事ができる
ありがとう
休む事ができる ありがとう 休む事ができる

ある朝起きて
眠る前と丸っきり違う人になっていたい
毎日毎日違う人 ....
     からだが ほてっている
     なぜだろう 風邪かなぁ
     初夏の気温のせいかなぁ
それとも老残の 空しい抵抗かなぁ

     胃袋があくびを繰り返す
      大腸 ....
カモフラージュされてしまうほどのオレンジ
大抵の人間が「夕陽」と呼ぶ現象が訪れる頃
少し冷たくなった風が そよと吹きかければ
花びらは ゆっくりと お辞儀をし始める

隣に似合うのは か ....
光る風の中で
まほろびの白が溶ける
さざれ石
旅立つ日には
一つのメロディーが流れている
旅立つ日には
何かが必ず終わるから
僕らは故郷を持たない
僕らは故郷を探さない
故郷への渇きだけを持ち続ける
旅立つ日のメロディーは
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
美しいブタ花形新次217/6/1 20:43
140文字詩(jitensha612)zitens...117/6/1 19:07
ひとは独りですか星丘涙4*17/6/1 18:16
ブラックアップル秋也1*17/6/1 17:48
狂気の蝶々星丘涙1*17/6/1 15:31
大好物zenyam...117/6/1 15:12
てのひら祥希いつみ2*17/6/1 13:38
左側、右頬青の群れ417/6/1 12:51
淀んだ魂星丘涙6*17/6/1 10:22
リィ017/6/1 0:53
平成29年6月1日(木)みじんこ017/6/1 0:25
私に恋をしたい水菜217/6/1 0:11
_117/5/31 23:57
夾竹桃間村長11*17/5/31 23:42
誰も知らない涙(ルイ)717/5/31 22:20
ライフ イズ ビューティフル517/5/31 22:18
alien梅昆布茶13*17/5/31 22:18
もう共感しなくなった年月新人さん5*17/5/31 21:48
「線」に憧れるワタシまいこプラズ...417/5/31 20:57
美しい猿花形新次617/5/31 20:53
スティグマティクスただのみきや10*17/5/31 20:40
カール1486 1...717/5/31 20:23
140文字詩(@jitensya612)zitens...217/5/31 19:36
田植えzenyam...317/5/31 18:53
ごきぶり巴(ともえ)5+*17/5/31 16:58
許されない名前を持つ、それはあらゆるドアが開く通行手形『生の ...狩心117/5/31 11:50
想いは枯れて(二)信天翁117/5/31 11:05
菜の花が見えない藤鈴呼2*17/5/31 9:07
_水菜417/5/31 5:27
旅立つ日には葉leaf317/5/31 4:06

Home 戻る 最新へ 次へ
1189 1190 1191 1192 1193 1194 1195 1196 1197 1198 1199 1200 1201 1202 1203 1204 1205 1206 1207 1208 1209 1210 1211 1212 1213 1214 1215 1216 1217 1218 1219 1220 1221 1222 1223 1224 1225 1226 1227 1228 1229 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.15sec.