吹く風に捕らわれた身は山を駆ける。
 幾たびも過ぎていった時を頼りに。
 先人達の漲る力に生を覚えて、
 村はずれの舗道にただ立ち尽くす。

 吹く風に捕らわれた身は川を渡る。
 輪 ....
世界から色が消えた、ということ
涙で前が見えなくなった、ということ
横断歩道に飛び込みたい、ということ
大好きな仕事に行けなくなった、ということ
お揃いのマグカップを割りたくなった、ということ ....
もしも思うがままに詩を書けたなら
僕は今より格好良くなれるだろう
もしも思うがままに詩を書けたなら
今よりもっとポイントもらえるだろう
もしも思うがままに詩を書けたなら
ひょっとしたら詩 ....
あの子もこの子もエイベックス
毒だな毒を流すドクトリンだ
ローション相撲を差し置いてからに
アーナンダコーナンダ

平方根の臨む未来
もう忘れたスーパーダイナマイトソウル
白發中を百万枚 ....
夫婦で、出かける準備をする
告別の朝

在りし日のお{ルビ義父=とう}さんが見ていた
テレビがふいに、点いた

夫婦は顔を見合わせる
(からだを脱いでも
 {ルビ御魂=みたま}はおられ ....
夜空から明滅して                 
ゆらゆら下りてきたUFO

白い塔に刺さったまま         
もう長い間、固まっている

その足下を京都の人々は       ....
夏の夜の終わりに
妖精の輪に足を踏み入れた

短針を飲み込んで
長針を吐き出した
秒針の枯渇が凍結してゆく
三針の傷痕が開いてゆく

真白いシーツの奥で蠢く
化生に成りつつある獣
 ....
いつか完成するだろうか
あばらの中のいくつかの空洞は
満たされて、微笑んで眠るだろうか

脂肪に埋もれる柔和な女になれるだろうか
昔は違ったのよ
と笑って言うことができるだろうか

抱 ....
最低な日々を振り返る

ビールの缶に口をつけ感傷に浸る

過去に告ぐ
過去に告ぐ

夢がない
希望がない

しかし

何もなくても生きていける
そんなくだらない勇気はある
 ....
模範解答(2)      模範解答(1)      模範解答(3)

過去問に復讐する  知らないふりを するあの娘  きりもみになる紙
過ぎ去った問い  本当のことなど知らないいらない  〇一 ....
よい夢を
みすぎて
べとついた頭

語尾をはさみで
切り落とし

涼しい指
涼しい指
あなたの
調子のよい冗談が
きこえてくるまで

待ちましょう
それとも
ひとのこころがわからない

ぼくはひとのこころがわからない

こういうことしたら傷つくとか

嬉しいとかどうでもいいとか

ぼくはひとのこころがわからない

たぶんこうだろうとか
 ....
すでに枯れ落ちた花のことを
長々と誰が語るだろう
赤茶けた花弁は路上に削られて
瞬く間に塵となるだろう


聖堂から微かに聞こえてくる祈りは
人間以外の何をも救うことは出来ない
言 ....
いつも悩んでいる

夢が実現しても

目標にたどり着いても

くよくよと悩んでいる

なぜ悩むのか

なぜ愚痴るのか

満たされず

感謝することがない

そして幸せが ....
ことばに小さなドリルで穴を開けていく。覗くとことばの裏側が見えるので試しにやってみて欲しい。小学生や中学生の夏休みの自主課題に合っているかもしれない。ことばを選ぶのが難しかったら、分厚い辞 .... 言葉では愛は語り尽くせないけど
愛は言葉で語るしかない

真夏の太陽の中に
光の渦の中に
みんなみんな融けていけ

哀しみの数だけ
優しくなれるよ
男は
リタイアしても
でかけるところが必要だ
男は
でかければでかけるほど
元気になる
女房にも喜ばれる

女は
年を取っても
でかけるところが必要だ
女は
でかければでかける ....
連綿と うけつがれてきた舟箪笥は
表の扉を開けても 次々と扉や引き出しが現れ
忍者屋敷のように 底板こそに 隠れされた空間があったりする
舟が沈んでも 大切なものが収納され金庫として利用されてい ....
性別おとこに生まれていたらと熱心にお祈りしていた頃があった
いつでも家から逃げ出してホームレスになれるじゃない
くれないのベルベットのシュシュで三つ編みを飾るほどの
何すらもなくってだからかなえ ....
雨降りの後で雲が多い空を見上げて

隙間から見える月を探してる

今日の月は7月の新月で

次の満月に向かって膨れ始めてる

見上げる心は移り気で

早く流れる雲を見ながら

 ....
雨のような風の音が
低い高さを走りまわる
電気と電気の話し声が
誰も居ない径を流れゆく


音が音を曇間へさらい
騒がしさは遠く 遠くなる
光から音 光から音
手をつ ....
僕は地球の人になる
道路標識をよく見て
交通ルールはしっかり守る
ご贔屓のチームがあって
試合結果に一喜一憂する
ほどほどに勤勉で
ほどほどに怒りを覚え
ほどほどにやさしく
ほどほどに ....
さざめいている
ざわめいている
どよめいている

私の頭のなかで
  何かが、

輝いている
光っている 
凍っている

巨大な明滅凝視、、

近づいている
波打っている
 ....
まるで出血かのように
両耳から桜が吹き出して
耳の軟骨との摩擦音をたてながら
桃色の花びらは足元に散る
無理にでも平静を保とうと
目の前の私へ必死に笑いかける彼女
しかしその表情は崩れてし ....
…ない
…がない
意味がない

よるをゆく
鈍行の窓からみた
うずくまる家々の
ふるぼけてくらいひかりや
その灯りのもとの
貧しいご飯
ちいさくてひくいちゃぶ台
ブラウン管のテレ ....
親子丼ほど
残酷なごちそうはないと
親になって思った
親父もそんなふうに思って
この食堂で食べていたのかな
友達の友達の話は
達人の話しばかりである

人生にはスパイスが必要だから
カメラに収めた一枚の空
インスタ映えするように整えて
よそ行きの言葉を少し添えて

誰かの反応を待つ間に
空を見た事への熱が冷める

素敵なモノに囲まれていたい
特別な今を君に伝えたい ....
寝床に横たわると
せせらぎが聞こえてくる

母の家は川に近いが
夜は窓も閉めているし
国道を挟んで
川の流れる音など聞こえるはずがない
たぶん一晩中自動で回る
換気扇の音だろうと
弟 ....
○国会閉会中審査
首相カケに出る

○大臣の痴呆化?
「記憶にございません」
「認識してません」
「言ってません」

○暴言
「ハゲ-ちがうだろう!」
近頃女房まで
言葉づかいが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
吹く風にヒヤシンス4*17/7/25 9:30
、ということ不思議な色の...217/7/25 9:29
思うがままに詩を書けたなら水宮うみ1*17/7/25 6:14
新しいテキスト ドキュメント.txtNo.305117/7/25 2:28
いぶき―旅立った義父に捧ぐ―服部 剛117/7/25 0:54
京都タワー217/7/25 0:26
曲線の声色黒崎 水華3*17/7/25 0:16
女のすてきなあばら骨田中修子15*17/7/25 0:10
果ての果てにて倉科 然017/7/24 23:57
キリモミングフィールド/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ3*17/7/24 23:39
よい夢はるな217/7/24 22:24
ひとのこころがわからない吉岡ペペロ117/7/24 22:23
スタンドアローンホロウ・シカ...3*17/7/24 21:53
悩み上手星丘涙2*17/7/24 21:13
キリモミングフィールドかんな4*17/7/24 19:08
無題渡辺亘217/7/24 16:31
でかけるところzenyam...017/7/24 13:10
るるりら4*17/7/24 9:52
走るあたし/歩くおとこもっぷ517/7/23 23:02
7月の新月佐藤 光117/7/23 20:44
辺 端 淵木立 悟117/7/23 16:20
地球の人やまうちあつ...117/7/23 16:18
耳鳴り〇いじょうひだかたけし317/7/23 15:00
桜散る渡辺八畳@祝...017/7/23 14:49
 そんな日々 「ま」の字017/7/23 13:03
親子丼イオン2*17/7/23 12:41
友達の友達はみな達人だ017/7/23 12:41
渇きの連鎖ミナト 螢217/7/23 10:47
せせらぎLucy17*17/7/23 8:58
独り言集21zenyam...017/7/23 8:46

Home 戻る 最新へ 次へ
1158 1159 1160 1161 1162 1163 1164 1165 1166 1167 1168 1169 1170 1171 1172 1173 1174 1175 1176 1177 1178 1179 1180 1181 1182 1183 1184 1185 1186 1187 1188 1189 1190 1191 1192 1193 1194 1195 1196 1197 1198 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.88sec.