おもたい水がからだのふちに集まって出ていこうとしている
すぐに 今
扉はわたしたちの愛を肯定する
よごれたタオル 柔らかく美しい
生活の哀しさと危うさよ
夜の11時に寝て
朝の7時に起きる
昨日買った
スーパーの売れ残り100円引き
生姜焼き弁当をチンして食べる
食べ終わると
もう何もすることがない
暇をしていると
嫌な思い出が次か ....
ジャンプの得点を
時間に換算するなんて
どう考えても無理があんだろ
クロスカントリーのコースに
幅100M、深さ100Mぐらいの谷を設定して
みんな一斉に飛んで
越えられなかった奴は
....
生まれるといつか
死んでしまうように
忘れるから
あなたは思い出す
忘れなければいい
ずっと覚えていれば
思い出すことはない
生まれたから死ぬ
忘れるから思い出す
ならば 思 ....
チリンチリン
チリンチリン
万年飾りっぱなしの
窓際の風鈴が
北風に鳴いている
チリンチリン
チリンチリン
こころの中
フリンフリン
フリンフリン
今日子も 明 ....
I’ve been thinking for a long time, I want to change
Never trying my best, never trying so hard
....
くるしかったり
たのしかったり
せつなかったり
さびしかったり
ジンセイはいつも
....
木は
いつもじっと立っている
暑い日も
寒い日も
木は
いつもじっと立っている
風の日も
雨の日も
木は
大地にしっかり根を張り
いつも天へ向かって伸びていく
地球の重力に反しな ....
月あかりを覆いかくして
いっせいにはためく
葉影のひとつひとつ
はためきのひとつひとつが
たったひとつの音で滅する
みもふたもない音楽を
おくりつらねているから
風のひとつひとつ
月あ ....
ねむらない
夜を、つむぐ指
薄く
するどい鱗のような
爪
きらめきばかり
零れる
ふれあわない
他人を
みすかすための
口びる
たおれる
花の
はかなさを
とうとば ....
カタツムリ
鳥に喰われるカタツムリ
殻をわられて内臓チョロリ
鳥に空まで運ばれて
雲のうえまでのぼっていく
うつくしい山の見える丘に
手を広げYの字で立つ
....
土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに でも
僕は 生きるということを考えながら
憂鬱な時は流れる ぬかるみのない 地面を
公 ....
1 ある青年
この強力なバーナーから騰がる炎の熱を蓄えた
おおきな{ルビ布袋=ふたい}で空にのぼるのだ
「トーキョーだかニッポンだか知りませんが
ぼくには十世紀まえの遺跡です」
点在 ....
緑の宙に貼り付いた羽
暗い曇をくぐる曇
二番目の指で涙をこすり
終わらぬ宴の後を追う
くちびるとねじれ
溶け合う朝と みずいろの水
ひるがえる ひるがえる
火と灰 ....
アタシに初めて薔薇が咲いたのは
十二歳の冬の日だった
ひとつ、ふたつとこぼれ落ちる
目が痛くなるような赤い薔薇
そのことをママに告げると
彼女は「やあねぇ」と眉をひそめた
それは悪い魔女の ....
アタシは夏が嫌いだった
生まれた朝を思い出すから
アタシは冬が嫌いだった
自死する夜が思い浮かぶから
長い闇から解放されて
自由を謳歌している声が
アタシの脳を撹拌するから
彼らを不 ....
ただ座っているだけで
自分が自分に
さまざまなことを
教えてくれる
強くなるためには
自分の弱さを
具体的に知るところから
始めなければいけない
賢くなるためには
自分の愚かさを
具体的に知るところから
始めなければいけない
美しくなるためには
自分 ....
単純で簡単で短いものばかり食して、
分かり易いものばかり食して、
馬鹿の一つ覚えの様に「シンプルイズザベスト」とか言って
面倒臭がって忍耐強さがなくて表面ばっかりで、
自分ばっかりで
目の前 ....
六、七十年生きてきて
小学二年生の感想文並の
自称詩しか書けないことに
内心忸怩たる思いがある
しかし、そんな時は
バカちゃんの自称詩を
読み返している
バカちゃん「牛」
丁寧 ....
辛い人生を送って来た
家族もいない
友達もいない
猫も食べてしまった
でも私には
自称詩がある
才能が0だって
努力しなくたって
どっからか見つけてきた
フレーズをちょこちょこっと
....
白い
四辺形が
かなしくさせる
街と
食糧と熱と
あなたが……
ぼくを かなしくさせる
光は 言葉ではなく
雲になって
あなた ....
{ルビ金=かな}ざるを日にかざし
台所の女は ほほえんでいる
苔色の直方体のなかで
いつでもない時間が
積まれていく
赤い車の
座席で
わたしたちは
部分的に
毀れた
雪がふり
たばこを吸い
腿にふれ
窓をぬぐい
寒かった
彼女がその上半身に密着していたセーターを脱ぎ始めたら
火花のように星星が流れ出てしまった
彼女がその束ねていた黒髪の水門を解いたら
波のように夜が溢れ出してしまった
冷たい風が窓を叩く
ため息は白く浮かぶ
毛布に包まったまま
凍える身体を温める
外はスノードームの世界
直にこの家を覆い尽くす
少しだけ眠くなってきた
あとは只身を委ねるのみ
....
そのころ
あなたは在って
あなたは無く
茫漠と
靄につつまれて
あなたは
生への渇望と死への誘いが拮抗する最中
やわらかな被膜すらまだなく
渦巻く闇の限りない張力と
己が中心 ....
風が吹く
カーテンが膨らむ
紅茶を飲む
ミトコンドリアが寄生する
夢を見る
白くて普通な生活が
遠いエネルギーでうごきだす
車に乗るまえ木々がざわめく
....
虎がくすくす笑って居るので
児童に英語をうまく教えられない
私の心は二兎を追って
天空へと翔けて行く
鳩が中々飛び立たないので
やはり英語をうまく教えられない
私は仕事の面接を二本予約して ....
契約を結んでいく人々の群れに
時計の針は刻々と告げる
その日一日歩いていく泥濘の深さを
法は空を舞う繊細な鳥のよう
大地に降り立つことなく空想を奏でている
この日本という原始的な帝国 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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