追い風が有利とは限らない
向かい風が不利とは限らない
スキージャンプでは
ウインドファクターとして
追い風は不利なので加点される
向かい風は有利なので減点される
....
お腹が空き過ぎて、猫が踊る。猫が踊る。
トイレを我慢し過ぎて、猫が踊る。猫が踊る。
締め切り前に、猫が踊る。猫が踊る。
上司の駄洒落に、猫が踊る。猫が踊る。
((最近私は、猫の鳴 ....
腰まで雪に埋まり
全身で空を指す暗緑色の矢印
風に翻弄されないしなやかな直立
透明を深める濃い青の奥から現れる
最初の星屑に
放射冷却を告知する
耐えているのではないが
嗤 ....
若いときはばちーんととめて封じておけた嫌なことや嫌な記憶
最近はゴムの紐が緩んだせいか
なかなか御し難い
皿洗いの時とか特に
あの時のあれよくよく考えたらまじ腹立たしい
むむむーな時に
....
お控えなすって
ご当家の 軒先の仁義 失礼でござんすが お控えなすって
障子より目玉だけ出しておられる お坊ちゃんお嬢ちゃんも お控えなすって
わたくし生国は 大海原 水界のはてに発します
....
言葉の連なりによって
生み出される
イメージやリズム
本当の詩人達の
問題意識が
今何処にあるのか
私は知らない
知る能力がない
それは音楽についてもそうだし
絵画についても ....
私の人生は失恋に彩られている。
どうしてこうなったんだろう。
何が災いしたのだろう。
もう恋なんかしたくない。
一生破れない結婚がしたいのに
どうして失恋ばかり引き寄せてしまうのだろう。
....
孤立は
人に頼り
人に甘えることからも
自分に頼り
自分に甘えることからも
自分を遠ざける。
孤独は
身体と自分を
感覚と自分を
感情と自分を
心象と自分を
思考と自 ....
右か左か迷う道
看板が 曲がってはいないか
平衡感覚は 失われては いないか
自問自答する瞬間は
何時だって 閉口するだろう
奥歯を噛み締めて
次の弾が来るのを待つ
弾けた姿は ....
○(注意)
人を注意することほど
余計なお世話になることはない
どうして注意しなければならない時は
こっそり注意することだ
鬼の首を取ったように注意するのは
逆効果だし恨みを買う
○ ....
誰もいない映画館
静寂味のポップコーンは無矛盾
映画泥棒は来ない
荒れ気味の画像に3カウント
見慣れた女性に抱かれた
地球儀のような赤ん坊が
見慣れた男性に
....
虹男の顛末 涛瀬チカ改め神坏弥生
虹が空に現れた日
男は空へと昇ってみたいと思う
飛んで、飛んで、飛び上がり
スプリングのテントに跳ねながら
高く飛び、回転を繰り ....
君と僕が
同じセーターを持っているのを
君も僕も
知っていて
僕が着た次の日に
君が着てくる
君と僕が
同じセーターを持っているのを
君も僕も
知 ....
痒みさえ
気にしなければ
白癬菌を嫌う必要もない
ピロエースなんか要らない
ともすれば
公衆浴場のマットの上を
裸足で歩き回ることで
見知らぬあなたと
ジュクジュクした
関係にな ....
海には白い波と澱んだ茶色の水中の飛沫がある
俺は鎌倉に一つ欠伸をした
都市は眠りに付いている
生活者にとっては好都合だ
週末の大手町に流れる旋律には音が無かった
響きも無かった
記憶だ ....
淡く蝋の塊と踊る 砂場の小鳥
何故か歌は地面で寝ている
畔で光を眺め 正しい黒を開く
酸を垂らし壁を飲み込む
虫がひっくり返り 山を取る
一つ目は斜め
二つ目は顏
三つ目はなく四つ目 ....
積み重なった埃が
本を燃すことなく
本のまわりに燃えてゆく
背表紙と虫殻を照らしながら
奥に詰められた本に影は無く
どこまでも立ち並ぶ棚だけが
爆ぜる炎に揺すられつ ....
打ち捨てられた傘が
雨上がりに閃き
嘘になった舗道は
まだ濡れている
それらに
名前をつけないでくれ
寂しい名を
束ねてからげた未来は
生木で火も点かず
....
悲しみはいつものモノローグ
ぼくらを蟻みたいに
地上に張り付かせて
ドローンと海鳥のランデブー
失われた歌と八ミリの海
城壁の跡と草むらの年月
雨降るせせらぎは ....
さっと
拾い上げて行く
まるで
風が
降り積もった粉雪の
上澄みをさらって行くように
わたしたちの
真実を
積雪の中に
置き去りにして
そうして駆け巡る冷風が
冬の
いたず ....
どんなににぎやかな街にでも
人一人いない瞬間はやってくる
まったく法則的ではなく
きわめてでたらめに
すべての人が消えるのだ
人のいない街で
電車は走り続け
テレビは映像を流し続 ....
ときはふらりとたちよって
触れるだけ触れて 去っていく
かなしみに火傷
体ごと持っていかれそうになる そのときに
飲まれては 足掻いて
手をさしのべるのはだれ
ふくふく小さ ....
あかりに頼ることなくあらゆるものを見つめようとする気持ちを覚えたのは幾つのころだっただろう?その瞬間のことは決して思い出すことは出来ない、たとえ自分の過去を洗いざらい探ってみたところで、その瞬間を見つ ....
小さな町の小さな家に
のっぽの君は生きていて
きゅうくつそうなテーブルで
ゆっくりポトフを食べている
小さな皿で二三杯
食べ終えると
君は背中を丸めて天井を見上げる
朝日の町の朝日の ....
巡礼のような瞳をした
サイレント・マイノリティたちの
胸に眠る想いの泡立ち
言葉たちがほのかな帆をあげて
ページの水平線をこえて
この岸に近づいてくるから
桟橋を差しだそう
世界 ....
自称詩人が
流れる、血の海に
錆びついた
鉄のにおいが、漂う
鳥は水の上に
平行のまま死に
羽の影だけが
大陸を目指す
騒がしい沈黙は、自称詩人の声
血を抜かれた屍の ....
ほやほやの猫が見られなくなって安心したので
今日はこのまま温泉に行こう
断酒しようとしたのは一昨日で
今日はウイスキーを瓶から飲んだ
体がほやほやしてきたので
良い気分のまま
猫を思い ....
それは
死ぬのが怖いからだよ
死ぬのが楽しいことなら
とっくに死んでいるよ
死ぬのが怖いから
痛い手術をがまんして
生きようとするんだよ
死ぬのが怖いから
耳は遠く
目はしょぼしょ ....
欲しいものがあって
それがただ単純に人間の女性の体だったりすると
人間の男性は品位や人格を疑われてしまう
から
人間らしくあるために
好きですとか愛してるとか
錯覚をしてそれを
オブラー ....
滅入る
ひ影
破裂音の
木像
(言葉なしで祈る)
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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