大きなすいかを切る
たくさんの三角に切る

先がとんがっているけど
みんなとんがりから食べる

たったひとつの丸が
たくさんのとんがり三角になって
赤いとんがり三角になって

ぐる ....
クルマは凶器になるから
クルマの運転手はまず
自分を運転できなくてはいけない
しかし自分の運転が下手なのに
クルマを上手く乗れるやつがいる
そいう人は世渡りも上手い
運の転がし方が上手いの ....
風になびく風鈴
風に逆らうライダー
向かい風はもちろん
横風も追い風とも闘う

風鈴のような人生を
オートバイで味付けする夏
空が空を掻き毟り
空はちぎれ ちぎれちぎれる
爪 柱 軌跡 鐘
傷の音 鳴り止まぬ 傷の音


舌の渦
声の洞
青の青の檻
空の囚人


遠い遠い 雨の色から
 ....
昨夜は寝ながら考えた
僕達は
円の中心を求めるように
いつも中心を求めている
星を渡る船に乗ろう

星々の充満する世界
満たされすぎて枯渇した地球を捨てよう

宇宙の風に帆を張って進む

資本主義を棄てて
傲慢な自我も捨てて

酸素欠乏の世界から逃げよう
 ....
きみがそばにいると いつも何もいえなくて
遠くからただ みつめるだけ

きみのことをおもうと むねがあつくなる

卒業でわかれることが わかっていても
なにもいえなかった 

きみがう ....
.

 伝言:〈先に、宇宙に居ます〉


2つの宇宙が語り合っている
互いの法則を探り合っている
何処までも飛びつづける
卵のような艇内に閉じ籠められて
一輪の華
がお互いに咲いて ....
わたしはわからない

わたしにはわからない

いのちやうちゅうについて

わたしはわからない

こころについて

わたしにはわからない

ひとをきめつけてしまうのに

よめ ....
キーボードの上で
テントウムシが{ルビ触覚=おぐし}を直している
ENTERの右の
7HOMEと8←との間
溝にハマった姿勢だが
寛いでいるようにしか見えない

{引用=どこから とか
 ....
君は知らないだろうよ
夜の向こう側には
大きなぜんまい仕掛けの
塔があるのさ

何の塔かってそりゃ
時をつかさどる塔さ
てっぺんには風車がついていて
時間の風を受けて
ぐるぐるぐるぐ ....
静かに暮らしたい
   
朝にはパンを焼き
夜には水を飲み

平日は黙って出かけ
休日は車を洗い

あまり欲しがらず
あまりいやがらず

その日あったことはすべて忘れ
一生の終 ....
移ろいの中で
影がゆれる

レトロな風に
吹かれて

アンティークを並べ
空へ

幸せは
あたりまえの中に
あるから

優しさにつつまれ
モノクロームを
見つめる
 思い出の公園でブランコが揺れていた。
 横浜に降る霧雨は仄かに青色で。
 なぜだか僕は独りぼっちで寂しくて。
 今在る幸せに気付く事も無かった。

 誰もいない公園で僕はブランコに揺ら ....
君に誘われて
始めることにした交換日記
続ける自信はないけれど

何を書けばいいのかな
悩んでしまいすらすら書けない

君は好きみたいで
楽しんで書いている
その勢いに飲み込まれそう ....
眼が赤いので
眼科へいった
診察して「お薬出しておきましょう」
と言われたので
「先生、原因は何でしょう」
と聞いたら
「原因はわかりません」
と言われた
原因がわからないのに
よく ....
風に乗り
真夏の匂いが立ち込める黄昏時
草葉に注ぐ夕日と影
蜩の声は空を舞い琴線に伝う
目に映るもの
聞こえる声
とり巻く全てのものに心惑う夕暮れは
束の間 平和だった幼い頃を思い出す
 ....
ねむれねむれ
首もとにうずまって
笑みを隠さずともいい
あたたかさに安心しているだけなのだから
きみとわたしのあいだにせんひきをよこたえるこたえないよこがおはひょうじょうのよめないくびすじにあせがひかってもひからなくてもひかれているきょうかいせんのかたいっぽうをつまんでとげをぬくようにひっぱりた .... 土地を貸してくれと
契約書を持って来た
見ると、借りる開始日は
電気の供給が開始された日からとある
それまでは無償で貸すようになっている
いつ開始になるかわからないのに
虫のいい話だなあ!
美しくもない 風が吹く
ただの風

もうすぐで明日
そこで吹く風は

美しくあるだろう
夕方

遮断機カンカンカン

電車がはいってくる

また

カンカンカンが鳴る

ひっきりなしだから

夕方

西瓜の温度がとまる

西空が黄ばんでいる

また
 ....

どこにいても吹き荒れるから
わだかまり続ける感情の
その 出口を教えろよ

誰かが歩いた感情分
誰かの心が泣き叫ぶ

誰かが泣いた感情分
誰かの心は休まり 眠れよ

どこにい ....
ぼろぼろじゃねえか

親にかるく棄てられて

金のためなら

人間扱いもしない連中にときどき殴られて

妄想にまどわされるな

普通、なんかないんだから

こんなことで凹むな
 ....
自分は、自分である

姿がなくても自分である
名前がなくても自分である
話せなくても自分である
死んでしまっても自分である

離れないのが自分である
自分でいて良いという証拠である
もう、盆を迎える
年のはじめに亡くなった
祖母のことをおもう
弔いとは何なのか
酒は酌み交わせないから
話を汲み交わして
そうやって
いっときの
なぐさめのように
祖母の生前 ....
どしゃ降りの中学校

俺のことが好きなあいつ

傷ついたものたちが着替えはじめる

野ざらしのソファに

自棄になって座っている


クズたちが責められる

擁護されるクズも ....
きれいに折りたたまれた生活をそれぞれが晒している
涼やかな風を目元にたくわえ、定めた先に澄んだまなざしを向けている
生あたたかさにはしっかり蓋をして、静かに四隅を整えて桐の引き出しに仕舞い込む
 ....
流された夜に
静かに呻く唄は
仄暗い水路に
ゆるやかに隠され
存在すらも
不確かな 憂鬱

トドメは 鈍色の刃で
煌めく 星の瞬きより
深く 突き刺さるよう
凍る季節を待ち侘び ....
卵の割り方を失敗すると
崩れた黄身と白身のバランスが
太り過ぎた満月に見える

その上に垂らす醤油の数滴は
血管のように浮いているけれど
いずれこの卵も消化されて
新しい血管に生まれ変わ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
真っ赤なすいか朧月117/8/13 10:16
運転手イオン017/8/13 9:24
風二輪1*17/8/13 9:24
ひとつ よせる木立 悟517/8/13 8:51
中心思考zenyam...117/8/13 7:27
流星の海倉科 然117/8/13 5:49
片想いst117/8/13 3:53
伝言 〈先に、宇宙に居ます〉[group]ハァモニィベ...6*17/8/13 3:21
わたしはわからない吉岡ペペロ117/8/12 23:19
真夏の夜の夢の手前ただのみきや12*17/8/12 18:30
夜と朝のおとぎ話三輪 農森217/8/12 17:31
ねがいやまうちあつ...117/8/12 12:33
帰らない日々星丘涙4*17/8/12 10:48
夢幻ヒヤシンス3*17/8/12 6:48
交換日記夏川ゆう117/8/12 5:25
原因zenyam...017/8/12 5:14
真夏の匂い忍野水香717/8/11 23:30
ねむりみぅと017/8/11 22:37
はなす/ひきよせる/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ0*17/8/11 21:59
太陽光発電zenyam...017/8/11 21:46
つまようじ017/8/11 21:09
夏夕吉岡ペペロ117/8/11 20:47
風と青春◇レキ0*17/8/11 20:20
未来があるから吉岡ペペロ117/8/11 16:52
自分つまようじ017/8/11 16:50
はなす/ひきよせるかんな1*17/8/11 16:35
自棄になって吉岡ペペロ317/8/11 16:01
私はその家族を見ている山人4*17/8/11 15:08
暗渠 ankyo藤鈴呼3*17/8/11 13:41
卵かけご飯ミナト 螢1*17/8/11 13:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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