笑顔の女の子が回る
心地よい音が奏でられる
美しい 非日常、なんていう
その場の感情に浸る

聞き入る 音だけでよくなる
笑顔で固まった女の子は回り続ける
女の子は意志を持たず音を奏でな ....
いや羽田空港か!
うん羽田空港じゃん
それ羽田空港じゃん
え!?もう?まだ?どこまで羽田空港なのよ!???
羽田空港を模したパネルディスカッションか!
羽田空港のウロコに立つアンチテーゼか! ....
{引用=夜明けのこない夜はないさ
あなたがぽつりいう}

懐かしい歌が
あの頃の私を連れてきた
そして今の私が唄うのを
遠い窓枠にもたれて
聞くともなく聞いている
夜のはてない深さと距 ....
思いついた言葉をならべ
魚の様に泳がせては眺め
それを繰り返していた

嫌な湿気が躰にまとわりつき
汗が流れ落ちる

手招きするように日は暮れてゆき
無為に過ごした日々

庭の向日 ....
消え入りそうだったんだ
夜明け前に
悪夢で目覚めると
孤立に窒息して
消え入りそうだったんだ

そんなとき
何気なく手を差し伸べてくれる隣人が居た

「水が欲しいんだろ」、
ってト ....
てんてきのひとの下を肢体が運ばれる
てのひらに濾過された空ばかり残る
てんてきのひとの上で黙るのは蛍光灯
だけではないという、ひとは
そっと告げた

やはらかに遺されて読めもしないことばは ....
君みたいな人間はクズだよ
テーブルに残された一枚の書き置き
肺が嘆くまで息をこらえて
金魚すくいみたいなプラットフォーム
はしゃぐ若者と自分の靴を比較する
「俺の笑い方、マニュアルに載るらし ....
サイレンが鳴り、正午を呼ぶ
けだるい声はアカシアの雨を歌い
直後に威勢ばかりで縁取られたシュプレヒコールが
アンポハンタイを叫ぶ
(アカシアの雨とは、どんな色だろう)
浸りすぎてしまった ....
大時計の針の上で寝そべる
空の瑠璃色を映す
湖の波紋が 夜の膜のように拡がってゆく
その浅い水の褥のうえには
夏に日焼けした物憂げな表情が
よりいっそうに青く映り込んでいる
その細ながい胴 ....
例えば水が滑り落ちる音

例えば瞬きする音

例えば呼吸する息遣い

例えば動き続ける心臓の鼓動

ゼロになって

ゼロになって

わたし、今、ゼロになって

まっさらな自 ....
ひかりの
衣擦れをまとう街の
瞼にぶらさがり
あそぶ足音をひろう
みずたまりで
しらんでは気化する羽根

はかなさを
みせびらかした彩りを
うとんでも
纏うばかりには剥いで
ちら ....
動かない川の水に、
漆黒と銀白の陰陽
濃密に混じり輝いている

対岸の雑木林、
淡い陽光に照らされ
そよとも揺れず
枝絡み合い重なる奥に
白い空間 ぽっかり開く

凝視されている気 ....
勾留されて取り調べを受けた。一日めでいちいち真剣に返答していたら体もたないことに気づいた。取調室に向かう際かならずロッカーを通る。そこでだけしばらく時間が潰せる。ロッカーのなかにノートを広げて今日のこ .... 画面の外の半分は淡い光で
覆われていた
手を洗いながらずっと
考えていた
冷たい風が金属製のゴミ入れを擦るときの
音のことを

スクリーンの前には誰もいない
ついに解くことのなかった結 ....
童話のように優しいあたたかい詩
読者を拒絶していると怒られる詩
多分どちらもたいせつ

甘い物と
お野菜
ほっこりとしゃっきりに感謝を

日常の大切さを素直に現す詩
心の風景を婉曲で ....
言葉の意味というものは
言った人の人格という文脈の中で
読み取れるものである
そんな気がする
この世がうごめく

求めればいい
欲望を

呑み込めばいい
欲するままに

生き急いでも
朽ち果てるのが定め

ゆれる時に怯えても
答えはひとつ

静かに生きても
華やか ....
あァ、
もうこんな時。
刻限を忘れるほど
夢中になっていたか

あっという間だった、なぁ。


顔上げれば一面炎のよう

夕日がきれいで
朱色に染まる体
泪は無色
なんで色付 ....
しろい光をうけて
まぶたを閉じた

過ぎ行く夏の
忘れもの

瓶の中の南の島に
寄せては返す波

貝殻に耳を澄ませば
懐かしい故郷の唄

星よりも遠い
あなた

面影を抱 ....
詩の世界に身を預けてからは
コンビニのアルバイトのように
今日はもう上がっても良いよなんて
言ってくれる店長はいない

写真家は撮りたい画のために
何年もかける時があるという

僕はそ ....
  湿りけのある
  くれないの緑の葉、
  あしもとに踏みしめていく
  いつの日か わたしは何故か
  あなたに抱かれていた
  撃たれるように
  撃ちころすように


 ....
  ずるい 壁のなかに
  流砂めいた音がしまって
  わたしへ近づいて こない
  明け方 俯き 烏龍茶をのみながら
  アンナ・カレーニナを読んでいるわたしへ
  響け おおきな ....
夫婦は人生のパートナーだ
二人で乗り越えてきたものが
どれだけあるかである
(ねむっているように、うつろに開いて
 よこたわっていても、私には見えてる)

瞬きで合図をくれていた
感情もなぜかくみ取れた
そんなにあふれていたんだね
枕元にたくさん落ちていたよ

 ....
真夏にふる雪をみたいと 
きみはいう

北アルプスの上高地へゆけば 
雪はみれるよ

とぼくはこたえる

きみは 
この高層マンションからみえる

みにくいものや
よごれたもの ....
反転した
薄暗い影の
なかに
取り込まれて
居た
なんだったかな
何処だったかな
うちゅうの窪みに
休らって
然るべき場所に確保され
受け留められて
ふんわりと明るみ目覚めた
 ....
かサなる ぱたぴシぽん かサねて がたぎシとん かサかサ ひたぺシぴん こんころこんのズん

あまあまのきみかわゆス まあまあのきみかよわシ まああまのきみはかなシ サぎょうスるひとは

げん ....
まもなく 新宿
まもなく 新宿

ぎゅうぎゅうの
中央線 快速 東京 行
8号車 4番ドアに
へばりついてる おれは
なんか
カップラーメンについてる
袋の中の液体スープの気持ち
 ....
口だけやんか
とか 言うけれど
言葉にするって
けっこう大事やぞ
言葉が引っぱってって
きみが信じきれていなかった
場所へ
夢、とか名付けていた場所へ
たどり着ける
こともあ ....
ご自由にどうぞ
ご自由にどうぞ


ビニール
骨組
ことばについて


朝 降っていたなら
さしたらいい
帰り晴れたなら
忘れていい


高級 ではない
暴風 勝てない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
オルゴールふじみやこ017/8/21 11:44
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夏の終わりにそらの珊瑚18*17/8/21 11:03
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アカシアの雨517/8/21 1:40
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中央線 快速 東京 行 8号車 4番ドアが開くもり4*17/8/19 22:51
コトアゲ5*17/8/19 22:49
鉛色野空3*17/8/19 22:31

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