そもそも人間は
電気が無くても何千年と生きてきたのに
電気が無いと生きられないというのは変だろう

生きるための労働が
電気を使うための労働に変わってしまった
電気が停まったら孤独死してし ....
陽が昇り
朝がやってくる
静かにやってくる

眠い目を擦りながら
朝ご飯を作り始める

朝の光
眩い光が
希望の光になる

昨日の嫌なことリセット
そんなことが出来る光

 ....
高台のクリーニング屋の二階はいつ見ても不思議だ
天文台のような半円形の屋根から
艦砲みたいに長い望遠鏡が伸びている
変わったことにその望遠鏡
仰角を向いたためしがなく
ずっと地面ばかりを向い ....
 炎の語る心のゆらめき

 炎が照らす暗闇の隙間

 光が揺れる
 
 影が揺れる

 心が揺れる

 吐き出す息にこたえるように

 揺れる炎が語りだす

 今日の想 ....
あまりにも
繊細な旋律が
誘う涙

時を止め
有無を言わさず
心を撫でる

愛を育み
寂寥を癒やし
歓喜を呼び起こす

温もりを撒き散らし
甘い響きが
空間を満たす

 ....
岩田は白田が主宰する同郷人会とは距離を置いていた。
もう親は鬼籍に入っていたから、故郷などもう自分にはどうでもいいような気がしていた。それと自分の後見人になってくれている親父さんが、この同郷人会を嫌 ....
りんごを手に
私は身ごもった
あなたという芯

むいても
むいても
行き着かない岸へ
私は漕ぎ出す
私は冒険者。

船人の恋
刃剥いて 時に

あなたの芯を
燃やしつづける ....
事故物件情報サイトを見て
げっ、ここでこんなことあったんだ!とか
あの事件、ここで起きたんだ!とか
デビューしたてのジョージ・マイケルのように
ウキウキしながら楽しんでいたのだが
ふと、
 ....
厚みのない平面
幅のない点
ゼロと無限
神様
宇宙
死語の世界
僕の不倫
花の音を振りかざし
薬の静けさを思い知る
夕焼けに並び
タケノコの春に帰依する
歌を歌わず
道しるべを横切り
扉を開けると砂煙が舞う
光の子 闇の子
いたちの背が
薬の横顔を畳む
 ....
キミが折った舟が
わたしを載せて
すべるように小川を下る
冬にさしかかれば
時間が凍らないようにと
祈る
どこへ向かっているのか
きけばよかった
それはたぶん大切なことだったのだと
 ....
多くの郵便物が飛び立ち、多くの郵便物が開封された。極秘文書や契約書、冊子に至るまで、この事務所は港のように吸い込んでは吐き出す。多くの人たちの人生の中枢がこの事務所に呑み込まれていて、人々は郵 .... 俺は妄想の中に希望を見出しているので少々の辛いことでも耐えられると思っていたが、妄想は所詮妄想で、辛いものは辛い。
叩かれると痛いし、しごかれると出してしまうよね。
何言ってんだと思うかもしれない ....
 頭の内側から小さな手が生えて
 目の玉を内側からひっくり返す。
 黒目が僕の脳内を観察している。
 まだ手遅れではない。

 頭の一部分を小さな手が刺激する。
 耳の奥からがさごそ音 ....
{引用=
つやのある蟻のような円らな瞳で、住みついている栗鼠のようにや
さしく微笑みかける。いま柔らかな月光によって冷ややかにコーテ
ィングされながら、か細く流れる川の音のようにやさしくせせらぐ ....
左の肩に少し寒さを感じる
凍えるほどではないけれど
風邪の前兆でなければいい

嗚呼、あの人が近いのか
笑顔がどうしても引きつる
左の後方が気になるのは

後ろ髪が引かれる想いを
い ....
悪左衛門の誕生を待つこと
それは誰も避けられぬ責務である

部屋の四方は障子で堅く閉ざされている
芋之助もそれを強いて開けようとはしない
薄ぼんやりした光が室内に差し込み
時折、障子に異形 ....
思い違いをしているのではないか

君は寝床に身を横たえているのではなく
もういつの時代に作られたのかも
さだかではない古い古い風呂桶の中に
身ぐるみ剥がされたままの素裸で
(しかも生温い蒟 ....
やあ、とふらり訪れ
古書店のカウンターに
腰を下ろし
ぶれんど珈琲を一杯

久方ぶりの店主の友は
外出中だけど
カップが空になる前に
間に合うかな?

じっくり苦みを味わうひと時に ....
先月までの重たい日々を
払うように

えい!


カレンダーを千切ったら
なんとまあ
「奥行き深い海の夕焼け」

ただの紙っぺらであるようで
されど紙っぺらであるようで

 ....
ディスクユニオンの池袋店で、
RCサクセションの「涙でいっぱい」のプロモ7インチシングルが、
98,000円の値が付いて、飾られていた。(桁違いではない。)
もちろん初めて見た。
買えはしない ....
未来ある若者の君には
去るものにすがりつく
色呆けた年増は
さぞ見苦しかろう

追えば逃げるは世の習い
わかっちゃいたのにしくじった
やっちまった
またやっちまったよ
追われた男は逃 ....
常に
最悪のシナリオだけは
避けなければならない

日本対北朝鮮との戦争
私の命に仕掛けられた花火
火をつけられて
打ち上げられた冬の夜空

大輪に咲いた花の欠片が
灰になってこぼれるように堕ちてくる
そんな筈はない

降ってきたのは雪
街はたちまち
雪 ....
事故物件掲載サイトを
覗くのが日課だ

さってと今日の新着は?
なになに?
2017年12月
横浜市港北区パンジーヶ丘5-21
ラヴィアンローズ港北4242号室
60代の自称詩人
首 ....
思い出が傷跡に勝ることはない
喜びが悲しみに勝ることもない
その逆を高らかに歌いたいのか
荒れ狂う波を逃れて舞い上がる
喜びの 幸いの 愛の翼を
だが日々萎れて往く切り花のように
全ては古 ....
相変わらずの無愛想。
誰が口でするだって。
仲間に報告。
寒い喫煙所。
俺は禁煙中。
忙しいから先に帰ることが多くなりました。
残した仕事はハイエナどもが処理するんだって。
もの好きです ....
 
樹林帯の中の一本のブナの木に粘液の足跡を残しながらその大蛞蝓はたたずんでいた。
雨は樹冠から大木の幹をつたい流れている。
大蛞蝓にとって、雨は自分の分身のようでもあり、慈雨の恵みなのかもしれ ....
どう返事をしたらいいのか
分からなかった
だから聞こえなかったふりをした
残酷さを認識しながら
どうしようもなく
謝ることさえできなかった
すべてを過去形で
文章に書き出しても
拭うこ ....
空間の奥行を描く想像力
創造力には長けていないから

せめてもの思いで
脳味噌フル回転
せめてもの思い出作りに奔走中

ここは何処
コンビニが入るの
何だろう セブンかなあ ロー ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
感電社会イオン2*17/12/30 9:08
夏川ゆう217/12/30 5:17
望遠的カレイドスコープ一般詩人-117/12/30 2:46
キャンドル佐白光017/12/30 1:14
円舞曲は終わらない坂本瞳子017/12/29 23:23
血の騒ぎ吉岡ペペロ117/12/29 20:47
祝恋歌マリア・ブル...017/12/29 19:01
気づいてしまった花形新次017/12/29 18:11
考えられないものzenyam...017/12/29 16:31
光の子 闇の子カッラー217/12/29 14:26
紙の舟そらの珊瑚13*17/12/29 13:28
仮構葉leaf117/12/29 12:04
20171229_work0000@poetryNaúl117/12/29 9:36
未来ヒヤシンス2*17/12/29 6:15
ダフネー2本田憲嵩817/12/29 1:42
意地っ張り坂本瞳子017/12/28 21:58
悪左衛門春日線香217/12/28 21:21
思い違い1217/12/28 21:20
古書店のカウンターで服部 剛317/12/28 20:27
カレンダーの絵117/12/28 18:19
年の瀬2017はだいろ017/12/28 15:17
_faik217/12/28 12:32
代理戦争zenyam...017/12/28 5:48
眠れない夜はこたきひろし117/12/28 0:41
私の日課花形新次017/12/27 21:55
哀しい宝物ただのみきや7*17/12/27 20:11
20171227_work0000@poetryNaúl117/12/27 17:57
大蛞蝓山人6*17/12/27 17:55
鏡の向こう側坂本瞳子017/12/27 13:00
なんにもない藤鈴呼0*17/12/27 9:13

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