朝夕爽やかな空気が
漂うようになった
朝日を浴びながらの散歩が
とても清々しい
この間まであんなに嫌っていた太陽光が
今は快い
家庭菜園の大根の芽も
これから日増しに大きくなっていくこと ....
光とともに影が伸びて
大いなる光に包まれながら
影が大きくなっていくのを恐れていた

光には目に見えない強さも含んでいたが
目に見えない影の部分も連れてくる
影におびえ、光に憧れ
一体ど ....
テーブルの上に置かれた瓶は
水滴を纏っていて
中身の冷たさを誇張している

だから触れてやる気にはならない
陽に照らされて温くなるがいい

酸味も消失し
不味くなったらいい

それ ....
七色の満月に
よりかかっている

骨になり泳ぐ魚
軽すぎて命が冷たい
星座になりきれなかった
群雄たちの成れの果て

七色の満月に
よりかかっている

眼鏡をはずし
からめるさ ....
いつだって冷たく
ほどけていたかっただけ

夢の
ぬいめをほどく夢を
みている
きみのまぶたを縫う
針をはう
つきあかりを
しらないきみの
すこやかな呼吸の
灯したひかり
ほど ....
眠れぬ夜
友人にLINEで謝った
あの時は理解してあげられなくて
ごめんね
あなたの気持ち
今はよくわかるの


流れ星を見つける間もなく
返信が届いた

「わかればよろしい
 ....
ホームできれいな音楽を聴く
レモン色の飲料を飲む
すぐに身体の一部となる

目的地が分かって
最後の挑戦だと手を伸ばす
誰も知らない朝と少年

バスに長時間乗り
黒いシャツを着た人々 ....
月の見えない夜に川岸にいる
水面にはさかさまの空が微かに映っていて
まるで鏡の世界にいるみたい
水の音に耳をすませば
鏡の向こうから声が聞こえた気がした
月は、地上から見えなくたって雲の ....
わたしが
単に私で在る
時、
わたしは世界の一点
世界を占有せんと世界に挑み
わたしは限られた一点に住み込み
限られた一点から世界を眺める
(どけ、そこは俺様の場所だ!)

わたしが ....
友よ

きみはなぜ
となりの部屋で
刃を研ぐのか

なぜその音で
威嚇するのか

たしかに
過去にいろいろな
出来事があった


友よ

きみはなぜ
となりの部屋から ....
落日 悲しみ 

盲目 真っ暗闇

充血した満月 不穏に包まれる
白い頬 浮かび上がる
それは獣の呟き
孤独 
嫌われ者が背中を丸め眠る
閃光
現実から覚め ....
重い重い
今日の気分はいかが?

私はちょっと一息でほっ~
転倒した時のあばらのヒビも完治

目まぐるしく過ぎた
五十代前半

何か始めたい
五十代後半

そんなことを思いなが ....
なみたつバイオリズム
無数の引っ掻き傷が欲しがっている

ドン・キホーテも笑っている
喜劇の様な悲劇を演じては
燃え尽きそうな小さな乏しい石の塊

過去の幻影に囚われ
欲求が満たされぬ ....
削ぎ落とす
底の底に行き着いた今
削ぎ落とす
要らない脂肪
要らない欲望
要らない思い

もぐら叩きだ
底の底で
削ぎ落とす、また削ぎ落とす

私が在る処の私で在るために
私が ....
僕の田舎の人たちは
率直で
思ったことをすぐ口に出す人が少なくない
道で会った瞬間に
「あら、顔色が悪いねえー」とか
「あら、太ったねえー」とか
「あら、はげたねえー」などと
思ったこと ....
「悲しみって 日替りね」
少し軽めの春の陽気がつぶやく

金色の教室で新しいサヨウナラを見つけた
無人の机は古びた傷を刻んでいた

君の挨拶もサヨウナラとつぶやいていた

悲しみの言 ....
すこしまえのわたしは、やっぱり今よりも数倍甘ちゃんで
きっとなにもわかっていなかった

今になってそれを思う

すこしまえのわたしは、いまよりもまだ、まだ、希望を抱えていたんだ

本当は ....
脱出できずに苦しんでいた時もありました
声を出して 逃げ出した朝もありました

何時だって 
起き出して 打ち震えた瞬間に
支えてくれる腕に 
安堵の溜息を
漏らしていた気がしていま ....
壊れていく
粉々に飛び散り
破壊されるプライド
拾い集め掌に載せ憐れむ
ここまでか
俺の求道もここまで
これっきりか
困惑と戸惑い
諦めと終わりの影が
追いかけてくる
負け犬だ
 ....
まぶたの裏に咲く桜
遠くまでいけなかった足さきが
ようやく幹に触れる

よいのやみ
想い出を負ってしなる腕から
にじみだしていくほの白いあかりは
去っていった人のみちすじを辿るように
 ....
暗く独りの自慰行為
ため息 喘ぎ 泣いてみる

何かに動かされ 操られ
強張る笑顔に痛いモノ

乱れた衣服をボロボロに
引き裂く下着が 体を縛る

冷たい汗に溺れて 濡れたシーツ
 ....
トマトが赤くない
それだけでためらう
夏じゃないことを知る

売り場にて
おひとり様むけのパックをつかむ

日曜日に家族の群れの中を泳ぐ

ふいにこどもの泣き声がする
おかあさんの ....
わたくしがもし、嫌な気持になったのなら
わたくしは、きっと嫌なものに影響されているのだ
足の先から爪の先まで
心地よいと思うものに身を浸していれば
きっとそのような思いにはならない筈
こころ ....
暑くも涼しくもない
温い夕暮れが始まり
秋の気配が漂う

雨の匂いが充満し
風が強さを増す
嵐の前の静けさは
不気味なことこの上なく
薄暗い雲よりも
私の心がざわつく

今宵は月 ....
ピアノの旋律果てしなく
残響が耳に残る
盤上の謎が解き明かされるとき
果てしのないカオスが氷解
たて糸とよこ糸が交わり
タペストリーを織りなす
人はどこへ向かうのか
帰りのない道
君が死んだと思うことにした
思い出は過去の金庫にしまって
これからはその貯金で生きよう

美しかったと憶えているのは
君の前歯と爪の形くらい
優しかったと水増しするのは
僕が愛されたと言 ....
どうしようもないので
あたしたち
核武装しようと思います

イヤなんです
本当はイヤなんです
出来ることなら
持ちたくなかった・・・
お金掛かるし

でも仕方ないんです
持つだけ ....
半透明なガラスのような水の膜
その向こうから覗いているのは、わたしの目

何故生きているのですか
そう尋ねているわたし

未来とか将来とか一生添い遂げる人とか家族とか

そこにはそれら ....
隙間だらけのノイズに
剥き出されていく
骨も皮も肉も内蔵も
全て剥き出され
神経だけになる
鏡の神経だ
隙間だらけのノイズに
内も外も映し出し
シェイクさせる
鏡の神経だ

魂の ....
夜、あなたは夢と現実を行き来する
目を瞑っても、光が見えるのは何故だろう
あなたの瞳のなかを星々が流れ
夜空は瞼を閉じた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
白秋zenyam...117/9/5 7:44
存在の証明電光石火317/9/5 1:12
意地の悪い坂本瞳子2*17/9/5 1:10
秋の星座秋葉竹3*17/9/5 0:06
ゆめのぬいめむぎのようこ317/9/4 22:49
スタンプしょだまさし217/9/4 22:14
白夜[group]ふるる6*17/9/4 21:03
月夜水宮うみ4*17/9/4 17:33
魂の風〇変容ひだかたけし717/9/4 17:31
友よst217/9/4 15:39
盲人星丘涙8*17/9/4 14:35
重い思い五十代半ば過ぎminomi117/9/4 6:51
引っ掻いて生きる星丘涙3*17/9/4 6:47
削ぎ落とすひだかたけし3*17/9/4 6:15
すぐ口に出す人たちzenyam...017/9/4 5:53
教室秋葉竹2*17/9/3 23:31
足りないもの 引き合うもの 水菜217/9/3 22:54
夢だと解っていながら藤鈴呼3*17/9/3 22:22
俺の青春星丘涙3*17/9/3 22:02
さくら小夜517/9/3 21:32
オナニーkino12...117/9/3 21:26
日曜特売朧月317/9/3 21:22
きらめき水菜117/9/3 20:43
化けの皮は剥がれることなく坂本瞳子017/9/3 19:38
旋律みっちー217/9/3 19:34
覚醒シンドロームミナト 螢117/9/3 18:57
本意ではない花形新次017/9/3 17:55
水菜317/9/3 17:40
ロックンロール(改訂)ひだかたけし3*17/9/3 17:28
水宮うみ0*17/9/3 15:42

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