俺の細胞のひとつひとつには毒素があり、それが血に混じり体内組織を循環することで意味となる、通過した後の内壁は微量の劇薬に炙られたように荒れて、真白い泡を吹き上げる、それは流れに巻き込まれて同じよう .... ベイベー

まどろむ沿線が歪んでも

引き裂かれて流す涙とか

カモンベイベー

そんなもん毎晩愛苦して


どっかに突破したい

脳だけじゃ我慢ができない

こっから突 ....
ひたすら
ひたすら

鬱々と

ざらざら
ぐらぐら

眩むほど

身体と
思考と

分離して

何も
手につかず
何も
纏まらず

ただ

ただ

秋月 ....
今日も
満員電車に
ゆられていく

わけのわからないまま
頭をかかえ
ゆられていく

何処へ
ゆくのか
何処へ
辿り着くのか
わからない

何処までも
ゆられていく
幸 ....
紡ぐ 紡ぐ 紡ぐ

言葉を 思考を 心を

けれど けれども

伝わることは ない


それでも

それだから

届けと

届けと

投げかける


声を 思い ....
雨烟る通学路
薫る金木犀
雫の水霞
女王すら姿を隠し
主役は小さな夕焼け色

純朴では 無いかもしれない
派手と 笑われたこともあった
それでも 貴方は
この香が好きだと 

 ....
 少し熱を持った雨に阻まれて
 会えなくなったのは、いつからだったでしょうか
 指先に絡むあたたかさが
 離れていくのに耐えられなくなった
 そのときからでしょうか
いいかみんな
この会議室に人がいるだけで
暖かくなるよね
人間は一人あたり
電気ストーブ100ワット分の
熱を持っているんだ
でも、どうだこの寒い空気は
100ワット分の情熱を
君たち ....
眠れぬ夜はごそごそと
布団の中で詩を紡ぐ

眠れないのは何のため
眠れないのは誰のため
眠れないのは我のため

嫌なことがあった日に
しっかり眠ると嫌なこと
しっかり記憶に残るらしい ....
この灰色の朝に
雨滴の落ちる
葉から葉へ
落ちた雨滴
つーぅと滑り
拡散して消える

繰り返し繰り返し

靄の中へ
手を振り
消える
君の姿
一瞬見え
はっとして
ベンチ ....
恋人どうしなら

いくらケンカをしても
そのぶん仲良くなる

でも 
あのひとには通じないね


恋人どうしなら

だまっていても
お互い わかりあえる

言葉より 大切な ....
6月23日

  このからだのなかに
  ながれているものが
  うそ
  にならないように
  てをあわせます



また、6月23日

  ことしも
  まだなんとかひと ....
風邪を引いたら桃缶と相場が決まっている家庭で
炬燵に蜜柑を乗せる程のステータスには包まれなくて

冷風を待ち侘びながら真夏に食べた冷風麺は
かの土地で「冷やし中華」と呼ばれた風

素材 ....
ロバートは売れない小説家
それでも彼は諦めない
波乱万丈の人生が
彼を大人にしてしまった

ロバートは少々太り過ぎ
誰も指摘する人はいない
ざらざらの肌と黒い巻き毛
見栄えのする外見で ....
中学に入学して初めての定期テストの順位は、中間だった。
わたしが中学生のころもゆとりのお兄ちゃんが中学生のころも学年順位は知らされなかったように思うのだけれど。

わたしが夏に入院するので、検定 ....
ヒラリヒラリと舞う花も
雨に濡れて くったり萎む時間帯

朝顔 昼顔 夕顔と
ずっと眺めていられないから 美人は得なのね
印象的だから
すっと視界に入ったまま
脳裏の奥深くに蠢いたま ....
消灯となり暗闇が部屋に訪れ
僕は何だかやっとほっとする

静けさと魂が交流し始め
一日の緊張を解き放ち

別の世界の扉が
おもむろに
開いていく


意識の奥まり記憶のすぅっと薄 ....
はなしたいはなしたくないはなしてよたわむれにつきはなさないねこ〈小品四篇から成る戯れ〉


通じない話:psychopathy

話したい
話したくない離してよ
戯れにつき
離さないね ....
僅かに傾いた椅子が軋む
陽溜まりから肋骨を取り出し
沈んでゆく西日を突き刺し
半熟卵の月を呑み込んだ

蛇の鱗を舵に襞は薄く透き通る
大きな川の真ん中で溺れ
死んでゆく指先の硬化された皮 ....
ブラッディー・メアリーという酒は

ある特定のメアリーの為に作られた酒だ





 ....
{引用=ひび割れ}
雨音は止んだが
雨はいつまでも
乾くことのない冷たい頬
満ちることも乾くこともなく
ひび割れている
  悲しみの器



{引用=天気雨}
泣きながら微笑むあ ....
感覚は嘘をつく
並べられた机
共に歩もうとする人間のリズム
時の香りに染まった絹の色は
明るくもあり暗くもある

高揚の時代の後にあった一つの遭難
女の目から精神は奪われていた
重かっ ....
男だって泣いていいのに
今すぐに泣いても不思議はないのに
見てるのつらいから
気持ちに素直になってほしいのに
君は俯くこともせずにまた
見上げて坂を上り続ける
瞳が憶えているのはきっと
 ....
エアコンの音が 今日は聞こえていた
心の声が そこらに響いてた
笑える話は 1つも聞こえずに
愛されたいとか 死んでしまいたいとか

この際全てを 感じられなくなるくらい
頭が狂えば... ....
教えてください
あなたの一番優しいところを
教えてください
あなたの一番疚しいところを
教えてください
あなたの一番嬉しいところを
教えてください
あなたの一番寂しいところを
  
 ....
猫と月は
もともとおさななじみなのに
とおく離れてしまって
それでも
月の胸に猫の痣があるように
猫の瞳に月がいる

ぼくがおきているあいだは
そっぽ向いてるのに
眠りにつくころ
 ....
実存は講壇で論じられるものではなく、勤労の現場で生きられるもの。勤労者は自らの青い実存を社会にさらし、不条理の網に引きずられている。「仕事には筋と理屈があり目的に向かった体系に沿っている」その哲学 .... どんなことにも限界はあるけど
それは恥ずかしいことじゃない
立ち止まれない時もあるけど
それは恥ずかしいことじゃない

限界を知らないのは無償の愛だけ
とどまることを知らないのは無償の愛だ ....
ある日かわいくていじらしいおさかなが

つりぼりで

おとなたちがおとした針にくいついていました

かわいいけれどまずそうだったから

おとなたちは糸をきってしまいました


い ....
政治家は
選挙の時だけ
ぺこぺこ頭を下げる
政治家は
選挙の時だけ
握手を求める
政治家は
選挙の時だけ
夢を語る
政治家は
みじめなもんだ!
とおじいちゃんが孫に話していた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ブリック・バイ・ブリックホロウ・シカ...2*17/10/15 21:38
愛苦吉岡ペペロ417/10/15 21:16
秋月夜綠春317/10/15 21:16
ゆられてゆく星丘涙4*17/10/15 21:07
呼 途 葉綠春117/10/15 21:00
秋霞117/10/15 20:51
七夕中原みのり117/10/15 20:42
情熱100ワットイオン2*17/10/15 13:25
寝返り詩人3*17/10/15 13:24
雨滴(改訂)ひだかたけし517/10/15 13:24
すべてが変わるst017/10/15 13:23
フラグメンツ/連音[group]AB(なかほ...10*17/10/15 12:08
辛夷藤鈴呼1*17/10/15 11:42
ロバート無限上昇のカ...617/10/15 10:44
良かれと思って言わせてもらえば鵜飼千代子6*17/10/15 3:06
鮃  ひらめ藤鈴呼2*17/10/15 1:14
緊張と弛緩〇至福の静けさひだかたけし617/10/14 21:35
猫が月と会話をするためのいくつかのピース/即興ゴルコンダ(仮 ...こうだたけみ1*17/10/14 21:18
冬籠り黒崎 水華217/10/14 21:05
グレープ・フルーツ・サワー・ブルースTAT217/10/14 19:20
秋の雨/感傷として 五編ただのみきや16*17/10/14 16:08
時代鷲田017/10/14 16:05
君が立ち止まる時もっぷ317/10/14 15:59
消えずに流れていけよ颯太@0*17/10/14 14:19
聖教育やまうちあつ...117/10/14 13:49
猫が月と会話をするためのいくつかのピースAB(なかほ...5*17/10/14 13:04
一職員葉leaf117/10/14 13:01
アガペー無限上昇のカ...317/10/14 11:52
つりの糸吉岡ペペロ217/10/14 10:42
立候補者zenyam...017/10/14 8:41

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