僕は今日も生きている
理由はわからないが今日も生きている
明日はわからないが
今日も生きている
オギャア!と産まれてから
ずうっと生きている
よく生きてきたなあ!
あと何日生きるかなあ! ....
眠気に負けそうになりながら
家族の帰りを待っている
予定の時間はとっくに過ぎ
心配をしながら待つことしかできない
連絡しても
おそらく返事はないだろう
1人で遊び歩いているはずもない

 ....
洋装に日本髪といえば
私の妻のことだ

成人式で初めて結った
日本髪が勿体ないとの
母親の口車に乗って
ジーンズにロングコートに
日本髪の出で立ちで出社して
更衣室で同僚数人がかりで
 ....
 繰り返し呟くみたいに大きな空を描く
 風は大地連れ
 音楽をのせる
  空は暮れ

指に挟んだ紙を隣に渡す
過ごした時間に名前をよびかけることはない
風は雲を連れて暮れていく
 ....
題名のない詩には、名前がありませんでした。
題名のない詩は愛されました。題名がないというだけで、読者にとっても、作者にとっても、なんだか特別になるからです。
題名のない詩は、名前が欠けているという ....
テーブルに前歯が
激突して以来
目が少なくて泣けない
浜辺では泣けるのに
だし汁をとって飲んでは泣く
海猫が遠くで鳴いて居る
マーダー(殺人)事件は近すぎて
テーブルにはマークが記される ....
鉛を擦った袖が
すっと高い
青空にひらめいて

手を振りかえすと
穂波へ消えていった
あなたを
好いていたんです


あなたの骨の中には
あの青い光が詰まっていて
きらきら き ....
あと何分で着くのか
うなじに尋ねる

水辺で死ぬ と
予告されたひと月前
の雲を抱えている
やさしい人たちが
みんな一斉に
難民になる島で
私は呑気に
ひたすら食器を洗った

 ....
労働というものは
自然界のように複雑で
神秘に満ちている
今日俺は法務省人権相談窓口に行って
パワハラの件など相談してきた
ところが法務省というものも
労働と等しく複雑で
不可思 ....
秋の横顔は
暮れる空を向き
旅立ってゆく鳥の影を
ただ見送っている
あなたも早くお行きなさい
手遅れにならないうちに、と

バスは来た
回送だった
けれどいったいどこへ戻るというのだ ....
ふだんは疎遠でも
連絡すれば
パッと心と心がつながるのが
心友である
白い湯気が十二月の肩をやんわりと叩きます
あとでお疲れ様でしたと
家内の肩でも揉んであげようか
大晦日が近づいてもゆっくりとしていられず
首から上はいまも世間に見られている気がする
 ....
 守りたいもの

 大切だと思っている人

 大切なもの

 大切な記憶

 守るもの

 現実の出来事

 感じる心

 消し去りたい記憶

 守り続ける

 ....
仕事もテストも駆け引きも

さいきん連戦連敗だ

もう少し若ければ

人生を投げ出してしまいそうなくらい


生きてきた自信かごう慢か

叶わないことに慣れてしまったってことか
 ....
たまに全てが幻だったかのような
ふわりとした感覚に包まれる
部屋の隅に置いてある
明らかにひとつ趣味の違うクッションが
あなたという日々を確かなものにする

寝起きがすこぶる悪く
 ....
安心やよろこびというものは

じつに居心地のわるいものだ

だから不安にもなるのだろう

不安や悲しみというものは

だれにとっても心地いいものなのだろう

だからいちいち

 ....
伝えようとした
なんども 白い指先が

――風のすべり台
    すばやくくぐって

  冷やかさ 
    保てず

      触れるや否や
   潤みほどけ

数えきれな ....
一寸先も闇だった
夜空から月も星も剥がれ落ちて
真っ暗な闇のなかに
いきなりサムライが現れて
刀を抜いてきた

人通りの絶えた道で
先を急いでいた商人は
足止めされて
殺気に身を構え ....
加害者側は親族一同
名前晒されようが
石投げられようが
とんでもない殺人鬼の
親族である以上
仕方ないっちゃ仕方ないが
とんでもない殺人鬼の毒牙に掛かって
無惨に殺された上に
連日連夜 ....
その日は朝から

私は悪魔と双子のパズルを解いておりました




けれども中々解けずにいる私を見るに見かねて

 ....
イージーオープンがイージーでない
ひとり笑って寒くなる
目が覚めてすぐ目が西陽にやられて
ちかちかしながら
インターネット動画を見続ける
朝ごはん昼ごはん晩ごはん
昨日の夜も風呂に入らなか ....
「正治、俺は天皇陛下殺しに行くで」と
僕に話しかけてきた
そのおじいちゃんの話を聞き
「今は警備が厳しいから
警備が緩くなったら教えるわ」と答えた
おじいちゃんは
「わかった、正治」と言っ ....
後何日かなと考えていたら
悲しくなっていくよね
僕の命
そして生まれてくる命も必ずあって
輪廻転生も捨てたものじゃないと思えば
この世界はいつも忙しい
ここはひとつ何もかも忘れて
詩 ....
毎日 生まれ変わっては
新しい私になる
何度でも死んで
何度でも生き返る
古い私を脱ぎ捨てて
新しい私を生きるのだ

新しい私は
昨日まで勇気がなくて
できなかったことをする
失敗 ....
顔をうつ伏せたままでいよう
もう少しのあいだ
ズルいけれど
ほんのもう少し
このままで
カミサンの小言は
聞き流そう
世話好きなカミサンは
小言好き

カミサンの小言は
聞き流そう
幸せなカミサンは
小言好き

カミサンの小言は
聞き流そう
カミサンが口をきかなく ....
ああ欲望の塊を見せるなよ
のせられて のせられて
ノボセアガル飛行船遊覧船待つことに慣れた旅人まがいの会社員
本音隠さず怒鳴られて 首
飛んだ

それを受け取ったのが叔母
捨てられて 捨 ....
船は急ぐ
港への帰路を
引き波たてて
薄暗くなった
海岸に
一つ
二つと
明かりが灯る
薄暗くなった
空の中
一つ
二つと
星が灯る

引き波が
音をたてて
通り過ぎる ....
ミサイルが空を行く
ここでは落ちないけど
どこかに落ちるのだろう

空気が冷たくて
少し湿ってる
息を吐くと白くなる
まぶたがひきつる

バイクの排気音が空気に混じる
枯葉が風に流 ....
人はそれぞれに明日を抱えている。
その比重に耐えられなくなる夜もある。
しかし海底に光り輝く星明りを頼りにし、夢も見る。
あなたが希望の星だから
私はここまで歩いて来れた。
行き着く先がどこ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生きている不思議zenyam...217/11/17 6:40
おかえりなさい無限上昇のカ...117/11/16 23:27
日本髪花形新次217/11/16 20:25
_雨へのダブリ...217/11/16 20:01
題名のない詩水宮うみ2*17/11/16 19:33
リアル間村長317/11/16 19:27
印あかり12*17/11/16 18:22
時間が散らかる伊藤 大樹317/11/16 17:45
冬が迫りくる日に葉leaf317/11/16 11:43
バス停そらの珊瑚18*17/11/16 11:04
心友zenyam...117/11/16 10:24
視線乱太郎817/11/16 9:34
守るもの佐白光117/11/16 0:21
いのちを数えて吉岡ペペロ717/11/15 23:03
あなたという光AquAri...217/11/15 22:59
人生に意味など吉岡ペペロ417/11/15 22:26
嘘の種ただのみきや14*17/11/15 22:26
断崖こたきひろし217/11/15 21:00
被害者家族にはなりたくない花形新次117/11/15 20:51
川向こうの大火 2TAT1*17/11/15 19:01
イージーオープン奥畑 梨奈枝417/11/15 18:34
おじいちゃんの密談鶴橋からの便...417/11/15 12:59
たまにはベンチに寝転んで乱太郎517/11/15 12:17
生まれ変わる無限上昇のカ...217/11/15 10:13
下向きな気持ち坂本瞳子1*17/11/15 9:19
小言zenyam...117/11/15 8:32
20171115_work0000@poetryNaúl017/11/15 8:31
防波堤の暗転北村 守通217/11/15 0:59
落ちてしまうopus117/11/14 21:43
今日の岸辺マリア・ブル...017/11/14 21:36

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