足元がおぼつかない
転んでしまった方が楽そうだけれど
目眩だって吐き気だって
軽いとはいえしていて
倒れてしまいたいのだけれど
なにかがそんな気持ちにブレーキをかけて
だからといって気丈に ....
いつもおれは偉そうだ
うでを組んでふんぞりかえってる
そのくせひとに親切ときてる
その親切が
おれの思い通りいかないときは
あきらめたり愚痴ったりしている
こんなお ....
体操の話で
バスケの買春はどこかに
消えてしまった
ましてやボクシングなんて
影も形もない
居合の段がどうたらこうたらは
誰も覚えてすらいない
マスコミのバカさ加減には
呆れる他な ....
ドンドン!
ピンポ〜ン ピンポ〜ン!
「語彙保護団体」と名乗る人達が
ズカズカと上がりこんで
私の膝の上でスヤスヤと寝ていた
「凡庸くん」と「平凡ちゃん」を ....
君に会えると
言った後で
君に会えないと
嘘付く花びら
たんぽぽの
輪郭が消える頃
夜はスカートの
下に潜り込み
君に会えるまで
数えた黄色の
長い爪を集めた
花占いが
....
九月になったら
もう
その話は終わりですか
大きな嵐がやってきたので
今はそのことで精一杯ですか
そんな風にして
歴史は錆びついていくのでしょう
その時代を生きてきた人たちが
一人 ....
ずっとずーっと待ち受けていたよ。あなたが流した髪も水も薬も全部。なにを捨てたか忘れられるように、まちがわないように、いまだにひやっとする時もありますが、おおむねあなたの空がいかめしい顔つきになる前に、 ....
○「ガン」
もらった命という人は
いい医者との奇跡の出会いがある
○「カミソリ頭」
何か気にさわることがあると
理屈で相手の心を傷つける
○「自我」
自分はいつも正しい
自分は ....
まだ暴れたい人なんているんですかって
いるらしく
やだ~無限のリビドーじゃないですかぁ~
謎は存在しない
故に冒険も存在しない
僕であればそんな気持ちにもなるが
彼らは違う
謎が ....
あなたが眠るそのまえに
少しお話ししませんか?
あなたが眠るそのまえに
あなたのお話し聞かせて
もらえませんか?
なにもなかった今日を
昨日に飛ばし ....
左足が小さくなったのだろうか
どうしてもスニーカーが脱げそうになる
なんとか必死に踵のところで
抑えつけるようにして
やっとの思いで引きずっている
右足はそんな様子はちょっともなく
スニー ....
足、を、曲げて動かして歌う。
ラブ、足をまっすぐ動かそう!やろう、
腰から下の二本つきだしたかたち、ゆっくりと持ち上げて、
しなやかにゆるやかに、
地面にまっすぐ動かそう、かな、お姉さん。
....
鏡に飛び散る
灯りの欠片
黒の駒 黒の盤
目から胸から
誘われる水
想い出したように
音は湧き上がり
忘れたいかたちに
曇は泣きはじめ
うたも光も ....
背の高い人が
腰をかがめると
近付いてくる
唇のラインは
口に咥えた
タバコの煙を
手紙のように
渡された気がして
君の目を見たから
動けなくなる
互いの姿を浮かべて
....
子供の自称詩人、虐待の可能性 東京女医大発表
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三歳までに自称詩人予防接種を WHO
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新種の自称詩人発生 全身から出血、死亡も
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今の朝ドラの主役は
新興宗教顔だなと思った
ちょっと前に改名して
宗教活動を前面に押し出した
若い女優と共通点があるような
気がした
どちらも鼻フックしたくなるような
鼻をしてい ....
○「財布」
財布の中は
紙幣わずか
ポイントカードはたくさん
○「悪気」
人の悪気は
受けないで
さらりと流そう
自分の悪気は
とどめないで
さらりと流そう
○「テレビ裁 ....
悪の力について話すと、まずそれは人類が築いた膨大な量の知識であり、科学であり、文明の礎である。たぶんそれらは真の神を必要としない、もしくは、「悪そのもの」の究極の姿が‥‥いや、ちがう。むしろ「悪そのも ....
労働が好きなわけでもないが
拘束服よりは一生作業服でいたいとおもうのだ
新橋の夜にあふれるビジネススーツの残り香もきらいではない
酔っ払って誰かを吊るし上げるのも素敵なレジャーにはちがいない ....
俺はストーカーでDVで
寝てるときうんこをよくもらすし
ホモでロリコンだと言うと
女たちは俺から離れるどころか
面白がってついてきてしまう
よくない傾向だ
宇宙 ....
宇宙は複雑な関係式でできている
だから俺がこうだと思ってやったことなんて
いつも世の中では弾かれてしまう
蟻が泣く
蟻が来る
それはルービックキューブにとてもよく似て ....
じぶんが寝ているということが信じられない
あんな無防備な時間があることを正視できていない
やり過ごしてしまって真正面から受けきれていない
睡眠が伝えていることに耳を澄ませていない
....
指先に灯るのは
青い炎
振りかざしても
消えはしない
硝子の向こう側で
脆弱な光を放ち
風に吹かれようと
消滅することはなく
目蓋に残す
淡い温もりと
切ない涙
壮大な志は
恐 ....
鼻横のハナクソを取れ ミヤカワさんにパワハラ
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告発者にミヤカワ多し 一族の関係は?
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あの時代に街を彷徨う男は
夜の気配のする街角で
剣玉を所在なげに操る
夕暮れの街灯の下
足を組んで剣玉する男一人
街灯から降り注ぐ
まやかしの光の粒は
ぼーっとした色を男に与え
髪 ....
ありがとう=死ねやカス
いいえ、こちらこそ~=なんだと、殺すぞ
最近暑いですね=バカじゃねーの、旦那もキモいわ
ですよね~クーラーつけてます?=ブッサイクな子供よりかはマシだわ
....
この世界とあの世界の境目は
真っ直ぐと続いているのか
その境目に沿ってずっと歩いていけたら
もしかしたら
永遠を手に入れられるかも
わからない
この世界では人間と言う生き物でいられ ....
夜明けと共に目覚める
そして赤紫の空が生まれる
狂気の男が怯えている
偶然なのに
必然のごとく
それが誇大的妄想であっても
滑稽な一人芝居
嗚呼 悲しきクオリティータイム
私が描いてき ....
南東の低い空に
月がともっている
線香花火のさいごのよう
それがとつぜん
すっ、月がずれた
吐き気がした
めまいがした
車を走らせていた
ラジオから ....
転がり落ちる球を見ていると
途中で坂を下っているのか
坂を登っているのか
見ていて分からなくなった
見上げると
秋の光があって
黄色い光が踊っていた
自分の人生を想う
....
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